斬新な作風で人気のフラワーアーティストが、仕事の合間を縫って小旅行に出かけた。お供をしたのは、最新の安全機能を備えたSUBARU レヴォーグだ。
ツーリングワゴンといえばSUBARU。荷室は床面がフラットで、開口部の段差も小さく使い勝手がいい。愛犬のサモも一緒に行きたそうな様子だ。
撮影準備が整い、ブーケが手渡されると、夫婦の周囲がパッと華やいだ。これが花のもつチカラなのだろう。
川口昌亮さんは、ファッション誌や広告、空間ディレクションなどで活躍するフラワーアーティスト。妻の満紀子さんとともに東京・広尾のアトリエ「ポワンヌフ」を主宰している。
花の仕入れやスタジオワークなど、昌亮さんの仕事にクルマは欠かせない存在だ。クルマになにを求めるかを尋ねると、彼はふたつの要素を挙げた。
「妻と子ども、そして犬も乗せるので、家族で乗る時には安全性。仕事では、荷物を積めることが大事ですね」
この条件を満たすクルマとして、今回試乗してもらったのがSUBARUレヴォーグだ。目的地は「仕事でお邪魔して素敵だったので、プライベートで行きたかった」という、星野リゾートの温泉旅館「界 熱海」、その別館となるヴィラ・デル・ソルだ。
昌亮さんが感じたレヴォーグの視界のよさは、車体の設計をはじめ、シート形状やレイアウトに工夫を凝らすことで実現する。クルマの運転が好きになったのは、修行時代の師匠の影響だとか。
レヴォーグを運転する昌亮さんの第一印象は、運転がしやすいということ。そう感じる最大の理由は視界のよさで、これが安心感を生み、運転のしやすさにつながる。SUBARUは運転支援システム「アイサイト」だけでなく、視界設計をはじめとした総合的な安全性能を考えるメーカーなのだ。
「スポーティで、気持ちよく運転できる」と語る昌亮さんのドライブで、2時間弱で静岡県の熱海に到着。
別館ヴィラ・デル・ソルは、宿泊しない方でも一日ひと組限定でディナーの予約を受け付けている。国の有形文化財に登録された格式ある洋館で、フレンチの魚介尽くしのコースを楽しんだ後は、一路都内へ。帰路の高速道路では、レヴォーグの運転に慣れた昌亮さんに最新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」を試してもらった。
先行車と白線を認識し、高速道路をすべての速度域でアクセル、ブレーキ、ハンドル操作をアシストする機能に、昌亮さんは驚きの声を上げた。
「いやぁ、びっくりです。最初は自分でブレーキを踏んでしまいましたが、慣れると頼りになるし、疲れない。これは遠出をしたくなりますね」
助手席に座る満紀子さんは、なめらかな乗り心地と静かさに感心。重心が低く、完璧な回転バランスを実現する水平対向エンジンによるものだ。
助手席に座る満紀子さんによれば、「いつもよりリラックスして、楽しそうに運転していますね」とのこと。そう語る満紀子さんは、昌亮さんが手がけたブーケを大事そうに抱えている。安心のドライブを叶えるクルマには、花がよく似合っていた。
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SUBARU独自の総合安全思想に基づく、「アイサイト・ツーリングアシスト」
車体前方に設置されたステレオカメラが先行車と白線を認識。先行車両に追従して車線の中央を走るようにアクセル、ブレーキ、ハンドル操作を自動でアシストする。0〜約120km/hの幅広い車速域で安全性を高めるとともに、ドライバーの負担を軽減してくれる。
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川口昌亮(Masaaki Kawaguchi)
フラワーアーティスト、ポワンヌフ 代表
1974年、兵庫県生まれ。地元・神戸のフラワーショップで修行を積んだのち、フランスに活動拠点を移す。2007年に帰国し、東京・広尾にアトリエ「ポワンヌフ」を設立する。
川口満紀子(Makiko Kawaguchi)
ポワンヌフ マネジャー
1984年、東京都生まれ。都内のフラワーショップに勤務したのち、ポワンヌフへ。アトリエでは一般の注文にも対応してくれる。予約制なので事前に連絡を。www.p-neuf.com
星野リゾート 界 熱海 別館ヴィラ・デル・ソル
静岡県熱海市伊豆山759
0570-073-011(界予約センター)
チェックイン：15時 チェックアウト：12時 全7室
\58,000〜(1室2名、夕食付き)
http://kai-ryokan.jp/atami
岡村昌宏(CROSS OVER)・写真 photographs by Masahiro Okamura
サトータケシ・文 text by Takeshi Sato
レイナ・ヘア&メイク hair & make-up by Reina
