今をときめくミュージシャン達が影響を受けた「型破りな曲」8選がスゴい！

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（毎週月〜木曜／21〜24時放送）内で期間限定で放送したハミルトンのコーナー「HAMILTON OUT OF THE BOX」では、毎回「型破り」をテーマに、東京のミュージックシーンに欠かせない8組アーティストたちが「影響を受けた“型破り”なアーティスト」をピックアップ。彼らが選んだ、「ルールにとらわれない」「既成概念を覆された」「どんな逆風があろうと自分のスタイルを貫く」…そんなアーティストたちをご紹介！

あらゆるジャンルをハイセンスにミックスした楽曲とセクシーなヴォーカルが魅力の5人組、PAELLAS（パエリアズ）がセレクトした型破りなアーティストは、U2。少年時代に出会い「初めて聴いた時にロックのイメージを壊された」とは、ヴォーカルのMATTON。「大きなバンドでありながら、音楽の方向性があり得ないぐらい変わる」とその魅力を紹介。オススメの曲として『Lemon』をレコメンドした。

ツインギターの6人組バンドodol（オドル）。ヴォーカル＆ギターのミゾベリョウ、ピアノの森山公稀が選んだ、影響を受けたアーティストはYELLOW MAGIC ORCHESTRA。「どんな音楽ジャンルも吸収して、その時代で常に新しいものをつくり、さらにポップスさを失わない。今聴いても新しく聴こえる」と語る。影響を受けた1曲として『RIOT IN LAGOS』を紹介。

躍進が止まらないエクスペリメンタルソウルバンド、WONK（ウォンク）のKento NAGATSUKAはThelonious Monkをピックアップ。「音楽も、ファッションも、そしてライブ中に立ち上がって踊り出したりする、ぶっ飛んだところも型破り。メンバー全員が尊敬している」と語った。そして名曲『'Round Midnight』をセレクト。

日本のみならず世界を舞台に活躍する4人組インディロックバンドDYGL（デイグロー）。彼らの型破りの原点になったバンドは、The View。「1stアルバムを聴いた時に『ここまでシンプルにカッコイイことができるんだ！』と思った。ファッションもライフスタイルも自分らしいバンド」という。Nobuki Akiyamaは、「カッティングがカッコイイ。こんなことをやりたい！ と感じた」という曲『Superstar Tradesman』をチョイス。

現代のシティポップを代表する存在となった3人組バンドcero（セロ）。メンバー全員が大好きだというアーティストはSufjan Stevens。「とにかく多作であることが何より型破りだが、音楽のジャンルも多彩で、いろんな曲が書けつつも文学性も持っている」などの点を紹介。オススメの曲として『Too Much』を挙げた。

2ピースバンドとは思えない音の厚みとユニークさで型破りな存在となっているバンド、ドミコ。さかしたひかるが選んだアーティストはNeil Young。「ひたすら、おじいさんになっても作品を作り続けていることが型破り。僕らもそのメンタリティでコンスタントに曲を生み出し続けたい」と言う。あわせて、自身のプレイにも影響を及ぼしたという曲『Tell Me Why』をレコメンドした。

2017年はフジロックへの出演や1stアルバムリリースと飛躍の年となったDATS（ダッツ）。ヴォーカルの“もんじょう”こと杉本亘はRadioheadを紹介。「アルバムごとに作風がかわり、リアルタイムに『カッコイイ』と彼らが感じた音を取り入れ続けている。5人それぞれのキャラも活かされている」と語る。「変拍子で踊れる曲です！」と『15 Step』を挙げた。

ネオカワイイ女性4人組バンドCHAI（チャイ）が選んだ、原点となった型破りなアーティストはTune-Yards。全員一致で大好きだと語り、「最初に聞いた時に、音数が少ないのにパフォマンスや編成が面白くて、ヴォーカルが太鼓を叩いていたり…。衣裳も斬新でアート！」と絶賛。「とにかくハッピーで、声がスゴい！」という曲『Water Fountain』をセレクトした。


今をつくる注目ミュージシャンたちが影響を受けた「型破りの原点」となった音楽は、どれも個性的なものばかり。私たちのインスピレーションとブレイクスルーの源にもなるかも？ 視聴したい方は、世界最大の音楽ストリーミングサービス、Spotify：スポティファイで「Hamilton OUT OF BOX　型破りプレイリスト」で検索。ぜひ、一聴を！

【番組情報】
『SONAR MUSIC』
11/20～30（月〜木曜）／21時〜24時放送
※「HAMILTON OUT OF THE BOX」は、現在は放送終了