五感を刺激する!「現美新幹線」に乗ってワンランク上の感性を磨こう

2017.11.28 15:45
上越新幹線で運行中の「現美新幹線」をご存知ですか? この新幹線は、走るレストラン「東北エモーション」に続く東日本旅客鉄道のプロジェクトであり、コンセプトはズバリ、「走る美術館」。本物のアートに触れる旅を楽しみたい方にはぴったりの、乗り物としての新幹線の概念を変える「現美新幹線」の中身をたっぷりご紹介します。
■圧倒的な存在感! 世界最速の芸術鑑賞
2016年4月に越後湯沢駅から新潟駅間を走る上越新幹線で運行を開始した「現美新幹線」。「世界最速の芸術鑑賞」がキャッチフレーズの、移動しながら現代アートを楽しむことができる新幹線なのです。「乗ること自体が旅行の目的」となる魅力的な列車作りを目指し、TRANSIT GENERAL OFFICEの中村貞裕氏・岡田光氏が総合プロデュース。

そして、エクステリア(外観・外装)デザインを担当したのは写真家・映画監督の蜷川実花氏。車体は濃紺を基調にして色とりどりの長岡花火が描かれています。その雄大な姿は、一目見たら脳裏に突き刺さるものがあることでしょう。
■自然とアートがコラボする車内
「現美新幹線」の魅力は美しい外観だけではありません。6両編成の車内には、アーティストによる現代アートが各車両に展示されています。12号車にはアーティスト・小牟田悠介氏の鏡面ステンレスを用いた作品が展示され、14号車には探検家であり写真家の石川直樹氏の写真作品が展示。
15号車には現代美術家・荒神明香氏の造花を用いた作品、16号車にはアメリカ人アーティストのブライアン・アルフレッド氏のアニメーション、指定席はデザイナー松本尚氏によるデザインが施されています。

越後湯沢駅から新潟駅間はトンネルが多いのですが、現美新幹線は長いトンネルの暗闇も、トンネルから抜けた際の光も、これらアートを彩る一つの要素として私たちの目を楽しませてくれます。
■車内で過ごすリッチなカフェタイム
13号車の半分は、子どもたちがアートに直接触れることができるキッズスペースになっており、世界的アートユニット「パラモデル」の林泰彦氏と中野裕介氏によるプラレールをモチーフにした楽しい空間が広がっています。
13号車の残りの半分はカフェスペースで、古武家賢太郎氏が描いた色鉛筆画を鑑賞しながら、新潟県燕市の有名店「ツバメコーヒー」監修の本格的なコーヒーと、菓子研究家いがらしろみ氏監修の地元素材を使ったスイーツを楽しむことができます。カフェからキッズスペースが見渡せる作りになっているので、パパママも安心。
■いつもとは違う移動時間が楽しめる
日常では味わえない新しいアートとのふれあいが楽しめる「現美新幹線」。アートが好きな方はもちろんですが、普段あまりアートに触れることのない方も、幻想的で素敵な移動時間が楽しめるはずです。あなたもぜひ一度、「現美新幹線」に乗って新潟を訪れてみてはいかがでしょうか?
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