J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声を紹介している「iction! QUOTE OF THE DAY」。
毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。
10月30日・月曜~11月2日・木曜の4日間は、全国展開のヘアメイク専門店「株式会社アトリエはるか」の取り組みに注目しました。
「アトリエはるか」で、活躍しているヘアメイク・ネイルのアーティストは全国におよそ400名。そのほとんどが女性スタッフです。
初日の放送では、女性ならではのスタッフ教育制度について「アトリエはるか」創業者で、副社長の西原良子さんに伺いました。今、学ぶべき課題や、今後、自分がどのようにステップアップしていけるか、常に明確に描いていくことができる、スタッフ教育システム。
そのほかにも技術を習得するための講座の他、それらの技術をブラッシュアップするための、練習会なども多数実施。スタッフのレベルアップに独自の徹底した技術の「レシピ化」を取り組んでいます。
そんな初日のお話から導き出したQUOTE OF THE DAYは
「しっかり学べる環境が、働きやすい環境をつくる!」でした。
通常、1人前になるのに、3年かかるスタイリストが、アトリエはるか独自の技術のレシピ化で、10ヶ月で1人前に。同じ技術が提供できる点・サービスの均一化にもつながっています。
2日目は、「アトリエはるか」独自の制度「夢シート」を紹介しました。
これはスタッフが、現場での課題や問題点をまとめて、経営陣に提出するというものです。ここから、家族の休みを合わせる「家族休制度」や、仕事と家庭の両立を応援する制度 「両立社員制度」が発案されていきました。
そんなお話から導き出した2日目のQUOTE OF THE DAYは「働き方の提案は、自分に合わせた職場作りにつながる」。
経営陣に意見を伝えやすい環境が働きやすい職場を作り出す現場の意見を経営陣にダイレクトに伝えることができる「夢シート」制度でどんどん職場の雰囲気を変えていく「アトリエはるか」の試み、これからも注目です。
3日目は、アトリエはるかの休暇制度や海外研修制度について伺いました。
一般的に、美容業界は長時間の肉体労働や休みを取るのが難しいなど、厳しい職場環境のイメージがあります。そんなイメージの中、「アトリエはるか」では最大12連休のリフレッシュ休暇を取ることができます。スタッフ間でお休みのシェアをしていくことで可能になった長期休暇取得。そして、パリやニューヨークへの「海外研修制度」を取り入れているんです。
そんなお話から導き出した3日目の
QUOTE OF THE DAYは「リフレッシュ休暇と海外研修を使って、広い世界に目を向けよう」。
忙しい毎日が続くと、自宅と職場の往復だけで1日が終わってしまうこともあります。でも、広く海外に目を向けることは、リフレッシュにもつながるだけではなく、今後の自分の働き方にも多大な影響を与えてくれます。そんなサポートをしてくれる会社が、これから注目されていくのかもしれませんね。
最終日は、「アトリエはるか」の子育てサポートについてご紹介しました。
通常だと6週間前からの産休が、「アトリエはるか」では8週間前から取得することができます。そして出産から職場復帰のサポートは保育園事情や家族の協力態勢などにより、自分に合ったスタイルを選ぶことができます。こうしたお話から導き出した最終日のQUOTE OF THE DAYは
『子育ても家事も会社にとって大事な仕事の一つ!』」でした。
初めての出産や子育てをサポートしてくれる「アトリエはるか」。副社長の西原さんから伺った、「子育ても仕事の一つ」という言葉をはじめとする
社会と繋がることのできる職場環境をつくる試みは、これからの女性のライフスタイルにとって必要不可欠になっていくのかもしれません