東京スカイツリータウン内にある「すみだ水族館」で、11月19 日（日）まで期間限定で開催中の『Fairy tale in Aquarium〜水と幻想の世界〜』。写真に刺繍を施す手法などを用いて数々の作品を生み出しているアーティスト・清川あさみさんが、宮沢賢治の童話をイメージして館内を幻想的に演出したのだそう。どんな世界観なのかワクワクしつつ、早速行ってきました。するとそこには女子なら思わずうっとりしてしまうような世界が！
高さ７mのエントランスに映し出される「やまなし」の世界
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蟹の親子と輝く泡〜「やまなし」より〜
入館するとすぐ、高さ7mもの縦長の映像がお出迎え。こちらは宮沢賢治の『やまなし』の物語をイメージして作られたオリジナル作品だそう。目線の高さには、仲良さそうに寄り添う蟹の親子。見上げると、水中にきらめく光と優しい泡の数々…。ゆったりとした動きに見入っていると…なんだか心温まる気分になり、じわじわと癒されるのでした。作品の真下から見上げるように撮影すると、まるで蟹と一緒に谷川の底から水面を見ているような不思議な写真が撮れましたよ！
イーハトーヴの森とクラゲが織りなす展示にうっとり…
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クラゲの森〜「グスコーブドリの伝記」より〜
続いて、6階のクラゲゾーンへ。宮沢賢治の代表的な童話のひとつ『グスコーブドリの伝記』に出てくるイーハトーヴの森をイメージしたという映像は、とっても色鮮やか。森の四季のようにゆったりと変化する作品が映し出された大水槽の中を、ふわふわ優雅に漂うクラゲたち…まさに神秘的なユートピア。刻々と変化する美しい世界観は、動画モードで撮ってシェアするのもアリです。
「銀河鉄道の夜」の情景が広がる約50mの鏡張りの万華鏡トンネル
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銀河鉄道でわたる天の川トンネル〜「銀河鉄道の夜」より〜
館内の奥にある万華鏡トンネルは圧巻！ 名作『銀河鉄道の夜』に描かれている天の川をイメージした、約50mの鏡張りの空間になっています。水晶やトパーズの河原、きらきら燃えるとうもろこしの地平線など、宮沢賢治が言葉で描いた情景を清川さんが映像化。それと共演するようにふわふわ漂うクラゲの姿も、幻想の世界へと誘ってくれます。また、童話をイメージしたアロマの香りも漂い…五感で感じるファンタジックな空間です。
トンネル全体がもう別世界！ どこをどう撮ってもSNS映え間違いなしの幻想的なスポットです。
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（左）銀河系スイーツプレート （右）Fairy taleソーダ
最後に、展示に合わせた2つの期間限定メニューは要チェック。クラゲのようなふわふわのモンブランと銀河のようなベリーソースが美しい｢銀河系スイーツプレート｣。そして、カラフルなゼリーが入った梨のソーダに、クラゲのような綿あめがのった｢Fairy taleソーダ｣。どちらも味よし、見た目よしでした♪ 幻想的な空間に浸りながら、SNS映えもバッチリなこのイベント。デートにも、女子同士のおでかけにもオススメですよ！
