バカルディの“コウモリ”マーク、その誕生の秘密とは

2014.07.24 09:30
キューバ発祥のラム、バカルディのラベルにある“コウモリ”のロゴ。それは1862年の創業間もないころに生まれた。当時のキューバは識字率が低く、一目でバカルディとわかる工夫が必要だった。創業者、ドン・ファクンド・バカルディの妻、ドーニャ・アマリアは、ラムの原料、サトウキビの香りに引き寄せられて蒸留所に棲みついていたフルーツコウモリを発見。キューバでは古くから幸福や健康の象徴であったコウモリが、バカルディ・ラムの“顔”にふさわしいと採用された。以来、おなじみのマーク「バット・デバイス」として、現在のボトルにも引き継がれている。