信号大国ニッポン。走ると赤信号でどのくらい止まるのか?

2017.08.09 09:00
日産自動車が6月に公開した動画「信号大国ニッポン × NOTE e-POWER」。みなさんはご覧になりましたか? 日本は世界の国の中でも群を抜いて信号設置数が多く、撮影スタッフが都市部を走行したら1時間のうち22分も信号で止まっていたという、ちょっと衝撃的な事実を浮き彫りにしたこの動画。見終わった後に「言われてみたらずいぶん長い時間、止まっている気がする…」と感じました。
そこで今回は、モデルの葉月リナさんが日産の電気自動車「ノートe-POWER」で実際に街中を走ってどのくらい信号で止まっているのか検証してみました!
信号が青に変わっても、次の信号でまた止まる…
リナさんが初めて買ったクルマはMTのコンパクトカー。そして現在は大排気量スポーツカーに乗る根っからのクルマ好き。もちろんプライベートは頻繁に運転を楽しんでいるそう。

「一般道だとすぐに赤信号に引っかかっちゃいますよね。それが普通のことなので意識しませんでしたが、どのくらいの時間止まっているかは私も気になります」
今回のコースは横浜市西区にある日産自動車本社から横浜市金沢区にある八景島までの一般道。距離は約18km、日中だと走行時間が1時間くらいになります。スタートからしばらくは交通量の多い観光地やオフィス街を走ります。

「信号が青に変わってもすぐ目の前の赤信号で止まっちゃう。仕方ないけれど、やっぱりイライラしますよね…」
信号が少ない道でも、赤信号の影響を受けることが…
オフィス街を抜けると高速道路の高架下を走るルートに。信号の数は少なくなりますが、今度はトラックの台数が増えて、一度の信号待ちでクルマが長蛇の列に。必然的に止まっている時間も長くなります。また、トラックが多い道では赤信号で止まらないまでも、トラックが交差点で止まらないようにかなりスピードを抑えて走ることも多くなります。リナさんの顔もだんだんと曇り気味に…。
総走行時間の1/3以上が赤信号で止まっている時間!
今回は、日産自動車本社~八景島間の往路と復路で赤信号に止まっている時間を測ってみました。往路は走行時間が約50分で、赤信号で止まった時間が約13分50秒。復路の走行時間は約55分で赤信号で止まった時間が約20分30秒でした。
「こんなに長い時間止まっているんなんてビックリ! でも日産ノートe-POWERを運転して気付いたのですが、信号が青に変わったとき、アクセルを軽く踏んだだけで静かにスピードが上がっていくので気持ちいいんですよ。とくに一番前で止まったときは自分の思い通りに加速できるから楽しい。これはいいですね。驚いたのはアクセルから足を緩めただけで自然にスーッとクルマが停止するワンペダル! アクセルとブレーキを何度も踏み替えなくてもいいのがこんなに楽なんてビックリです」
モーターを動力にする電気自動車が、街中でのストレスを軽減!
実践女子大学人間社会学部教授で日本交通心理学会の会長を務める松浦常夫氏によると、赤信号の影響で頻繁にストップ&ゴーを繰り返すと、精神的・肉体的の両面でストレスがたまるそうです。運転中のストレスは、思わぬ事故を招くことも。でも、信号大国である日本では、街中を走る際に赤信号で止まることから逃れることはできません。だからこそスムーズにストップ&ゴーができるクルマでストレスを少しでも減らすことが大切。松浦教授は、モーターを使うことで発進時から大きな力を出してスムーズに加速できる電気自動車が人々のストレスを減らしてくれるはずだと話します。電気自動車ならではの走りを気軽に味わえる日産ノート e-POWER、お勧めですよ!