オフィスにも多様性を?働きやすさを追求したサテライトオフィス

2017.06.26 12:30
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、
この4月からスタートした「iction! QUOTE OF THE DAY」。
仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声をご紹介。毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。

6月5日~8日は、オフィス向けのサテライト・オフィスの企画・運営を行うザイマックス・グループの取り組みにフォーカス。リモートワークを支えるサテライト・オフィスのあり方についてご紹介しました。
初日は・・ザイマックス・グループが運営するサテライト・オフィスのきめ細やかな工夫について株式会社ザイマックス、経営企画部の
長田健登(ながた・けんと)さんに教えていただきました。

セキュリティやプライバシーを重視した空間、電話のしやすいブースの設置、そして、子育て世代に役立つキッズスペース付きオフィスの設置など、利用者のニーズに合わせてつくられたオフィス。開設場所の選定には、仕事帰りに寄れるような商店街が近くにあるか、通勤の導線はストレスがかからない道のりか、など様々な部分が考慮されています。

そんな、初日のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『理想のオフィス作りは多様なニーズの理解から』

満員電車のストレスや通勤時間の軽減、子育てや介護との両立などから
働き方が大きく変わろうとしている現在、新しい世の中に適した
サテライトオフィスになるよう工夫された空間は、利用する社員や子供にとって快適な空間であるとともに企業側にもメリットがあるよう作られています。
ワークスペースと子供の遊び場と、普段は相容れないスペースもそれぞれの視点から考え両立を工夫することで、理想の新しい職場環境が作り上げられています。
2日目は、実際にサテライトオフィスを利用することで生まれる効果や理想のワークスペースのあり方についてご紹介しました。
実際に残業時間の軽減、仕事の効率化、そして営業職のアポイント数の増加など、成果も出ているというザイマックス・グループのサテライトオフィス。スマートフォンを使った予約・入退館システムやオフィスと変わらない環境など、仕事に集中しやすく、時間の有効活用ができる働き方が実現可能となっています。
キッズスペースの併設や外回りの合間に寄る都心型、そして自宅に近い郊外型など、
そのバリエーションも増えているようですが、様々なタイプのオフィスを
状況に合わせて使い分けられる、そんな形が将来のワークスペースのあり方なのかもしれません。
そんな2日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『オフィスにも多様性が必要な時代』

無駄な時間の削減により生産性の向上、ライフワークバランスの向上、
そして、会社へのロイヤルティの向上にもつながるという
プラスの連鎖が生まれているザイマックスのサテライトオフィスですが、時間の節約ができるサテライトオフィスを利用したり、意見交換がしやすい会社に出勤したり、と
様々な選択肢がある状況が理想の職場環境のようです。
そして、3日目は、実際に利用者の声をご紹介しました。
通勤に1時間半から2時間かかるという20代男性の馬立さんは、月に3〜4回サテライトオフィスを利用されているそうですが、セキュリティやプライバシー、仕事のしやすさなどを追及したサテライトオフィスはカフェなどで作業をするより集中でき、
自宅で作業するよりもスイッチの切り替えがしやすいなど、メリットも大きいようで
何かを犠牲にするリモートワークではなく、会社と変わらず、更にプラスの変化を生み出す環境作りに繋がっているようです。

社員同士のコミュニケーションの問題などは、電話会議やチャットなどで
解消でき、通勤時間に充てていた時間は人と会ったり、自分の身になる時間の使い方ができるようになったという馬立さん、改めて時間のありがたさ、効率的な使い方について、考えるようになったと言います。

そんな3日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『何かを犠牲にするのではなく、楽しく、更なるプラスを生むリモートワーク』

何かを我慢してリモートワークするのではなく、会社と変わらない環境で、さらに楽しく仕事ができるのがこれからの働き方。働き盛り世代だからこそ、仕事の比重が大きい分、楽しく仕事をしていきたいという言葉が印象的でした。
4日目は、キッズスペース付きサテライトオフィスを利用されている方の声にフォーカス。子供と一緒に出勤して、見守りサービスのスタッフに子供を預け、自分は集中して仕事に取り組むという赤井さん。6歳のお子さんと一緒に月1,2回程度利用されているそうですが、ガラス越しに子供が遊んでいる姿を見ながら仕事できるという環境は感慨深いものがあったようです。ボールプールで遊んだり、DVDを見たり、工作をしたり、
時には英語教室なども開催されるというキッズスペース。子供も楽しめるように工夫されているため、子供からも「また行きたい」という声が多く聞かれているよう。
子供にとっては保育園以外の環境を経験することで、世界が広がるという良い経験になり、
そして、子供と一緒に仕事できたら、というお母さんの願いを叶える空間にも
なっているようです。

そんな最終日のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『サテライトオフィスの利用でワークライフバランスを実現』

自分が仕事を続けることは果たして子供のためになるのか、会社のためになるのか、悩みのつきない子育て中の社員にとってサテライトオフィスは一つの解決策となっているようです。
現在もこういったサテライトオフィスの設置を検討する企業はどんどん増えているようですが、働き方改革が叫ばれる中、こういった職場環境が当たり前な時代が早くやってくるといいですね。