『溺れるナイフ』映画監督・山戸結希が語る、女の子への熱き思い

i-D
2017.05.19 10:00
昨年、主演に小松菜奈・菅田将暉を迎えた『溺れるナイフ』で、その才能を全国に轟かせた新鋭の映画監督・山戸結希。「自分の映画をすべての少女に届けたい」と語る彼女の熱い思いは、予想を超えたスピードで現実になろうとしている。
学生時代に制作した『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年)が、第24回東京学生映画祭審査員特別賞を受賞。少女の心の揺らぎを、確かな編集力・演出力で切り取り、圧倒的な作家性で、10代の女の子たちから爆発的な支持を獲得。それだけでなく、多くの映画ファンや批評家たちからも高い評価を受ける、今最も注目を集める若手映画監督だ。
前述の初メジャー作品『溺れるナイフ』(2016年)では、危うくも美しい青春の煌めきを、20代の瑞々しい感性と表現力で見事に切り取ってみせた。THE FIFTH SENSEでは、彼女の、映画と「女の子」への思いに迫るロングインタビューを実施した。