マーブル模様、ゴールドに和柄!個性的でエネルギー溢れる女性陶芸家

i-D
2017.05.11 10:00
陶芸と聞くと、まず何を思い浮かべるだろう? ろくろを回し、辛抱強く花瓶や左右対象の美しい形の陶器を作っていく。それが一般的なイメージだろう。
しかし篠崎裕美子がつくる作品は、形から感触、色使いまで、なにもかもが陶芸のイメージを一新する。つるつるやぶつぶつなどのテクスチャーが入り混じったテクスチャー。ゴールドやシルバーの光沢や和柄に組み込まれた、パステルなカラーパレットのマーブル模様。左右に広がり、エネルギーに溢れるシェイプは見飽きることがない。
一見不可解で奇抜な作品には、彼女ならではの思考や疑問が込められている。見る者の五感を刺激する、篠崎の陶芸作品のメッセージとは?