J-WAVE(81.3FM)のモーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、
4月からスタートした「iction! QUOTE OF THE DAY」。
仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、
新しい働き方を実践する方々のリアルな声をご紹介。
毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる
‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。
4月10日から13日の放送では、保育園を併設したコワーキングプレイス
「Cs TACHIKAWA」が提案する「第三の働き方」についてご紹介しました。
JR立川駅から徒歩5分。多摩地域のワーカーにとってアクセス抜群の立地に
今年2月にオープンしたCs TACHIKAWAは、
企業主導型の保育園と22席のシェア・オフィス、
3部屋のセミナールームを備えたコワーキングスペースです。
施設名に掲げられている「Cs(シーズ)」には
ChallengeやComunity、Chanceなど前向きな言葉や、
これからビジネスなるであろう種=「Seeds」も集まる場所になれば、
という思いが込められているそうです。
女性が仕事を続ける上で、子どもの預け先があるワーキングプレイスは「マスト」。
そう話してくれたのは、この施設を運営するCsプレイス代表の森林育代さん。
ご自身も育児をしながらフルタイムでお仕事をされてきた経験があります。
特にフリーランスで働いている方や自ら起業している方、
自分の経験を活かしたセミナーを開きたい、といった働き方を望む方々にとって
託児所が併設されたコワーキングプレイスCs TACHIKAWA」は
大きな受け皿となっているそうです。
こうしたお話をご紹介した
初日10日の放送から番組が導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『 C から始まるポジティブワードを探してみよう』
森林さんは、ご自身の経験も踏まえて、「子どもの預け先がない」という理由から
仕事を諦めるという選択肢を取ってほしくない、と、その思いをご紹介くださいました。
保育園がない、という社会的な課題に対して、
ないならつくる、というポジティブな発想から、この施設を起ち上げ運営されています。
その活動を支えているのは“C”から始まるポジティブワードたち。
日々、働く、という中で、自分なりの“C”から始まるポジティブワードを見つけ
実践していくことで、自分自身の働き方の改革につながるのかもしれません。
2日目は、Cs TACHIKAWAが実現する
「第三の働き方」についてご紹介しました。
ベッドタウンである多摩地域から都心に出勤するのは、
育児中の女性にとっては、さまざまなハードルがあります。
これまで当たり前だった出勤して会社で働く
フリーランスの方であれば、自宅で仕事をするか・・・
いずれも育児とのバランスを保ちながら、両方を続けることは、いつか重荷になるのが現実です。保育園を併設することで、こうした課題を解決し、
都心に毎日出勤することなく仕事ができる環境を整える、
第三の働き方は、こうした選択肢を実現する働き方にあります。
そんな2日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『職住近接を改めて考えてみよう』
育児だけに限らず、いま、社会人2年目、3年目の方でも住居と職場の距離を
大切にする考え方が増えています。もちろん、住まいを替えるには、
お家賃など経済的な問題も発生しますが、働く場所と住む場所の関係・・・
仕事を変えることはできなくても、中間点にあるコワーキングスペースを探し、
その選択肢を、自ら探して考えてみることで、
自分にあった働き方が見つかるのかもしれません。
3日目は、実際にCs TACHIKAWAを利用しているワーカーの方の
働き方についてご紹介しました。
取材に協力してくださったのは、フリーランスで
住宅などのガーデンデザインを手掛ける多田恵里花さん。
出産後、当初は、自宅で、また、お子さんを連れて現場にいくこともあったそうですが、
お子さんが成長するにつれ、保育園に預ける、という選択肢を考え出したそうですが、
実際に預けてみようと探し始めると、預け先がない、という現実に直面されました。
その中で、Cs TACHIKAWAの存在を知り、利用してみたところ、
託児所がついているワーキングスペースということで、
すぐ近くにお子さんがいる安心感もあり、
仕事に集中できるようになった、とお話ししてくださいました。
また、こちらを利用する前までは「母親」としての自分、
「仕事をする自分」、どちらも中途半端になってしまっているのでは、という悩みもあったそうですが、そうした悩みをもなくなった、と笑顔でお話ししてくださいました。
そんな3日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『自分のリズムがくずれていないか感じてみよう』
Cs TACHIKAWAを利用する前は、お子さんが寝てから
夜中にひとりで仕事をする、という生活が続いていたそうですが、
施設を利用するようになって、昼間に仕事を終え、夜はお子さんと一緒に寝ることが
できるようになったという多田さん。
自分の生活のリズムが崩れていると感じた時に、それがなぜか?
その原因を考えてみてはいかがでしょうか?もし、その原因が分かれば、仕事の効率も、
プライベートの充実もアップするのかもしれません。
4日目は、働き方の改革と同時に地域との結びつきを生む
Cs TACHIKAWAの「これから」に注目しました。
仕事復帰を希望する中で、フルタイムで働くこと、を目的にしていない方もいます。
JR立川駅の目の前にある商店街の中にあるCs TACHIKAWAは、
こうした働き方を希望される方と地域で必要とされている仕事をマッチングする、
という提案も今後、さらに力をいれていくそうです。
街との協力で、さまざまな「働き方」の需要に応える、
その需要と雇用がマッチすることで、地域の活性化にもつながる、
つまり、仕事を創出し、新しい働き方を提案する、ということに繋がります。
そんな最終日のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は・・・
『新時代の働き方の定義づくりに参加してみよう』
これからの働き方について「自分なりの道をみつけることが新しい働き方の価値観をみつける道に通じる」、これからの働き方について、
そんな考え方をお話ししてくだったCs TACHIKAWAの森林育代さん。
組織=会社のルールももちろん大切ですが、
自ら声を発して働き方ルール作りに参加する。イチ社会人として、私たちひとりひとりが、
“個人”として成長することが求められている時代なのかもしれません。