伊野尾慧、渡辺直美、DOTAMA… 社会人1年目の思い出は?

2017.03.22 00:00
J-WAVEで3月20日(月・祝)にオンエアした「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL MIZUHO presents TOKYO NEW LIFE」(ナビゲーター:グローバー)。 「東京で新たなスタートを切るフレッシャーズを応援!」をテーマに、9時間にわたって生放送でお届しましたが、さまざまな著名人から、この春新生活を始める人たちに向けて、応援メッセージと自身の新生活についてのエピソードコメントが寄せられたので、その一部をご紹介します。

■山村隆太 (flumpool)
flumpoolはデビューして10周年がもう間近なんですが、1年目は毎日が夜の海をひたすら泳いでいるような、どこに向かっているのか判らない手探りの中、ひたすら手と足と体を動かし続けている。そんなワケのわからない状態で、それでもやがてどこかにたどり着くだろうと、無我夢中だったのがflumpoolの1年目でした。

僕は今、役者として演技を始めさせてもらって、それこそデビュー1年目なんですが、flumpoolがデビューした頃の気持ちをいつの間にか忘れてしまったなと思うくらい、挫折と反省と後悔の繰り返しで…。デビュー当時の気持ちや、何か新しいことに挑戦する気持ちは、年をとればとるほど無くなっていくものでもあるので、皆さん、この1年目で感じる新鮮な気持ちを楽しむくらいの気持ちで、お互い、フレッシャーズとして頑張って行けたらいいなと思っています。

■大原櫻子
4年前、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」でデビューした時は、セリフ一言一言が大変でした(笑)。学生生活と社会人との違いも感じましたし、思いやりというか、差し入れひとつが大事だったり、そのひとつでコミュニケーションが取れたり、「社会人は思いやりというのを大事にしているんだな」とすごく思いましたね。

この春、新生活や新社会人となる皆さん、春は色々な出会いがあります。私は、周りの人や友達に、色々なことを教えてもらって成長している気がします。出会いというのはひとつひとつ大切だと思うので、お友達や先輩を恥ずかしがらずにたくさん作ってみてはいかがでしょうか。私もこの春に出会う人たち、すごく楽しみにしています!

■渡辺直美
元々、よしもとに入ろうと思ったのは、「ルミネtheよしもと」という新宿にある劇場に立ちたいという夢があったからで、ありがたいことに1年目で初めてそこの出番が入ったんですけど、その日が自分の成人式とかぶってたんです。成人式をとるか、「ルミネtheよしもと」をとるか…でも私はルミネのためにこの世界に入ったから、成人式を蹴って出たんですが、引くほどスベるっていうね(笑)。だからトラウマというか、ルミネは毎回緊張するんです。でも慣れないように、いつも初心を忘れずに、頑張ろうと思えるような場所です。慣れって怖いんだよね、ケガとかするし。

当時は怒られても、大人の言ってることは良くわからなかったですね。「何を怒ってるんだろう?」と思いながら「すいません」って言ってるけど、でもどんだけ怒られてもすぐ謝ること、それをすごく学びました(笑)。そして3年後とか5年後に気づくんですよ、「あの先輩が言ってたことはこういうことだったのか!」って。怒ってくれる先輩ってすごく貴重で、期待してない人には怒らないなって、自分が先輩になったときに思いました。

ピースの綾部さんがそうでした。ガンガン怒るから、当時は「なんでこの人、こんなに怒ってるんだろう?」って思ってましたけど(笑)。今思うと、あの人がいなかったら今の私はいないと思うし。なので、これからきっと怒られることもいっぱいあるかもしれないけど、プラスに考えて、とにかく謝ろう(笑)! 直せば大丈夫! みんなも楽しくお仕事頑張ってもらいたいなと思います。

■伊野尾慧 (Hey! Say! JUMP)
僕が仕事を始めたのは、ジャニーズ事務所に入った小学5年生の頃だったので、普通の社会人の方とは少し違うとは思うんですけど…社会人になったなって改めて実感したのは、大学を卒業したときに「芸能の仕事1本で」と思ったときです。

これから東京で新生活を迎えるリスナーの皆さん、新生活っていい響きですよね。新しいことってこれからどんどん無くなっていくから、今の“新生活がある”っていうことを全力で楽しんで、新しい経験ができるってことは本当に幸せなことですから、大変なこと、悩むこと、壁にぶち当たることはたくさんあると思いますが、全力で頑張ってください!

■DOTAMA
フレッシャーズ1年目といいますと、当時、サラリーマンをしておりまして。右も左もわからなくて、先輩にすごい怒られながらヒーヒー言ってて、本当に記憶がないですね。あっという間に終わったような感覚でした。でもあの時、逆に色々なものが新鮮に映って、職場のあれこれ、お客様にどう接するかとか、会社の事務作業とか、すごい楽しかったっていう記憶はあります。全てにおいてがむしゃらに挑めた時期でもあります。

1年目を超えてくると、良し悪しも判ってくるから違う感覚になってくるんですけど、1年目っていうのは全てが新鮮に見える時期で、それってすごい大事だと思うので、社会人1年目のみなさんも、余裕なんて無いと思いますが、「常に新しいことが自分を待っているんだ」っていう感覚でお仕事に臨んでみるといいと思います。


さまざまな分野で活躍する先輩たちが、自身のフレッシャーズ時代を振り返りながら、この春、新生活を迎える“1年生”たちにくれたエールの言葉。人生で一度しか経験できない“1年目”、この春から始まる人は、思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。


【番組情報】
番組名:特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL MIZUHO presents TOKYO NEW LIFE」
放送日時:3月20日(月・祝)9時-17時55分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20170320/