<GUCCI>ファッショニスタ、ラポ・エルカーンの洗練

2014.06.11 04:00
イタリアのフィアット社の元会長の孫であり、世界中の男性誌にベストドレッサーとして取り上げられるほどの独特のセンスとカリスマ性を放つイタリアンスタイルのアイコン、ラポ・エルカーン。そんな彼がグッチのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニとともにデザインを手がけたグッチの新しいメイド・トゥ・メジャーのカプセルコレクション「Lapo's Wardrobe」が5月30日(金)に全フロアのフルリノベーションを終えグランドオープンしたグッチ青山にて日本で初めて展開されている。

2010年のGQ US誌にて、世界で最もセクシーな男性25人の1人に選ばれ、世界的なセレブでありながらファッションリーダーとして有名なラポ・エルカーンは、イタリア最大手の自動車会社であるフィアット社の元会長のジャンニ・アニェッリ(フィアットの創業家)の孫として1977年にニューヨークで生まれた。

家族が経営するフィアット社に入社した後は、ブランドプロモーションを手掛ける一方で、フィアットのヴィンテージロゴを使ったフィアットセーターをデザインし多くのセレクトショップなどで相次いで完売するなど、フィアットが業績面で苦しい時期に、若い世代からの指示を集め大成功を収めた。その後独立したラポは、ライフスタイルブランドとして幅広いジャンルの企業ともコラボレーションをおこない、その卓越したセンスを発揮している。

5月29日(木)にはグッチ青山のリニューアルオープンを記念したレセプションパーティに出席するため来日。フリーダ・ジャンニーニのクリエイティブなビジョンとラポ自身が体現するスタイル、そして洗練されたイタリアンレガシーへの情熱が融合した「Lapo's Wardrobe」を着用して出席し注目を集めた。

クラッシックなテーラリングをコンテンポラリーに表現したメイド・トゥ・メジャー「Lapo's Wardrobe」コレクションは、27ルックで構成され、エクスクルーシブなライニング、ベスト、タイ、サスペンダー、ハンカチーフなど細部にまでこだわってつくられている。またこのコレクションのためだけの特別なファブリック セレクションに加え、スペシャルなフィニッシングやディテールでのカスタマイズ、パーソナルテーラリングサービスにも注目。ぜひグッチ青山で、このラグジュアリーで洗練されたカプセルコレクションをチェックしてみては?