マイタケのパック詰めでは、形が一つひとつ異なる株を見極めてカットし、見栄えよくパックに詰める技術が欠かせません。本実証実験では、言語化が難しい熟練者のカットの技をAI が具体的な言葉に置き換え、形式知化したうえで教育に活用できるか検証します。製造業を対象に暗黙知の形式知化を推進してきたエムニの AI 技術と、ユキグニファクトリーの現場で継承されてきた匠の技を融合し、技能伝承の仕組みづくりを目指します(図1)。
また、こうして蓄積した匠の技は、人への教育にとどまらず、ロボットと連携したフィジカル AI が熟練者の動作を学ぶための基盤としても活用していく予定です。
本実証実験を通じて、エムニは、ユキグニファクトリーのマイタケの品質を支える技術の継承に寄与します。また、本技術はパック詰めにとどまらず、溶接や組付け、目視検査など、人の見極めが品質を左右する工程に幅広く応用できます。生成 AI をはじめとする最先端の AI 技術を駆使し、ものづくりの現場に眠る暗黙知の形式知化と技能伝承への活用を進めることで、製造業の皆様の課題解決と業界全体のさらなる発展に貢献していきます。