はざ掛けやトシャク、手植えから脱穀まで昔ながらの方法で米を10年作り続けました。その間に近所のお年寄りたちから教わった「はざ掛け」「トシャク」「古道具の使い方」「しめ縄」などの知恵と技術が沢山あります。教わった知恵と技術を私の所で終わらせず色々な方々にも関わってもらう事で未来へ繋げていきたいです。
私たちは手で田植えをし、稲刈りをして、ハザ掛けをした後、足踏み脱穀と唐箕で昔ながらの方法を守りながら米を10年作っています。最初は全く何もわからない私たちでしたが、少しづつ近所のお年寄りに話を聞いたり教わったりする事で少しずつ知恵と技術を身につけていきました。今度は私たちが次の世代に知恵と技術を伝え、この昔ながらの風景を、この先の時代に残したいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
超民家やまねは、古い民家を活用しながら、日本の農業文化や自然の中での暮らしを次世代に伝える活動を行っています。私たちは農業の効率化よりも、その過程の豊かさを何より大切にしています。自然と共生する暮らしの中で、昔の技術や知恵がどのように生かされているのかを、体験を通じて伝えることが私たちの役割だと考えています。
米作りは機械がなければ作ることはできないと思われています。しかし、手作業でも自分たちの力だけで家族分のお米を育てることは可能です。
田植えから稲刈り、脱穀まで、それぞれの工程で友人にお手伝いをお願いしたりゆっくりと話をしながら作業を進めていく時間は、まさにかつて昔の人が持っていた豊さそのものです。そういった過程で収穫できたお米は、単に食べ物ではなく、お手伝いいただいた人たちのお礼として配り、繋がり合いコミュニティとして育っていきます。
毎日口にするお米だからこそ、「どのように育てられたのか」その背景を知って食べていただきたいと思っています。 私たちのお米は、土を耕さない「不耕起栽培」と「肥料・除草剤不使用」にこだわり、CO2の削減や土壌保護など、食べるだけで地球環境の保全に貢献でき、身体にも優しいお米です。
今や機械化で珍しくなったハザ掛け米ですが、ハザ掛け米の美味しさはご近所の方も口を揃えて言います。機械乾燥と違い天日干してゆっくりと乾燥させたお米は甘みが強くとても美味しいのです。特に冷めてからの味が違います。手で田植えをし、ハザ掛け(天日干し)をした、一粒一粒に想いが詰まったお米をぜひ味わってください。
高齢化や過疎化が進む中で、昔ながらの米づくりの風景は急速に消えていっています。田んぼで腰を折って手で田植えをする人、秋に黄金色に実った稲をハザ掛けする景色。こうした風景は、単なる農業風景ではなく、日本の文化であり、自然と人間の関わり方を表していると思っています。
私たちも見たことが無かったハザ掛けやトシャクなどは近所のお年寄りに聞きながら少しづづできるようになりました。この景色を、子どもたちやこれからの世代に見てもらい、体験してもらいたい。そして、昔の人たちが培ってきた知恵と技術を、未来につなげて行くためには子供達が米作りに関われる機会作りを継続していかなければなりません。
作業でつくったお米の価値は、私たちの中では何ものにも代え難いものです。しかし、機械を使わず手間をかけたお米は大量生産できず、価格との釣り合いが難しくなるのが現実です。毎年、稲わらを『トシャク』で保存し、11月には参加者を募って稲わらで綱を練り、子供達と一緒に大綱引きをするイベントも開催しています。こうした活動を続けていくために、昔ながらの米づくりの技術や風景を後世に残したいという想いを共有してくださる皆さんのサポートが、何より大きな力になります。
機械使わずにお米を作るというのは本当に大変です。日々試行錯誤しながらより簡単に米作りをできないか考えています。アースインジェクターとは不耕起地の固い土の上から立ったまま種まきをするための道具であり私が考えた物です。今年の米作りはこの道具を使い一人だけで4倍の面積をこなす事ができました。機械を使わないと大変で難しいと思われていた米作りが機械を持たない素人でもできるようになります。今年、特許出願もさせていただきました。SNSでも反響が多いため、リターンにもアースインジェクター関連のものを入れさせて頂きました。
皆さんからのサポートは、昔ながらの米づくりを守り続けるための活動資金になります。SNSで暮らしの発信、古民家の維持管理、イベント開催費用、そしてなにより一般の方でも米作り可能になるようにアースインジェクターの開発費用にもに充てさせていただきます。私たちの活動を応援してくださる方々がいて下さる事が、私たちが続けていける理由になります。皆さんの支援は、単なる資金援助ではなく、昔ながらの農の営みを未来へつなぐ事と、米作りを通した未来の生き方を発信するサポートとなります。
私たちの家族は、自給自足を実践しながら、安心安全な食べ物を子どもたちに食べさせることを大切にしています。できるだけ仕事は家でできるものにして、最低限の収入で暮らすことで、家族と過ごす時間を優先する選択をしました。この暮らしの中で、昔ながらの米づくりの営みは、単なる農業ではなく、子どもたちに伝えたい生き方そのものなのです。買うだけが選択肢ではなく自分達で食べ物を作り出すことができ、空いた時間は家族で豊な時間を過ごす生きる楽しさを分かってもらいたいと思っています。
現代社会では、働いてお金を稼ぐことに集中している人が多い中で、私たちは食や健康、子育てを優先し、仕事と暮らしのバランスを大切にする選択をしました。昔の人たちがつなぎ続けてくれた米づくりの技術と、その営みから生まれる風景。それらは、私たちの世代で途切れさせてはいけない大切なものだと信じています。自然と共生する暮らし方、持続可能な社会を目指す皆さんとともに、この活動を続けていきたいのです。皆さんのサポートが、その継続の力になります。一緒に、昔ながらの米づくりを未来へつなぎませんか。心からのご支援をお待ちしています。