日本古来の青「ジャパンブルー」。藍染めの魅力とは?

2016.12.01 13:00
緑の藍の葉から生み出される藍染めの「青」の色。この青は「ジャパンブルー」とも呼ばれ、日本の原風景として私たちの記憶に刻まれてきました。

かつて、青は藍でしか生み出すことが出来ず、たいへん貴重であったことから高貴なものにしか許されなかった色。
それが庶民に普及したのは江戸時代。「布を藍で染めたものは丈夫になる」と手ぬぐい、野良着、肌着、暖簾などに使用され、日本の生活の中に藍の生み出す「青色の風景」が広がってゆきました。

藍染めの原料に使われる「タデアイ」の葉は、薬草として消炎、解熱などにも重宝され、また、食事の薬味などにも使われるほど、人々の日々の生活に溶け込んでいたものでした。
この「タデアイ」を使った原料づくりから染めまで、すべて手作業で行う藍染めの工房が、湘南、鵠沼にあります。

日本の古来の青、ジャパンブルーが、今着れるTシャツやセーター、バッグに蘇る!
さらに見るから先で、現代のライフスタイルを変える、藍染め集団のこだわりをご紹介。