わっしょいしょい!
シャープ初のウェアラブル、スマートウォッチ「からだメイト Watch」とスマートリング「からだメイト Ring」を発売しました!
そして、ウォッチとリングに連携するヘルスケアアプリ「からだメイト」もリリースしています。
シャープがお届けする、ウェアラブルとは一体どんなものなのでしょう!
ウォッチとリングがよく見えるよう、このキメキメモデルポーズをしてくれた企画開発の3人にインタビューしてきました!
左から
<ヘルスケアアプリ担当> 通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 片野
<スマートリング担当> 同部 岡田
<スマートウォッチ担当 兼 ウェアラブル全体管理> 同部 課長 田中
■「食」が測れたら、ウェアラブルはもっと面白くなる
―――まずは、スマートウォッチ、スマートリング、ヘルスケアアプリの特長を教えてください。
(田中)スマートウォッチ「からだメイト Watch」の大きな特長は、摂取カロリーを自動で測定できることです。食事で摂取したカロリーと日々の活動で消費したカロリーのバランスを可視化できるほか、時計を見るような自然な動作でバイタルデータを確認できる独自UI「サーキットビュー」を搭載。無理なく、楽しみながら健康管理を続けられるスマートウォッチです。
摂取カロリーを自動で測定できるウォッチは、国内ではシャープ製だけです。※
さらに、重さ約33g・薄さ9.4mmの軽量&コンパクト設計で、長時間付けっぱなしでも負担が少なく、ハンドソープでの洗浄も可能で、日常的に清潔に使っていただけます。
※2026年10月現在、生産および販売をしているスマートウォッチとして
(岡田)スマートリング「からだメイト Ring」は、「加速度」「心拍」「血中酸素レベル用赤色/赤外線」「皮膚温度」の4つの高精度センサーを搭載。活動量や睡眠状態をはじめ、さまざまなバイタルデータを計測し、日々のコンディションを多角的に把握できるスマートリングです。リングもハンドソープでの洗浄が可能で、さらにシャンプー、中性洗剤、アルコール消毒にも耐えられる仕様です。
(片野)ヘルスケアアプリ「からだメイト」は、健康データや食事内容をまとめて管理できます。健康スコアの表示や管理栄養士監修のアドバイスを通じて、一人ひとりの状態や目標に合わせた健康づくりをサポートします。
―――ありがとうございます。では、シャープがウェアラブルに参入した経緯を教えてください。
(田中) はじまりは、スマートリングでした。
3年半ほど前、私が企画書を事業部長や本部長に持っていって、
「リングをやりたいです」
と直談判しに行ったんです。
新しい事業を考える中で、かねてよりヘルスケア領域に可能性を感じていました。スマホ事業で培った技術や販売網を活用しながら、新しいカテゴリーに挑戦できる、さらにスマートリングは市場の成長も期待できて、比較的小さく始められる事業だったんです。スマホとは違うカテゴリーで、新しい事業の柱になり得るものとしてウェアラブルに着目していました。
そんな折、本部としても新規事業を立ち上げることになり、「スマートウォッチをやろう」という話が出てきたんです。
そしたら、「スマートリングをやりたいって言ってる田中にやらせよう」みたいな流れになって。
気付いたらリングとウォッチの両方をやることになっていました(笑)。
そこから新規事業プロジェクトとしてスタートしました。
最初のウェアラブルチームは4人。企画、ハード、ソフトなど最低限の体制でした。
―――なるほど。リングの企画書からすべてがはじまったのですね。では、なぜシャープのウェアラブルは「食」に着目したのでしょうか? ウォッチのコンセプトは最初から決まっていたんですか??
(田中)そうですね。ほぼ変わっていません。3年半前の時点ですでに考えていたのが、
「食事・運動・睡眠」
の3つ。健康の三大要素と言われるものですね。その中でも特に着目したのは「食事」です。
当時、すでにスマートウォッチ市場には強力な製品がたくさんありました。当社が後発で勝負するなら、他社と同じことをやっても意味がない。
「運動」を測るウォッチはたくさんある。「睡眠」もある。でも、食事に関してはほとんど手入力なんですよね。
健康管理を続けられない理由の一つが、食事記録の面倒くささだと思っていました。
そして、そこにチャンスがあると考えました。
それから、「食事を自動的に把握できないか」という発想が生まれました。
だから最初の企画名は「食ウォッチ」だったんですよ(笑)。
―――そのまま!!!(笑)
(田中)です(笑)。
「食事・運動・睡眠を総合的にサポートするウェアラブル」をコンセプトに置き、開発を始めました。
これは3年半前からほとんど変わっていないんです。
―――「食事」が自動的に計測できたら私のようなズボラでも健康管理ができますね。 「食事」に勝機を見いだせたから、後発でも参入できたということですね。
(田中)そうですね。ズボラさんでも続けやすい健康管理ウォッチだと思います。
「食事」に勝機を見いだせた理由が、カロリーセンシング技術との出会いです。
当時はとにかく、ウェアラブルの新しい可能性を調べまくりました。
その中で見つけたのが、後にカロリーセンシングの中核となるHEALBE Corporationさんの技術でした。
発表資料を見つけて、「これだ!」と思いましたね。
見つけたらもう突撃ですよ(笑)。すぐにアポをとって直接話を聞きに行きました。
そうしたら相手も割とすぐに「一緒にやりましょう」となって。
そこからHEALBE Corporationさんとは、2年半以上の付き合いになります。
振り返ると、その時の出会いが今回の製品の出発点だったと思います。
カロリーセンシング技術と愛がつまってます!
(銀色の部分が生体インピーダンスセンサー)
×
緑の光は光学式心拍センサー。心拍をはかります。
―――摂取カロリーの測定方法がとても気になるのですが、具体的にはどうやって?
(田中)生体インピーダンスセンサーを用いて体内の変化を捉えています。具体的には、体内に微弱な電流を流し、電気抵抗の変化から細胞内の水分の移動や糖の変化を検知することで、体が実際に吸収したカロリー量を推定しています。
―――水分の移動を検知することで、なぜ摂取カロリー量が割り出せるのですか?
(田中)食事等により体に糖が吸収されると、細胞の組成が変化します。その変化量をよみとり、体内にどれだけの糖、カロリーが吸収されたかをアルゴリズムにより導きます。
―――では、水分バランスはどのように測定していますか?
(田中)摂取カロリーと同様に、生体インピーダンスセンサーを用いて体内の水分量の変化を継続的に捉えています。体内の電気抵抗の変化をもとに水分の状態を推定し、日常のコンディション把握に役立てています。
さらに、このウォッチでは、体内の水分量の不足という重要な指標を見せることができます。水分補給の通知は、現在時刻から遡って30分以内の状態をもとに判定し、この期間内に体内水分量が不足と判断された場合に、水分補給を促す通知が表示されます。
不足の判定基準は初期設定で350mlですが、一度に補給できる量の個人差を考慮し、ユーザー側で調整可能です。
―――摂取カロリーや水分バランスの測定はどの程度の精度でしょうか?
(田中)厳密に計算された食事カロリーに対して、約89%の精度※が確認されている技術を採用しています。従来は食品データベースに基づく“理論値”の計算が中心でしたが、シャープのウォッチでは“実際に体に吸収された量”を推定する点が大きな違いです。
個人の体質やその時の状態、食べた食品食材により変わりますが、早い場合、炭水化物は食後30分、タンパク質は4,5時間でデータに反映されます。
※本製品は、カリフォルニア大学および広州赤十字病院による検証研究で評価されたアルゴリズム方式を用いたカロリー摂取推定機能を搭載しており、研究条件下において最大約89%の精度が確認されています。
※本製品は医療機器でなく、測定結果は推定値(参考地)です。また、体調・装着状態・環境によって数値は変動することがあります。
―――ありがとうございます。では、開発で一番大変だったことは?
(田中)全部ですね(笑)。
まずシャープとして本格的なスマートウォッチ開発は初めてでした。さらに食事計測技術も初めて。
全部が初めてでした。
しかも、ウォッチに搭載するOSが色々、諸々、本当にあれやこれやあり、結局シャープ独自でOSを作ることになりました。それによってチップセットも回路構成も全て最初からやり直し。さらに製造パートナーとの調整や切り替えも発生して、何度も振り出しに戻りました。
―――壮絶ですね!?それを乗り越えて、今製品が手元にあるというのは喜びもひとしおですね。
(田中)本当にその通りです。
そして、厳しいシャープの品質基準をクリアするのも大変でした。
すべてを乗り越えて、無事、製品の発売を迎えられてホッとしています。
―――時計を見るような自然な動作で、バイタルデータや各種情報を確認できる「サーキットビュー」を見たとき、天才だと思いました!(笑)どうやって思いついたのですか?
×
時計を見るような自然な動作で、各種情報が確認できる「サーキットビュー」
(田中)これもチームで何度も何度も話し合い、膨大な試行錯誤から導き出したのですが、とてもシャープらしい機能だと思っています。
時計って最速で情報を見られるツールですよね。スマホを見るより早い。
腕を見るだけ。
ならば、その瞬間に「必要な情報」を自動で出せばいいと考えました。
朝なら睡眠。
外出前なら天気。
昼なら活動量。
食後ならカロリー関連情報。
状況に応じて情報が変わる。
ユーザーが探しに行かなくても、情報の方からやってくる。
それを無意識に見て、
「今日はもう少し歩こう」
「食べ過ぎたな」
と次の行動変容につながる。
実はそこまで含めて設計しているんです。
それがシャープ独自のUI「サーキットビュー」、特許も申請中です。
もちろん、出す情報はカスタマイズしていただけます。
―――サーキットビュー、「なるほど、その手があったか」と感動しました。
(田中)ありがとうございます。
ちなみに、表示内容は時間帯だけではなく、ユーザーのデータ更新状況やその時の利用シーンを踏まえて最適化しています。
例えば、カロリー情報や歩数といった、進捗を確認したいデータは、更新されたタイミングに応じて表示されます。一方で、1日の最初の起動時には、睡眠情報や当日の天気など、その時点で役立つ情報が優先的に表示される設計となっています。
―――欲しい時に欲しい情報が入ってくるということですね!データを確認することにストレスがなかったら、その分、無意識に次の考えをめぐらせられます。かゆいところに手が届く、とてもシャープらしい機能ですね!!
(田中)でしょ~!(自慢げ顔)
(岡田・片野) ウンウン(笑)
―――続いて、スマートリングについて伺っていきます。
(田中)リングをやることになった経緯は前述でお伝えした通りですが、スマートリングもスマートウォッチと同様、既に世の中にたくさんあります。その中で、シャープのリングは「使い続けやすい」というところを究極に追求しています。
背景として、たとえば、睡眠についての課題は多くの人にとって長年関心の高いテーマですよね。最近はウェアラブルデバイスの普及により、自分の状態を可視化し、改善につなげたいというニーズが急速に高まっている中、「継続的に使い続ける負担」が普及の障壁となっていました。
具体的な健康改善につなげるためには、まず日々の状態を継続的に把握することが重要です。 私たちは、日常生活に自然に寄り添い、着けていることを意識せずに使い続けられる、「無意識のデータ取得」ができるスマートリングを目指して開発しました。
―――取得したデータは、ユーザーはどのように活用するのでしょうか?
(岡田)「無意識のデータ取得」を通じて、自身の状態をより深く理解できるようにします。
シャープでは、まずユーザーに負担をかけず継続的にデータを取得することが重要だと考えています。
そのうえで、取得したデータを活用しながら、自身の状態や日々のコンディションをより深く理解できる仕組みを目指しています。
詳しくは後ほどご紹介しますが、専用アプリ「からだメイト」では取得したデータをさまざまな角度から確認でき、日々の健康管理に役立てていただけます。
睡眠や体調データに加え、食事管理も一体的に記録できるため、個別の指標ではなく生活全体を通じた包括的なコンディション管理ができます。
これにより、ユーザーは自身の状態を多角的に把握しながら、無理なく日々の健康管理に役立てることができます。
―――「無意識のデータ取得」、そして自身の状態を継続的に把握するためには、ストレスを感じさせないデバイスである必要がありますね。
(岡田)その通りです。シャープのスマートリングは、「日々のコンディションを把握したいけれど、装着時の負担をできるだけ感じたくない」、という方にとって、とても良いデバイスだと思っています。
幅6.7mm、重量2.1〜3.1g※とコンパクト&超軽量で、つけているのも忘れるような快適さを目指しています。また、防水防塵性能は日本最高水準のIPX8・IP6X相当を備えており、ハンドソープ、洗剤、シャンプーなどにも対応していて、生活のさまざまなシーンで、取り外す必要がありません。水回りでも安心してお使いいただけます。
※リングサイズ(4~13号(USサイズ))によって質量が異なります。
×
新製品発表会時の、ハンドソープ対応&軽さ比較ブース
■驚異!2週間の電池もち
(岡田)さらに、「無意識のデータ取得」において大事なポイントが充電のもちです。すぐに充電が切れてしまったら、手間ですし、充電中のデータ取得の漏れにもつながります。シャープのリングはなんと、最大14日間※の連続駆動が可能です。約2週間に1度の充電で使用できるため、充電の手間による使用中断を極力減らし、継続的にご利用いただけます。さらに、残量が少なくなると、連携するスマートフォンに通知するので、充電のタイミングも逃しにくいです。
※リングサイズによって変動します。
USB typeC対応の付属の専用充電台。
バッテリー残量が少なくなると、連携するスマートフォンに通知します
―――2週間に一度の充電でいいのであれば、充電時のデータの取り漏れも少なくなりますね!
■ウェアラブルの選択肢を広げるスマートリング
(岡田)そうなんです。
スマートリングの良さは他にも、「お気に入りの腕時計を使い続けたい」という方たちにとっては、スマートウォッチ以外の選択肢になるということです。スマートリングであれば、お気に入りの腕時計をあきらめることなく、ウェアラブルデバイスを身につけることが出来ます。
また、睡眠時の負担感という観点で、ウォッチに抵抗のある方もいらっしゃいます。そんな方たちのためにも、より装用感の少ないリングが必要と考えています。
―――実際に着用してみたら、軽さと負担の少なさを実感しました! つづいて、スマートウォッチとスマートリング、計測できるものにはどういう違いがあるのでしょうか?
(田中)スマートリングのセンサーは「加速度」「心拍」「血中酸素レベル用赤色/赤外線」「皮膚温度」の4つの高精度センサーを搭載しています。
リングでも睡眠の質や睡眠ステージといった夜間の状態に加え、活動量やストレスレベル、心身の状態などの日中のコンディションまで、ユーザーの生活全体をカバーする多様なデータを継続的に計測することが可能です。
歩数を記録し、日常の動きと活動カロリーを確認するとともに、心拍数や血中酸素レベル、ストレスレベルなどを計測し、日々のコンディションの変化に気づけます。
さらに、専用アプリ上では水分摂取量や食事内容も記録でき、デバイスから取得される生体データと日々の生活習慣データを組み合わせることで、自身のコンディションをより総合的に把握することが可能です。
―――領域をわけるとすると、ウォッチは「食事」、リングは「睡眠」という感じでしょうか?
(岡田)そうですね、ウォッチとリングは、それぞれ異なる特長を持っています。
リングは睡眠に関する項目が充実しており、装着していることを忘れるような快適さで、24時間自然に身につけ続けやすいことが特長です。
一方、ウォッチは摂取カロリーや水分バランスの計測に加え、運動に関する機能も充実しています。
コンディションの把握については、ウォッチとリングのどちらでもご利用いただけますが、食事や運動を重視したい方にはウォッチ、睡眠を重視したい方にはリングといったように、ご自身が何を重視するかに応じて、選んでいただければと思います。
■見えない部分にも妥協なし。顕微鏡レベルの品質管理!
―――こんな小さいリングにたくさんのセンサーが入っているんですよね。正直信じられません笑
(田中)その通りなんです!!
リングは非常に小さいデバイスなので、生産がとても難しいです。
コンパクト・軽量化にあたって、限られた筐体内に必要な機能を収めるのが本当に大変でした。
なんせ、「加速度」「心拍」「血中酸素レベル用赤色/赤外線」「皮膚温度」という4つの高精度センサーが入ってますからね!!
―――4つのセンサーが入っていることは覚えました笑
(田中)組立工程では、スマートフォン以上に高密度かつ高精度な実装が求められ、生産工場との調整を含む高い量産技術が必要となり、その実現にとても苦労しました。。。
内部に多くの部品を詰め込んでいるため、少しのズレでも品質に影響します。
そのため製造後は全数検査を実施しています。
顕微鏡レベルで1つひとつ確認しながら品質を担保しています。
各工程における高い精度の確保と品質管理を徹底することで、安定した品質の実現につなげています。
こうした部分は、シャープのものづくりの強みが生きていると思います。
お客様に安全、安心にお使いいただくために、身を粉にしております!笑
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からだメイト Ring -国産スマートリングができるまで-
―――田中さん、粉々にならないようにお願いしますね!笑 デザインはゴールドとシルバーの2種ですね。デザインにはどんなこだわりが?
(岡田)日本のユーザーに自然になじむデザインで、「機械っぽさを感じさせない」スマートリングを目指しました。
スマートリングの中には大きくて存在感の強いものも多いですが、私たちは
「アクセサリーとして毎日着けたくなるリング」
をコンセプトとしています。
せっかく、軽くて丈夫でつけっぱなしにできるリングを作っても、デザインが良くなければ、ずっとつけたいと思ってもらえないと思います。
そのため、ギラギラした印象ではなく、上品で落ち着いたカラーリングを採用しています。
シルバーは落ち着いたマット仕上げにし、ゴールドも上品な色味になるよう調整しました。
特にゴールドカラーは、アンケート調査をもとにとことんこだわって作り上げた、ほんのりピンクがかった色味に仕上げています。
――実際には、ユーザーにどのように使ってもらいたいですか。
(岡田)スマートリングという電子機器としてだけではなく、“お気に入りのアクセサリーのひとつ”として身につけていただけたらうれしいですね。健康や睡眠が気になる方に、無理なくご自身の状態を把握するきっかけとして、ご活用いただければと思います。
――確かにアクセサリーで健康管理ができるなら一石二鳥ですよね!
―――ウォッチやリングだけでなく、ヘルスケアアプリの開発にも力をいれていますよね。
(田中)もしかしたら、このアプリは、ウォッチやリングにも負けないくらい価値があるかもしれません笑
ウォッチやリングはデータを取るための入口です。そのデータをユーザーにどう見せて、どう行動につなげてもらうかが重要です。その役割を担うのがヘルスケアアプリ「からだメイト」なんです。
世の中にヘルスケアアプリはたくさんありますが、「デバイス管理アプリ」「健康データ閲覧アプリ」「食事管理アプリ」などなど、別々のアプリを行ったり来たりするケースも少なくありません。
煩わしくなって健康管理をやめてしまう、そんな経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「からだメイト」では、それらをできるだけ一つにまとめたいと考えました。
「食事」「睡眠」「運動」と「デバイス管理」をまとめてできる総合ヘルスケアアプリとなっています。
―――無料プランと有料プランがありますよね?無料プランでできることは少ないのでしょうか?
(片野)それがですね、そんなことはないんですよ!笑
「からだメイト」には、基本的な機能を利用できる無料プランと、さらに健康管理をサポートする有料のPlusプランがあります。
無料プランでも、もちろん、ウォッチやリングで取得したデータを数値やグラフで確認できますし、歩数の計測に加え、食事・水分量の記録、月経管理などを手動で記録することもできます。さらに、ウォッチの場合は、摂取カロリーや水分バランス、アクティビティの記録なども確認できます。
まずはご自身の状態を把握したいという方には、無料プランでも十分にご活用いただけると思います。
基本的なことができる無料プランに対し、有料のPlusプランでは、取得したデータをもとにパーソナライズされたアドバイスに加え、AIによる食事記録機能や栄養素の管理、食事管理をサポートする便利な機能をご利用いただけます。
さらに、蓄積されたデータからおすすめの献立や食事メニューを提案するなど、日々の健康管理をサポートしながら、より良い生活習慣につなげていただけるプランです。
―――どのような考え方で設計したのでしょうか。開発コンセプトについて教えてください。
(片野)私たちが重視しているのは、「行動変容」です。
健康データを見るだけでは、人の生活は変わりません。
だから、
「食事」
「睡眠」
「運動」
「ストレス」
などのデータを統合し、「次に何をしたらいいか」を分かりやすく伝えることを大事にしています。
コンセプトは「私の24時間を、進化に変える」です。
―――どうしてそのコンセプトになったのですが?
(片野)健康管理への意識が高い“ストイック女子”にユーザー調査をすると、
一般的なアドバイスでは物足りない、さらに上にいくためのアドバイスが欲しいなど、従来のヘルスケアアプリでは満たしきれない課題が見えてきました。
課題をかみ砕いていくと、
「健康になりたいけど具体的に何をすればいいか分からない」
「頑張っているのに成果が見えにくい」
「もっと自分に合った“パーソナライズされたアドバイス”が欲しい」
「データは見ているけれど続かない」
という声が多かったんです。
そこで、
『努力や原因を可視化する』
『分析結果をわかりやすく見せる』
『良い部分はちゃんと褒める』
ということにこだわりました。
ただ数字を見せるだけではなく、自分の行動を変えるきっかけを提供する、
それが「からだメイト」の役割と思っています。
ユーザーが理想の自分に近づくための後押しをしたい。
そのような想いから「私の24時間を進化に変える」というコンセプトが生まれました。
美容や腸活などに関わるアドバイスもお届けしています。
―――アプリで特にこだわった機能はありますか?
(片野)アプリのアドバイス機能「応援メッセージ」はかなりこだわった部分です。
ヘルスケアアプリって改善点ばかり指摘するものが多いんです。
例えば、
「運動不足です」 「睡眠時間が足りません」
と改善点ばかりが表示されがちです。
でもユーザー調査では、「褒められると頑張れる」「認めてもらえると続けたくなる」という声がとても多かった。だから、まず頑張れたことを評価し、良かった点を伝える、そのうえで改善アドバイスを出す仕組みにしました。
実はこの「応援メッセージ」を入れることには、反対意見もあったのですが!笑
やっぱり頑張りを認めてもらえるとモチベーションが上がりませんか?
人から褒められることってなかなかないと思うので笑
アプリだけでも寄り添ってめいっぱい褒めてくれたらいいなと思っています。
どうしても必要だと思っていれたポイントです!
―――「褒めてくれる」ヘルスケアアプリですか。確かにここが良かったと具体的に褒めてもらえたら、「もうちょっとやってもいいかな」とモチベーションがアップしますね。おお!これが行動変容ですか!?
(片野)それも狙いのひとつです!笑
―――アドバイスは何を根拠にしていますか?
(片野)アドバイスは、公的ガイドラインや栄養・運動・睡眠に関する学術論文をベースに設計しています。また、管理栄養士の資格を持つ専門家が設計に関わっており、内容の妥当性や表現の適切性について監修しています。ユーザーに誤解を与えないことを重視し、設計しています。
―――何通りあるのでしょうか?
(片野)ユーザーの体調データや生活習慣の組み合わせに応じて、2億通り以上のアドバイスパターンを生成できます。
一律の提案ではなく、その日の状態や行動に合わせて内容が変化することで、日々の納得感と行動につながりやすいようにしています。
―――2億通り!?一生で全部見るのは難しそうですね笑 ウォッチ、リング、アプリとすべてを駆使するといつの間にか健康になっていそうです。
(田中)繰り返しになりますが、シャープのウェアラブルデバイスのキーワードは「行動変容」です。
睡眠を測る。
歩数を数える。
食事を記録する。
それだけでは健康は何も変わりません。
大切なのは、そのデータを見て、「今日は少し歩こうかな」「夕食は食べ過ぎに気を付けよう」と行動につながって初めて意味があります。
ウォッチとリングの自動計測も、アプリの見やすさも、すべては行動変容につなげるためなんです。
そして「続けやすいこと」そのものが、最大の価値だと考えています。
―――今後のシャープのウェアラブルの野望を教えてください!
(田中)ウォッチとリングの発売、アプリのリリース、これはスタートに過ぎないと思っています。
今後はまず食の領域をもっと深掘りしていきたいですね。
現在はカロリー管理が中心ですが、今後は栄養面も含めた新しい体験・ヘルスケアサービスを検討したいと思っています。
家電との連携もその一つです。シャープにはさまざまな家電がありますので、
ウェアラブルで取得したデータと連携することで、より自然に健康をサポートできる世界を実現していきたいですね。
また、より幅広いユーザーに届けるためのコラボレーション企画なども考えています。
ヘルスケアを軸にした新しい体験をどんどん広げていきますので期待していてください!
―――ありがとうございました!では、最後にユーザーの皆さんへメッセージをお願いします。
(岡田)まずは気軽に身につけていただければ! スマートリングがお気に入りのアクセサリーになればうれしいです。
(片野)ヘルスケアアプリが体だけでなく、心の健康も含めて支える存在になれたらと思っています。アプリのアドバイスをぜひ日々の生活に取り入れて、体も心も少しずつ良い方向に変えていっていただければ、それ以上に嬉しいことはありません!
(田中)スマートウォッチで食後のカロリー変化が見える体験は、本当におもしろいです。まずは一度使ってみて、その新しい発見を体験してもらえたらと思います!
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測るだけでは終わらない、その先の行動変容へ。
スマートウォッチとスマートリング、そしてヘルスケアアプリ。
シャープが新たに手がけるウェアラブル事業は、単なるデバイス開発ではありませんでした。
健康は、毎日の小さな積み重ねから生まれるもの。
その積み重ねを無理なく続けられるように、テクノロジーの力でそっと背中を押す。
ひとりひとりの健康習慣づくりを支えるパートナーとして、そんな未来を目指し、シャープの挑戦はこれからも続きます…!
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<番外編>~企画担当のやる気~
トップの写真撮影時・・・
―――すみません、やっぱりさっきのモデルポーズ、もっかい写真いいですか?
(田中)ワ、ワ、ワ、ワカリマシタ。
企画担当陣自らモデルをこなします。
~笑わないミステリアスver~
―――はいおっけーです~!いただきました~!めっちゃいいモデルポーズをありがとうございました!
(田中・岡田・片野)いやいや、この写真いります?!?!
―――絶対いりますね☆ 商品がパッと見える上に、一発で3人の雰囲気も伝わる!素晴らしいポーズ!開発者の良い雰囲気が見えるというのは、ユーザーにとっても安心につながると思うんです!
(田中)ワ、ワカリマシタ。ソノタメナラナンデモヤリマス。
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