『三鬼』小林恭ニ 著──あの天才俳人のとんでもない運命

2026.10.18 17:00
文字から栄養。ライター・瀧井朝世さんの、よりすぐり読書日記。 『三鬼』小林恭ニ 著 講談社 2,750円 学生時代、小林恭二の小説に夢中になった。ユーモアと風刺と知性と想像力が詰まった作品世界が大好きだった。本書は17年ぶりの小説作品。俳句もたしなむ著者による俳人・西東三鬼(さいとうさんき)の物語だ。 学校卒業後シンガポールで歯科医を開業するも現地での反日の気配の高まりで帰国、その後伝統的な形式を…

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