日本各地のブランド牛のなかでも有名な「神戸ビーフ」「松阪牛」「近江牛」。これらの和牛が別の品種だと勘違いしている人が多いって知っていましたか?
この3つのブランド牛の”素牛”(生後6〜12か月の子牛)はいずれも同じ「但馬牛」系統。つまり同じ産地の子牛を、それぞれの地域の風土に合わせた飼育ノウハウで育てあげ、ブランド牛として成長させるのです。
福井が誇るブランド牛「若狭牛」も、同じく但馬牛等の系統の黒毛和種なのです。でも、福井県産のすべての牛が「若狭牛」を名乗れるわけではありません。
「若狭牛」を名乗れるのは、ブランドを管理する若狭牛流通推進協議会が厳選した最高級のものだけ。つまり「若狭牛」として流通している牛肉はすべて、おいしさや品質が折り紙付き。
厚切りの若狭牛を炭火で焼いた、豪快なステーキは肉汁がたっぷり。一口ごとに肉の柔らかさを感じられるしゃぶしゃぶやすき焼き、肉の持つ甘みを味わえる牛刺しなど、どのような食べ方でも「若狭牛」のおいしさは、まさに絶品なのです。
その「若狭牛」を最も手軽に味わえるのが駅弁。北陸新幹線の金沢駅から乗り換えて福井駅に着いたら、甘辛く味付けられたお肉がご飯の上にたっぷり載った牛めしの駅弁を堪能しましょう。
その味わいは、また食べたくなる「若狭牛」の味。初めての人はもちろん、再び福井に訪れたくなる味ですよ。
「若狭牛」を堪能する福井の旅は、鉄道と宿泊がセットで便利な「びゅう」のツアーがベストチョイス。今すぐ「さらに見る」から、選んでみませんか?