2026年10月1日、AI議事録サービス「Rimo」を開発・運営するRimo合同会社(本社:東京都渋谷区、代表:相川直視)は、創業7周年を機にブランドロゴをアップデートし、サービス名称を「Rimo Voice」から「Rimo」に変更しました。
このストーリーでは、制作チームが語る、ブランドに込めた想いとともに、ロゴをアップデートした背景や検討の経緯を、実際の検証画面を交えてできるだけそのままご紹介します。
[画像:(左)これまでのロゴ (右)新しいロゴ]
名称変更・ロゴ刷新に関するプレスリリースはこちら:
会議を起点に、あらゆる業務でAIとはたらく世界を目指す「Rimo」
「Rimo」は、会議やインタビューなどの音声をもとに、AIが自動で文字起こし・要約・議事録作成まで行う、日本語特化のAI議事録サービスです。Zoom・Google Meet・Microsoft TeamsなどのオンラインミーティングにAIが自動参加し、録音・話者分離・要点整理をリアルタイムで実行します。さらに、会議で決まったタスクをAIが実行し、資料やメールなどの成果物まで作成する機能「Rimo Actions」も備えています。2026年10月時点で国内25万以上のアカウントに利用されており、BOXIL SaaS AWARDでは19冠を獲得。建設業・製造業・金融業をはじめ、幅広い業界で導入されています。
「Rimo」という名前には、リモートワークの普及を通じて、場所に左右されず公平に働ける未来をつくりたいという創業時の思いが込められています。人の見える範囲に依存した評価の偏りを、AIによって解消することを目指して始まりました。企業理念は「はたらくを未来に」。会議をはじめとするあらゆる業務で、話すだけで仕事が完結する「AIとはたらく」世界を目指しています。
創業7周年の節目に、社名・サービス名・ロゴを「Rimo」へ。ブランドを別物にするのではなく、細部を磨き直すアップデート
私たちは今回、社名・サービス名・ロゴのすべてを、先頭の一文字だけを大文字にする「Rimo」に統一しました。あわせて、ロゴマークとロゴタイプの比率を見直し、細部まで検証を重ねたうえで、ほぼすべてのパーツをアップデートしています。
一方で、ロゴマークのモチーフ、オレンジを基調とした色合い、そして「Rimo」という社名は変えていません。今回狙ったのは、ブランドを別物にするリニューアルではありません。これまで積み重ねてきたRimoの印象はそのままに、これからの事業の拡張性を見据え、さまざまな場面で扱いやすい形へと細部を見直したものです。
「RIMO」が、そのまま会社名だと思われていた。正しい名前が自然に伝わるロゴへ
創業当初、Rimoのロゴはすべて大文字の「RIMO」としてデザインされました。
たとえば Netflix は、ロゴでは「NETFLIX」とすべて大文字で表現されていますが、会社名は「Netflix, Inc.」です。Tesla も同様に、ロゴでは「TESLA」、会社名は「Tesla, Inc.」と表記されています。
Rimo もこれらと同じ考え方で、会社名は「Rimo」、ロゴは「RIMO」としていました。その背景には、デザイン上の理由もありました。小文字を含めると文字の高さに差が生まれ、全体が右肩下がりに見えやすいため、創業時はロゴとしてのインパクトとバランスを重視し、すべて大文字のデザインを選びました。
一方、日本ではロゴに「RIMO」と書かれていると、そのまま「RIMO」が正式な会社名・ブランド名だと受け取られることが少なくありません。その結果、「RIMO」「Rimo」といった表記が社内外で混在するようになりました。
事業が広がり、Rimo という名前に触れる人が増えたいま、ロゴとしての完成度と、見た人に正しい名前が自然に伝わることを、どちらも成立させたいと考えました。
「Rimo」という本来の表記のまま、ロゴとしても美しく成立させる。
そのバランスを改めて探ることが、今回のロゴアップデートの出発点でした。
会議を記録するサービスから、業務を前に進めるサービスへ。プロダクトが増えても、ひとつのブランドとして伝わる土台づくり
Rimoは、AI文字起こしサービスとして始まりました。現在では議事録の作成から、会議で決まったタスクの実行までを担うようになり、AI議事録を起点に、インタビューや商談分析、経営判断など、さまざまな仕事の領域へと広がっています。音声の記録・文字起こしのツールという印象を与える「Voice」をサービス名から外したのもそのためです。
これからは、Rimoの名前を冠した複数のプロダクトを展開していくことも増えていきます。Google DriveやUber Eatsのように、ひとつのブランドのもとで複数のプロダクトを展開していくためには、名前の付け方だけでなく、ロゴとプロダクト名をどう組み合わせ、どう見せていくのかまで一貫して設計することが重要です。
今回のアップデートでは、ひとつのロゴを整えるだけでなく、これから増えていくRimoのプロダクトを、ひとつのブランドとして分かりやすく伝えていくための土台も整えました。
こうした背景から、ロゴのリファインメントが始まりました。
───────────────────────────────────────
Round 1:まず、既存ロゴの比率を疑ってみた
リニューアルの検討は、新しい案を描くことからではなく、いまのロゴの課題を分解する事から始めました。
つまびらかに見ていくと、アップデートできそうな白地がたくさんありました。
ロゴタイプのベースラインが、揃っているようで揃っていない「I」の字幅が、前後の文字と噛み合っていないロゴマークの左右(縦棒とドット)の比率が、0.68x という中途半端な数値になっている
どれも、言われなければ気づかない差です。ですが、ロゴは名刺の隅からサイネージまで、あらゆるサイズで出ていくもの。小さなバランスの不自然さや歪さが、プロダクトや会社の信頼を揺らがせてしまう可能性をはらんでいます。
R1-1 ロゴマークの比率を、4案で検証
まず着手したのは、表現の核となるロゴマークの左右のバランス比率です。ブランド表現で最も多く外へ出て行く意匠であるため、真っ先に検証を進めました。
検証の結果、黄金比でもなく白銀比でもなく、今回のマークには青銅比が最も良いプロポーションを保てるのではないか、という結論に至りました。ベースのロゴマークが決まったため、続いてロゴタイプとのバランスの検証に入っていきました。
R1-2 ロゴタイプの検証
ロゴマークのバランスが決まったところで、今度はロゴタイプ側のプロポーションを調整。さらに Typeface の見た目を一文字ずつ調律し、最後は全パターンを並べたマトリクスで最適解を確認しました。
先ほども述べたとおり、Rimo は開発初期から海外展開を見越しているプロダクトです。英語圏において、すべて大文字の表記は略語や頭字語のためのもの。固有名詞は先頭だけを大文字にするのがグローバルスタンダードです。
ロゴタイプの成り立ちを掴むため、まずは変更前のロゴタイプの原型となったであろう、DIN Roundedのプロポーションを観察していきました。
そこから、様々な可能性を考慮して制作を進めていきました。
ディティールも、可読性の検証からインクトラップの深さに至るまで、様々な検証を重ねていきました。詳細は割愛致しますが、今後のプロダクトの拡張に耐えうるよう、綿密に検証を重ねて参りました。
小文字の背の高さ(x-height)を3段階で比較し、「r」の肩の出方や終端の処理を複数パターン作り分け、「o」を正円に置き換える案、「m」の横幅を広げる案も検証しました。最後は「ロゴタイプの太さ」×「o の幅」のマトリクスを組み、全パターンを並べて着地点を確定させていきました。
着地
これらの工程を経て、ようやくRimoのロゴが完成しました。Beforeと比べると、大きくロゴが変わった、と感じられる方は少ないかもしれません。しかし、ロゴリニューアルの目的は、周囲を驚かせることではなく、ブランド名の誤認をなくし、今後のプロダクトの拡張基盤を作ることでした。
すでに、社内の誤字はほぼなくなり、Rimoのサブブランドのロゴシステムの拡充やブランドガイドラインの整備も進んでおり、プロダクト拡張を見据えたブランド運用の基盤が整いつつあります。
Rimoのこれから
「場所に左右されず公平に働ける未来をつくりたい」。そんな創業時の思いから始まったRimoは、7年を経て、会議を記録するサービスから、会議をはじめとするあらゆる業務を支援するサービスへと成長してきました。
新しいロゴは、その歩みと、これまでRimoをご利用いただいてきた皆さまとの積み重ねを受け継ぎながら、これからの事業の広がりを支えるための土台です。社名・サービス名・ロゴがすべて「Rimo」として揃ったいま、私たちはこの名前のもとで、新たなプロダクトや取り組みを届けていきます。
今後も、ブランドガイドラインの拡充や新規プロダクトの発表など、「AIとはたらく」というビジョンを実現するための打ち手と、その裏側を順次公開して参ります。
どうぞお楽しみに!
───────────────────────────────────────
AI議事録「Rimo」
「Rimo」は、会議やインタビューなどの音声をもとに、AIが文字起こし・要約・議事録作成を行う日本語特化のAI議事録サービスです。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams等のオンライン会議にAIが自動で参加し、録音・話者分離・要点整理をリアルタイムで実行します。さらに「Rimo Actions」により、会議で決定したタスクの実行や成果物の作成まで、会議をはじめとする業務全体を支援します。2026年10月時点で国内25万以上のアカウントに利用されており、BOXIL SaaS AWARDでは19冠を獲得。建設業・製造業・金融業をはじめ、幅広い業界で導入されています。
サービスサイト:
会社概要
会社名:Rimo合同会社
本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
事務所:東京都渋谷区渋谷3-6-15 SOLIX SHIBUYA 5F
設立:2019年10月1日
代表社員:相川直視
事業内容:AI議事録サービス「Rimo」の開発・運営
企業理念:「はたらくを未来に」
X:
相川 直視(あいかわ なおよし)
Rimo合同会社の代表兼エンジニア。大学卒業後Googleに入社し、検索システムの開発に従事。その後Wantedlyの4人目のメンバーとして参画し、Wantedly Peopleアプリの開発リーダーを務める。2019年10月、Rimo合同会社を設立。