タイ版「失われた20年」の緩い閉塞感…21世紀初のクーデターで民主化が逆回転、タクシン時代の終焉と見えない「次」

2026.09.18 08:00
いまから20年前の2006年9月19日、タイで軍がクーデターを決行し、憲政史上最強とされたタクシン政権を崩壊させた。21世紀に入り順調に発展していたタイ経済はこれを契機に変調に転じ、「中進国の罠」から抜け出せない状況がいまも続く。

■タイは、アジアの民主化を逆回転させるきっかけになった

東南アジアで唯一植民地化されず、地政学的、経済的にも地域の中核だったタイで起きた武力による政権転覆は、近隣の…

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