優勝すれば、ロサンゼルス五輪の出場が決まるアジア選手権。いよいよ決勝トーナメントが始まるという時に、不穏な言葉を耳にした。日本開催の国際大会ならば、記者席やプレスルームも報道陣であふれ返るが、中国・天津会場に訪れた日本メディアの数は少ない。普段ならば人が殺到する撮影エリアにもスペースがあり、比較的自由にプレーや選手の表情が撮れる。そんな環境であるにも関わらず、ホスト局を除いて唯一、予選ラウンドの初戦から訪れている日本人のフォトグラファーがポツリとつぶやいた。「この大会、ずっと顔が沈んでいるんですよね。最後はいい顔になればいいんですけど」(photograph by JVA/AFLO SPORT)