夏だ!ビールだ!ヨーロッパ3大ビール大国ならではの楽しみを発見!

2016.10.01 00:00
夏といえばビール!シュワッとはじける泡とのど越しがサイコーですよね。そんな多くの人が愛するビールですが、世界各国では独自の文化が存在します。そこで、「ヨーロッパ3大ビール大国」におけるビールの楽しみ方を一挙ご紹介!

●ドイツ
ドイツといえばオクトーバーフェスト!ご存知、世界中から数百万人もの観光客が訪れる世界最大のビールの祭典です。毎年9月半ば~10月上旬にかけてミュンヘンで行われ、その年に仕込まれた新酒を屋外の特設会場で飲み交わしつつ、乾杯の歌を大人数で大合唱…と、ビール好きにはたまらない大盛況ぶり。
そんなドイツにおけるビール文化で面白いのは、地方によって飲み方やグラスが異なること。例えばバイエルン地方ミュンヘンでは0.5~1リットルの巨大ジョッキで豪快に、あるいはケルン地方の伝統的なケルシュビールは0.2リットルの細長いグラスでくいっと飲んでおかわりする、というようにスタイルが異なって見どころ(飲みどころ?)が様々なんですよ。

●ベルギー
ベルギービールって、800銘柄もあると言われているのをご存知ですか?スパイスやフルーツなど、独特の味わいと多彩な種類が人気です。
歴史をたどれば中世の時代、修道院で修道士が作り始めたのがベルギービールの始まりとされています。そう、なんと修道院の敷地にビールの醸造所が存在したのです!現在でもその流れを受けているものとして、例えばベルギー内の限られた少数の修道院のみが称号を名乗ることを許されている「トラピストビール」があります。収益は、慈善事業や修道院の修復費用などに還元されているのだとか。お味はぜひ現地で確かめてみたいものですね。

●チェコ
ビール消費量が世界一のチェコは、水よりビールが安いと言われる、まさにビール大国!街中に「ビアガーデン」ならぬ「ビアホール」がたくさんあり、気軽にビールと、ジューシーなハムや郷土料理グラーシュといったチェコ料理が楽しめます。チェコのビールといえば、緑の瓶で知られる「ピルスナー・ウルケル」も有名ですよね。醸造所では、樽から直接汲まれたものを飲むことができるんです!これぞ自ら行ってこそ楽しめる贅沢!

思わず、すぐにでもヨーロッパ3大ビール大国に行きたくなりませんか?もちろん、その他のヨーロッパ各国のビールの楽しみ方を探ったり、独特の文化や習慣を体験しに行ったりするのもおすすめ。「さらに見る」から、あなたがこれぞ、と惹かれるヨーロッパ(ビール)旅の計画をしてみてはいかがでしょうか。