DJ KAWASAKI「違うものの融合によって奇跡の瞬間が生まれる」~10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE~

2016.05.27 21:00
「10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE」は、生命をみつめ、生命に向き合いつづける研究開発型ライフサイエンス企業・協和発酵キリンの取り組みを、10の視点から10のアーティストとともに10の音楽に紡ぐプロジェクト。

DJ KAWASAKIが挑んだテーマは「オープンイノベーション」。それは、革新的な創薬を加速させるため、協和発酵キリンにとって重要な戦略の一つだ。自社のグローバルネットワークを活用し、世界中の企業や研究機関との共同研究、共同開発を積極的に推進している。

その一つがシンガポールのバイオメディカルサイエンスの集積地であるバイオポリスだ。バイオポリスを訪れたDJ KAWASAKIが感じたのは、さまざまな企業や研究機関が連携し、これまでにない新薬を生み出そうという試みが音楽と非常に似ているということ。「違うものの融合、ミックスによって新しい奇跡の瞬間が生まれる」。DJでもあり作曲家でもある彼は、ミュージシャンとコラボレーションすることで、音楽の化学反応が起こり新しい発見に出会うこと、DJの現場で想像もしなかったような新しい組み合わせを思いついた時にはオーディエンスを巻き込んで素晴らしい瞬間が生まれることを、経験として知っている。

DJ KAWASAKIが「オープンイノベーション」というテーマから紡ぎ出した楽曲のタイトルは「Episode」。バイオポリスの研究所を訪れたことで知り得た研究者の熱意や、日々新しい細胞を研究して開発していく姿勢を見て、曲のイメージが湧き、モチベーションも上がったという。DJ KAWASAKIが「オープンイノベーション」に触れた時、そこにまた新たな化学反応が起きた。心地よいリズムに、確かな意思を感じさせるサウンドがミックスされたシーケンスは聴く者にも新たな化学反応を引き起こすだろうか。サイトでは楽曲のストリーミング再生と、バイオポリスで撮影された彼のインタビューが楽しめる。