blanc.「ローカルを大事にすることもグローバルだと思う」~10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE~

2016.05.23 20:00
「10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE」は、生命をみつめ、生命に向き合いつづける研究開発型ライフサイエンス企業・協和発酵キリンの取り組みを、10の視点から10のアーティストとともに10の音楽に紡ぐプロジェクト。

ロックバンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」のメンバー・メイナードのソロプロジェクト「blanc.(ブラン)」が挑んだテーマは「グローバル・スペシャリティファーマ」。彼自身が『わがままプロジェクト』と称するblanc.では、狭いマーケットでもいいから自分が本当に好きな音楽を追求していくことを楽しんでいる。そんな彼が一番共鳴を受けたのは「スペシャリティ」という言葉。その言葉から自身がイメージする「職人的なこだわり」や「マーケットにこだわらない」というフレーズが、「blanc.」プロジェクトと重ねることができたと言う。また、仙台を拠点に活動するblanc.はローカルから発信していくものこそが、真にグローバルであることを説く。みんなが自分のローカルを大事にすれば、よりよいグローバリズムができると。

自分のやりたい音楽を追求しながら、努力を怠らないblanc.が、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして、強みのある領域に特化し、日々コツコツと研究を続け、他社にマネできないユニークな製薬企業となることを目指す協和発酵キリンの姿に共感したのは自然な流れかもしれない。

blanc.が「グローバル・スペシャリティファーマ」というテーマから紡ぎ出した楽曲のタイトルは「closer」。エレクトロミュージックをベースとしながら、さまざまな音の組み合わせが無限に広がる世界を彷彿とさせ、彼自身のボーカルはどこかノスタルジーを感じさせる独特の世界観を構成している。ローカルを大事にしながら、アーティストとしては「no limits, no borders.」でグローバルを指向するblanc.の魅力が凝縮された楽曲と言える。サイトでは楽曲のストリーミング再生とblanc.のインタビュー映像が楽しめる。