プライバシーに配慮したモノレール!? 住宅街を通るときに窓が…?

2016.09.27 22:00
250万人あまりの人口を抱える、韓国屈指の大都市・大邱(テグ)広域市。その新たなランドマークになったのが、韓国初のモノレール「都市鉄道3号線」。

白地に黄色のラインが映える最新鋭の車体には、住宅街を通り抜けるときに作動する、周辺住民へのプライバシーに配慮した、ある”仕掛け”があるのだとか。

それは「ミストグラス装置」。どんなふうにプライバシーを守るか想像できますか?

その答えは…、「住宅地を通るときだけ、曇りガラスに早変わり」するんです!

このモノレールには、「運行管理システム」「乗客の安全を守る装置」など、日立が鉄道の総合システムインテグレーターとして培った技術の数々が生かされています。

韓国初のモノレールに採用された技術を培う元となったモノレールに、実はあなたも乗ったことがあるかもしれません。それは、浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレール。韓国の市街をさっそうと走るモノレールの姿を見れば、似ている部分が見つかるかも!?