2016年下半期の注目ワードは「蓄電」かもしれない

2016.03.01 00:00
再生可能エネルギーへの注目が高まるにつれ、電力の「品質低下」が大きな問題になっています。

太陽光や風力などの自然エネルギーは、気象条件によって出力量・周波数が大きく変動するため、電力の品質維持が難しくなります。最悪の場合は大停電の恐れもあるため、コンピューターや医療関係にとっては電力の品質がとても大切なんです。

そこで日立製作所は、ITを活用した制御だけでなく、新しい「蓄電システム」によるソリューションに注目しました。

日立は、2013年よりグループの総力を結集させて「1MW コンテナ型蓄電システム」を開発。電力の“調整力”として最適なリチウム電池を使い、信頼性だけでなく、10年という長寿命を可能にしました。今後さらなる進化を目指しながら、アメリカを中心とした電力調整市場でシェアを広げる狙いです。

日立が開発した蓄電ソリューションは、再生可能エネルギーの安定化だけでなく、夏場のピークシフトでの活用など、まだまだ大きな可能性を秘めています。世界も注目する日立の技術力は「さらに見る」をチェック!