WHAT CAFE、「自然」と「人」をテーマに19名の女性作家が多様な表現で問いかける企画展「Seesaws」を9月11日(木)より開催

2025.08.14 11:01
寺田倉庫
板橋令子をゲストキュレーターに迎え、薄久保香、清川あさみ、竹村京らが参加

寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が運営するアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」は、2025年9月11日(木)から9月23日(火・祝)まで、企画展「Seesaws(シーソーズ)」を開催します。本展では、板橋令子をゲストキュレーターに迎え、若手からベテランまで、女性アーティスト19名の作品を紹介します。シーソーのようにあらゆる価値観がゆらぎ動く現代社会において、多様な作品群との出会いにより「自分らしさ」について再考する時間を提供します。会期中には、出展作家による体験型イベントも予定しています。本展は、「TENNOZ ART WEEK 2025」の関連プログラムです。
本展は、女性アーティスト19名による、自然と人の関係性に新たな光を投げかける試みです。植物を素材に用いた作品や、布を支持体とした表現など、多様な素材と技法の作品を紹介します。作品の背景には、まかれた種から植物が芽生え、それを食べて育った蚕や羊から糸が紡がれ、紡がれた糸で裁縫が施されるなど、自然の循環と人の営みが連続する過程を見出すことができます。自然との関わりを見つめなおすことは、自らの存在の基盤に想いを馳せ、現代社会でどのように生きるかという根源的な問いに向き合う行為でもあります。タイトルの「Seesaws(シーソーズ)」は、ゆれ動く時代に変化する価値観のバランスを象徴すると同時に、「She saw(彼女は見た)」という響きを内包し、作家それぞれの視点を示唆しています。

【開催概要】
タイトル:Seesaws
出展アーティスト(敬称略・順不同):Anais-Karenin、碓井ゆい、薄久保香、遠藤文香、木村亜津、清川あさみ、小林万里子、スクリプカリウ落合安奈、鈴木初音、竹村京、平野真美、藤瀬朱里、松本千里、Mona Sugata、門馬さくら、山崎萌子、山田愛、Yu Sora、Yuri Iwamoto
会期:2025年9月11日(木)~9月23日(火・祝)
会場:WHAT CAFE(〒140-0002 東京都品川区東品川2-1-11)
営業時間:11:00~18:00(最終日は17:00閉館)
入場料:無料
公式サイト:
※会期中、貸出イベント等により休館する場合があります。詳しい営業日については公式サイトをご覧ください
清川あさみ「わたしたちのおはなし」
薄久保香「My collage and his portfolio」
竹村京「Danae」
小林万里子「空へゆく、海へゆく」
門馬さくら「SHISEI」
山田愛「真鏡」


【ゲストキュレーター:板橋令子(いたばし れいこ)について】
インディペンデント・キュレーター。文化・芸術を生み出す持続的な街づくりがしたいという想いから、東京の企業に入社。大型インスタレーションやアートイベントの企画、新規の文化施設の立上げに携わり、2023年にはアシスタントプロデューサーとしてTOKYO NODE「蜷川実花展 Eternity in a Moment」を開催。個人の活動では、MEET YOUR ART「ネクスト・キュレーターズ・コンペティション 2021」受賞。主な展覧会として、南條史生が代表を務めるエヌ・アンド・エーのN&A ART SITEにて自然と女性の関係性を題材にした「Mother Nature」、T2 Collectionの特別展示「Terroir」、WHAT CAFE 「Emerging Directors & Curators U40」におけるシシヤマザキ「promising everyone」などを開催。その他、登壇や寄稿に取組み、目[me]を迎えたトークなどの実績がある。
Photo by JOJI KURISU


【関連イベント「玉庵」】
石を用いたインスタレーションを手掛けるアーティスト・山田愛氏を講師に迎え、石磨き会「玉庵」を開催します。本イベントは京都で毎月実施されているプログラムで、今回が東京では初の開催となります。静かな茶室で石を磨き、鑑賞し、触れることで、自分自身と向き合う時間を提供します。
日程:9月13日(土)1.10:00~12:00、2.14:00~16:00
講師:山田愛
会場:WHAT CAFE、寺田倉庫G号 ※WHAT CAFEで集合し、会場に移動します
定員:各回5名(事前申込制)
対象年齢:中学生以上
参加費:3,630円(税込)
チケット予約:
【WHAT CAFEについて】 
日本のアート業界の未来を担うアーティストによる現代アート作品を展示・販売する施設です。800平方メートル もの広々とした空間と明るさが特長です。会期ごとにすべての作品を入れ替えることで、数多くのアーティストに作品披露、販売の機会を創出。来訪者には常に新しいアートと出会える場を提供します。さらに展示内容と連動したワークショップやイベント、アートファン同士の交流会などを開催。アートを五感で楽しみ体験できる空間です。また、カフェスペースでは、アートに囲まれながらお食事やお飲み物を楽しむことができます。2022年8月からはWHAT CAFE を訪れる人々が自身の「アートとは」を見つめ直し、新たな発見を生み出していただける空間を提供したいという思いを込めて「ART IS ...」のコンセプトで企画展を展開しています。

【TENNOZ ART WEEK 2025開催概要】
会期:2025年9月11日(木)~9月15日(月・祝)
   ※VIPプレビュー:9月10日(水)
公式サイト:
会場:寺田倉庫 G3-6F および 周辺施設
料金:プログラムによって異なる
主催:寺田倉庫株式会社
協力:一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会
後援:品川区
【寺田倉庫について】 
社名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代表者:代表取締役社長 寺田航平
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設立:1950年10月
URL:
天王洲アートポータルサイト:
【本イベントに関するお問い合わせ先】
寺田倉庫 事業推進チーム E-MAIL:what_cafe@terrada.co.jp

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