海外サッカー中継解説で大人気のベン・メイブリーさんが書き下ろす、平凡社新書『プレミアリーグ全史』シリーズが大反響! 待ちに待った第2巻が7月17日に発売!

2025.07.16 09:00
平凡社
待望の第2巻は、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルの強烈なライバル関係、チェルシーの台頭など、ピッチ内外が激動の時代を迎えた1996年から2010年におけるプレミアリーグの歴史を振り返ります。
ベン・メイブリー『プレミアリーグ全史2』(平凡社新書)

 株式会社平凡社(本社:東京都千代田区/代表取締役:下中順平)は、イングランド・プレミアリーグを中心にスポーツや文化に関するコメンテーター、解説者、ライターなどとして活躍中のベン・メイブリーさんの新書『プレミアリーグ全史2』(税込価格1,320円)を2025年7月17日(木)に発売します。本書は全3巻シリーズの第2巻となります。 

 1992年にイングランドにおいて設立された「プレミアリーグ」。約30年の時を経て、競技レベルや資金力など、さまざまな観点から世界最高峰のプロフットボールリーグとして、その名を馳せています。しかしリーグが現在のような名声を得るまで、道のりは決して平坦なものではありませんでした。

 平凡社新書から全3巻で刊行される『プレミアリーグ全史』シリーズは、プレミアリーグ、そしてイングランド・フットボールにかかわる多くの人々の喜怒哀楽に満ちた足跡を、ベン・メイブリーさんがイギリス出身のフットボールファンならではの現地の感覚でたどります。
 シリーズ全3巻の第2巻は、1996年6月にイングランドで開催された「ユーロ96」から始まります。フットボールファンだけでなく、国内外の多くの人びとを悲しませたヘイゼル・スタジアムでの悲劇などを受け、当時、世界から孤立していたイングランド・フットボール。「ユーロ96」は、そこからの再興をうかがわせる象徴的な国際大会となりました。

 そしてリーグが創設されて数年の時を経た1990年代後半は、あらゆる意味においてリーグが最も面白かった時代かもしれません。この時代を語るうえで欠かせないのが、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドとの間で繰り広げられた熾烈な競争。アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲルと、マンチェスター・ユナイテッドを率いるサー・アレックス・ファーガソンという2人の名将の存在が、争いに拍車をかけました。そんなライバル関係のなか、アーセナルは2003-2004シーズン、ついに無敗優勝を果たすのです。

 リーグの人気が定着するようになると、しだいに“投資対象”としてみられるようになっていきます。その流れの代名詞ともいえるのがチェルシーでした。外国の大富豪からの豊富な資金力によって、チェルシーは優秀な選手を集め、優勝を果たします。

 本格的に“激動の時代”へと突入したプレミアリーグの歴史を、記憶に残るビッグマッチなど、具体的なエピソードを盛り込みながら振り返ります。

 そして第3巻は2025年10月刊行予定! ビッグクラブの時代の到来やリーグの現在とこれからを記したシリーズ完結巻にも、ぜひご期待ください。 
【本書のはじめにから抜粋】
 第1巻では、産業革命期のフットボール誕生から1980年代の混乱と悲劇、そして1990年代の新たな可能性に満ちた時代の到来へと至る、プレミアリーグ創設の背景を辿りました。またマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールという偉大なライバル関係の背後にある歴史的・社会的・フットボール的背景を掘り下げました。このライバル関係は初期のプレミアリーグ時代に、他クラブの監督に就任したレジェンド2人を通じて代理的に繰り広げられていました。
 物語は続きます。舞台は1996年夏、イングランドがUEFA欧州選手「ユーロ96」を開催する中、ロンドンの2つのクラブが北の巨人たちに挑戦状を叩きつけようとしていました。

【第2巻の目次】
イングランド・フットボールの再起、世界最高峰のリーグへ~1996-2010

第5章 フットボールがかえってきた
第6章 アーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド
 1997-2004年 1.フランスの南部とイングランドの北部
第7章 アーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド
 1997-2004年 2.1999年のようにパーティーする
第8章 ヨーロッパへの長い道のり
 1985-99年
第9章 アーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド
 1997-2004年 3.無敗の偉業
第10章 チェルシーと「ビッグ4」
 2004-10年 1.ロンドンが青く染まる
第11章 チェルシーと「ビッグ4」
 2004-10年 2.非常に現代的なライバル関係
第12章 チェルシーと「ビッグ4」
 2004-10年 3.ヨーロッパとアメリカ
巻末付録「不運の13」

【第1巻(2025年5月刊)の目次】
イングランド・フットボールの変遷、リーグ開幕への序章~1850-1996
ベン・メイブリー『プレミアリーグ全史1』(平凡社新書)


序章 イングランド・フットボ-ルの175年
第1章 暗黒時代と再生への道程 1967-90年
第2章 喜怒哀楽の33年間のはじまり
第3章 マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプール
 1992-96年 [代理戦争その1.]ブラックバーン・ローヴァーズ
第4章 マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプール
 1992-96年 [代理戦争その2.]ニューカッスル・ユナイテッド
巻末付録 「20の小さな物語」

【著者プロフィール】
ベン・メイブリー(Ben Mabley)
1983年、英国サマセット州トーントン生まれ。スポーツや文化に関するコメンテーター、解説者、ライター、翻訳家として幅広く活動している。2012年より日本で欧州フットボール関連番組にレギュラー出演、2014‒15シーズンからはプレミアリーグの中継解説を担当。日本学専攻で17歳のときに飛び級でオックスフォード大学に入学し、首席で卒業。卒業論文は「現代日本社会におけるプロフェッショナルフットボールクラブの役割」。関西で二度の留学を経て、05年の卒業後は現在に至るまで大阪在住。2つの「地元」クラブ、ガンバ大阪とイングランド7部リーグのトーントン・タウンFCのサポーターである。
プレミアリーグ中継の人気解説者である著者のベン・メイブリーさん


【書誌情報】
書名:プレミアリーグ全史2
著者名:ベン・メイブリー
出版社:平凡社
発売日:2025年7月17日
造本:新書判、392ページ
定価:1,320円(税込)
ISBN:978-4-582-86085-6

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