株式会社ＪＲ東日本スマートロジスティクスと京王運輸株式会社は連携し駅の利便性向上に向けた新たな物流サービスを開始します

株式会社ＪＲ東日本スマートロジスティクス
新ECサービス（駅チョク便）の開始・ホテル即配サービスの対象駅拡大

○株式会社ＪＲ東日本スマートロジスティクス（本社：東京都墨田区、代表取締役社長：市原 康史、以下「ＪＲ東日本スマートロジスティクス」）と京王運輸株式会社(本社：東京都多摩市、代表取締役社長：窪田 洋、以下「京王運輸」)は、連携して一台４役の機能（予約・預入・受取・発送）を有する多機能ロッカー「マルチエキューブ」の受取・発送機能を活用した物流サービスを開始します。
○２０２５年６月３０日より、専用ECで注文した商品をロッカーで受け取れる新サービス「駅チョク便」を開始し、マルチエキューブ２７駅で商品受取が可能になります。
○JR東日本スマートロジスティクスが提供しているロッカーに預けた荷物を当日中にホテルに配送する「ロッカーホテル即配サービス」について、２０２５年７月１日より、対象ロッカー設置箇所を恵比寿駅・目黒駅・大崎駅に拡大します。配送は京王運輸が行います。

　JＲ東日本スマートロジスティクスが提供する「ロッカーホテル即配サービス」でマルチエキューブに預け入れられた荷物を指定されたホテルに当日配送する新たな集荷場所として恵比寿駅・目黒駅・大崎駅を追加いたします。集荷および配送を京王運輸が担当します。
また専用ＥＣサービス（駅チョク便）で注文を受けた商品を、お客さまが指定したＪＲ東日本線および京王線内のマルチエキューブへ、鉄道を利用した両社の配送員が配送いたします。

　ロッカーの多機能化により駅の物流拠点化を進めるＪＲ東日本スマートロジスティクスと、鉄道配送等の新たな物流サービスを提供する京王運輸、両社の駅の利便性向上を目指す思いが一致し、本取り組みが実現しました。本取り組みにより、更なる駅を利用するお客様の時間価値の向上につなげていきます。
　今後、駅の利便性向上および駅ならびに周辺地域の物流課題の解決に取り組んでまいります。

本取り組みのイメージ

（１）サービス名
ロッカーホテル即配サービス

（２）サービス概要
事前に専用サイト（以下「マルチエキューブＷＥＢサイト」）にて予約し、対象のロッカーに荷物を預け入れると当日に指定したホテルで受け取れるサービスです。

（３）利用開始日（恵比寿駅・目黒駅・大崎駅からの発送）
２０２５年7月1日（火）（予約は6月３０日（月）より開始）

（４）発送対応マルチエキューブの設置場所
恵比寿駅 M-1 M-2 M-3 M-4 M-7 M-8
目黒駅　M-2 M-3 M-4
大崎駅 M-2

恵比寿駅
M-1 M-2

恵比寿駅
M-3 M-4 M-7 M-8

目黒駅
M-2

目黒駅
M-3 M-4

大崎駅
M-2


（５）発送先のホテル
東京２３区内および浦安市内の指定ホテル

（６）利用方法
マルチエキューブＷＥＢサイトから予約、決済を行います。予約したマルチエキューブロッカーの操作パネルに予約番号を入力、またはＱＲコードを読み取っていただき、自動で開いたマルチエキューブロッカーの扉に発送する荷物を預け入れます。その後、指定したホテルで荷物をお受け取りいただきます。
※ＱＲコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

（７）ＵＲＬ
専用サイト：

（１）サービス名
駅チョク便

（２）サービス概要
専用ＥＣサイトにて注文した商品を、対象のロッカーで受け取れるサービスです。

（３）利用開始日
２０２５年６月３０日（月）（予約は６月２７日（金）より開始）

（４）受取対応マルチエキューブの設置駅
＜ＪＲ東日本線２２駅＞
新宿駅、荻窪駅、高円寺駅、吉祥寺駅、高田馬場駅、上野駅、御徒町駅、池袋駅、巣鴨駅、駒込駅、目白駅、東京駅、神田駅、秋葉原駅、日暮里駅、西日暮里駅、　赤羽駅、東十条駅、王子駅、田端駅、川口駅、浦和駅
＜京王線５駅＞
新宿駅、八幡山駅、調布駅、府中駅、聖蹟桜ヶ丘駅

（５）取り扱い商品
ＪＲ東日本沿線、京王線沿線の商業施設、店舗の弁当、惣菜、パン、菓子等２００点以上の商品

（６）利用方法
専用ＥＣサイトから、商品・受取駅（ロッカー）・受取日を選びクレジットカードで決済をすると、注文が完了します。注文後、お届けが完了するとメールでお届け完了通知が届きますので、通知内のロッカー解錠用ＱＲコードを準備の上、対応ロッカーで商品をお受け取りいただきます。
※ＱＲコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

（７）ＵＲＬ
専用ECサイト：

【参考１】多機能ロッカーマルチエキューブについて
（１）機能概要
マルチエキューブでは「予約」「預入」「受取」「発送」の４つの機能を一台でご利用いただけます。目的に応じロッカーを使い分けいただく必要がなくなり、お客さまの身近な駅のマルチエキューブ一台でシームレスなご利用が可能です。
また、お客さまの操作時を除いて、扉は常時施錠しているため、お客さまには安心・安全にロッカーをご利用いただけます。
（２）設置場所・台数　　
２０２５年５月３１日時点、東京駅や新宿駅などに首都圏を中心に１９２駅、計５４３台を設置しています。２０２６年度内に首都圏駅構内を中心に、約１,０００ 台３０,０００口を展開予定です。

【参考２】ＪＲ東日本スマートロジスティクスについて
駅の物流拠点化を実現することで、お客さまの日常生活における時間価値を高め、さらには物流２０２４年問題などの社会課題解決へ貢献することを目指し、多機能ロッカー「マルチエキューブ」の展開やマルチエキューブでご利用いただけるサービスの拡充に取り組んでいます。
【所在地】東京都墨田区江東橋3-13-1 KS15ビル　3階
【代表者】市原 康史
【創　立】2023年7月
【事業内容】貸ロッカー業、スマートロッカー業
【企業サイトURL】

【参考３】京王運輸株式会社について
物流２０２４年問題によるドライバー不足やＣＯ2排出量の削減などの社会課題解決を目指し、鉄道による商品配送を実施するなど、新たな物流サービスの拡充に取り組んでいます。
【所在地】東京都多摩市一ノ宮1-26-1
【代表者】窪田 洋
【創　立】1964年
【事業内容】一般貨物自動車運送業
【企業サイトURL】