株式会社オープンハウスグループ
~つづく、廃墟再生 つくる、初夏のひととき~
株式会社オープンハウスグループ(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 荒井正昭、以下「当社」)は、2021年9月に群馬県みなかみ町、群馬銀行、東京大学大学院工学系研究科(以下「東京大学」)と締結した「産官学金包括連携協定」(以下「本協定」)に基づき進めております「水上温泉街再生プロジェクト」の一環として、2025年5月17日(土)に開催された「おためしオープンアトリエ#1」に協力いたしました。
会場となった「旧ひがき寮」(閉館した温泉旅館「一葉亭」の元従業員寮)は、秋以降に本格始動するアトリエの拠点となるべく、「旧ひがき寮まるごとアトリエプロジェクト」として改修が進められています。
当日は、1日限定で「創り手」の櫻井園子さん、桑原早恵樹さん、akikoさんがそれぞれのアトリエを設え、ワークショップ、展示、販売を行いました。3名の共同作品の展示や、東大生による漆喰風塗料を使用した塗装体験ワークショップ、ブランド米「水月夜」を使用したお団子などが楽しめるカフェギャラリーも登場。また、旧ひがき寮の模型や「水上温泉街再生プロジェクト」のこれまでの歩みに関する展示も行われ、地元の方々や外国人観光客など、幅広い層のお客様にご来場いただきました。
来場されたお客様には、アトリエの展示やワークショップを満喫していただくとともに、みなかみ町の美味しいお菓子を味わい、ゆったりとした時間を過ごしていただきました。漆喰ワークショップを体験されたお客様の中には、「なかなかできない体験なので、どんな風に漆喰が伸びるのか、色がどんなふうに混ざるのか体験してほしい」と、幼稚園児のお子様への体験を目的にお越しくださった方もいらっしゃいました。
次回の「おためしオープンアトリエ#2」は、7月24日(木)~26日(土)に開催が決定しました。
イベント概要
日時:2025年5月17日(土)10時~20時
場所:水上温泉街 旧ひがき寮(住所:群馬県みなかみ町湯原641-1)
主催:旧ひがき寮まるごとアトリエプロジェクト
協力:みなかみ町・東京大学・株式会社群馬銀行・株式会社オープンハウスグループ
入場:無料
内容:・一般公募による3名の「創り手」の方々による出展
・ワークショップ(旧ひがき寮の一室の壁に塗装を行う、漆喰風塗料を用いた左官体験)
旧ひがき寮まるごとアトリエプロジェクトについて
閉館した温泉旅館「一葉亭」の元従業員寮である「旧ひがき寮」の再活用の可能性を探るため、水上温泉街再生プロジェクトの一環として、生まれ変わらせようとしています。まるで南欧の裏路地のような、独特な建ち方と佇まいが印象的な「旧ひがき寮」の活用方法を、東大生や地元の方々とも連携をさせていただき、アトリエとして文化的な活動拠点とするべく、約1年前の2024年6月より「まるごとアトリエプロジェクト」が始動。アート・ものづくり・クラフト・アップサイクルなどをテーマにした温泉街の新しい拠点づくりを目指しています。
約1年間、住民の皆様や関心のある有志の方々、そして本協定で産官学金連携してまちづくりに取り組むみなかみ町・東京大学・群馬銀行・当社のメンバーが一体となり、地元の方々にもご協力も得ながら、手作りのDIY改修を進めています。
今回の「おためしオープンアトリエ#1」開催にあたっては、電気工事の資格を保有する当社社員が、東大生の皆様と協力。照明やコンセントの設置などを行い、これまで電気が通っていなかった旧ひがき寮に明かりが灯りました。
次回の「おためしオープンアトリエ#2」は7月24日(木)~26日(土)に開催いたします。秋以降の本格稼働に向けて、今後も地元の方々や東大生らと協力し、ワークショップやDIY改修を進めてまいります。
※詳細は、「みなかみ廃墟再生プロジェクト」のホームページをご覧ください。
「おためしオープンアトリエ」の見どころについて
ものづくりにフォーカスしており、複数の創り手が同じ空間でものづくりを行うことで今までにないものを生み出します。それぞれ違うバックグラウンド、専門分野、視点を持った方たちが、互いに影響し合い、インスピレーションを交換しながらオープンアトリエを創出します。
●温泉街通り=モノ・コトが生まれる場所
●旧ひがき寮=モノ・コトが集まる場所
メインの通りの温泉街通りに対して、裏路地の旧ひがき寮では、ものづくりをテーマに、旧ひがき寮に人が集まり、「うらろじ界隈」に文化拠点の創出を図ります。
「オープンアトリエ」のSDGsの取り組みについて(持続可能な創作環境)
本取組では、温泉街再生という日本諸所に共通する社会課題解決にむけ、現存する地域資源の有効利活用を模索しつつ、地域コミュニティ及びクリエイターコミュニティの相互作用による持続可能な地域の発展に向けたゴールとして、
・環境的な持続可能:自然に寄り添うものづくり
・経済的な持続可能:アーティストやクリエイターが活動を続けられるような、資金調達や運営の仕組みを作ること
・社会的な持続可能:異なるバックグラウンドを持つ人々が協力できる場を作ること
を目指しています。
みなかみ廃墟再生プロジェクトについて
WEBサイト:
株式会社オープンハウスグループの地域共創への取り組み
オープンハウスグループは、次世代に豊かな日本を残すため、日本の抱える社会課題、「人口減少・少子高齢化」、「都市への人口集中・地方の衰退」、「社会資本の老朽化」、「長期的な経済の低迷」、「低い労働生産性」等の解決策の1つとして、「地域共創」を掲げ、様々なステークホルダーと手を取り合って、持続可能な社会の実現を目指します。
まち・ひと・しごとの循環があり、資金が集まり、家が売れる都心と比較し、地方はその循環が弱まっています。オープンハウスグループは、地域課題を解決し、ポジティブな循環を取り戻すことが、日本の課題解決に必要だと考えます。まちを作り、ひとの流れを作り、しごとを生む。そんなまちづくりを日本中へ広げ、日本中に、好立地を、ぞくぞくと生み出し、地域共創を通して、やる気のある人が活躍する持続可能な社会の実現を目指します。
現在の主な取組:OPEN HOUSE ARENA OTA・みなかみまちづくりプロジェクト(水上温泉街再生・廃墟再生マルシェ・みなかみほうだいぎスキー/キャンプ場)・桐生南高校跡地活用プロジェクト・群馬クレインサンダーズ・オープンハウスの森プロジェクト
地域共創プロジェクト:
株式会社オープンハウスグループについて
株式会社オープンハウス及び関係各社は、2022年1月より、株式会社オープンハウスグループを純粋持株会社とする持株会社体制に移行いたしました。グループの事業は、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業を中心に、住まいや暮らしに関連する各種サービスを展開し、地域につきましても、創業の首都圏に加え、名古屋圏、関西圏、福岡圏へと拡大、更に近年は、地域共創のための活動や、環境保全活動にも力をいれています。1997年の創業以来の主要事業である戸建事業では、土地の仕入から、建築、販売まで製販一体の体制を整え、便利な立地かつ手の届きやすい価格の住まいを提供しております。共働き世帯の増加により求められる職住近接した立地、多様化する働き方の中で新しいニーズに応える企画等、グループならではの連携をとった取組を進めてまいりました。これからも、当社グループは、より多くのお客様に選んでいただける住まいのご提供に努めてまいります。
株式会社オープンハウスグループ Web サイト URL:
企業概要
商号 株式会社オープンハウスグループ
本社所在地 〒100-7020 東京都千代田区丸の内 2-7-2 JPタワー20階(総合受付)・21階
創業 1997年 9月
代表者 代表取締役社長 荒井 正昭
資本金 201億7,327万円
従業員数(連結)5,990名(2025年3月末時点)