Shure、柔軟性と拡張性を備えた革新的な次世代ワイヤレスソリューションを発表

2025.06.16 13:02
シュア・ジャパン株式会社
最大24チャンネルを1Uで実現する「ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機」など、プロフェッショナルの現場に革新をもたらす新製品を発表
ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機


Shureは本日、最高峰ワイヤレスシステムにさらなる柔軟性と拡張性をもたらす革新的な製品群を発表しました。主な新製品は以下の通りです。
ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機
Shure初のチャンネル拡張機能を採用した「ANX4」は、1台で最大16チャンネルのAXT Digitalまたは最大24チャンネルのULX-D(R)ワイヤレスオーディオに対応する高性能ワイヤレス受信機です。(両方のシステムを同時に使用することはできません。)

ANX4本体は2025年後半より、順次出荷開始予定です。
AXT(R) Digital PSMにチャンネル拡張機能*と新たな送信モードが登場
2025年後半に提供予定のファームウェアアップデート(ShureCloudまたはShure Update Utility[SUU]経由)により、AXT Digital PSMに「チャンネル拡張機能*」と「AXT Digitalスタンダード送信モード」の2つの主要機能が追加されます。

チャンネル拡張機能*
ADTQ 4チャンネル送信機は最大12ステレオチャンネルを追加でき、合計で最大16チャンネルに対応。ADTD 2チャンネル送信機は最大6ステレオチャンネルを追加でき、合計で最大8チャンネルに対応します。

* AXT Digital PSMのチャンネル拡張機能にはWMAS(ワイヤレスマルチチャンネルオーディオシステム)技術を採用しており、一部の国・地域でのみ認可されています。日本国内においては今後新たな技術基準の策定が検討されています。
** AXT Digital PSMの拡張チャンネルライセンスは今後、WMASに関する技術基準が策定され、認可が下り次第、国内での購入および運用が可能になる見込みです。

AXT Digitalスタンダードモード
ADTQおよびADTD送信機を使用することで、AXT Digitalワイヤレス受信機(AD4Q、AD4Dなど)への直接オーディオ伝送が可能になります。AXT Digitalシリーズのボディーパック型送信機と比べて高いRF出力を備えており、より長距離かつ高性能なワイヤレス伝送を実現します。
ULX-Dワイドチューニングレンジモデル
2025年後半に出荷開始予定の新しいULX-D送信機および受信機は、実績のあるULX-Dワイヤレスシステムに、拡張された周波数帯域とより広い地域での運用性をもたらします。これらのワイドチューニング範囲に対応した新しいULX-Dコンポーネントは、ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機と互換性があります。

ANX4およびAXT Digital PSMのチャンネルライセンス**は、購入後にShureCloud上でユーザー自身が有効化でき、複数の同一機種ハードウェアに割り当て可能です。この柔軟性により、ハードウェアを移動せずにチャンネル構成の変更ができ、多チャンネル運用のニーズにも対応できます。

Shure プロフェッショナルオーディオ部門 マーケティング&プロダクトマネジメント担当アソシエイト・バイスプレジデント、Nick Wood(ニック・ウッド)は次のように述べています。「Shureは、常にお客様の絶えず変化するニーズに応えるべく、柔軟性に優れたワイヤレス技術の革新に取り組んでいます。今回のソリューションは、ハードウェアとソフトウェアの機能を融合させることで、製品の柔軟性をさらに高め、プロフェッショナルユーザーがシステム全体を通じて、より多くの可能性を引き出せるよう設計されています。」

Shure ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機
ANX4は、AXT DigitalまたはULX-Dのいずれかの送信モードで動作し、必要に応じてチャンネル数を柔軟に拡張できるスケーラブルなワイヤレス受信機です。両システムに対応するすべての送信機と互換性があり、用途に応じた最適な構成が可能です。初期状態では有効なチャンネルは含まれておらず、ShureCloudを使用して必要なチャンネル数をアクティベートすることが可能です。この革新的な設計により、ユーザーは必要な数のチャンネルライセンスを購入し、複数のANX4ユニット間で柔軟に割り当てることができるため、大規模なチャンネル数を必要とする現場においても、かつてない柔軟性を実現します。AC電源モデルとDC電源モデルの2種類から選択可能で、174 MHz~2 GHzの広帯域チューニングレンジと、最大72 MHz幅でチューニング可能な2系統のアンテナ入力を搭載しています。

1Uラックサイズの受信機は、省スペース設計と発熱の抑制により、効率性を最大化。多チャンネル運用においても、AXT DigitalやULX-Dの既存機能を損なうことなく、コストパフォーマンスに優れたソリューションを提供します。音響レンタル業者や常設設備、ロケーションサウンドなどのスペースや重量に制約のあるシーンに最適です。

ANX4は接続性も強化されており、4系統のイーサネットポートと4系統の同軸アンテナ入力を装備。追加のアンテナ分配機器を必要とせず、システム構成をシンプルに保つことができます。また、6.6インチの大型カラーディスプレイをフロントパネルに搭載し、ULX-DおよびAXT Digitalのすべての周波数帯に対応。Dante/AES67出力や、フロントパネルに搭載された1/4インチのヘッドホン端子によるモニタリング機能も備えています。
さらに、Shure Wireless Workbench(R)との連携により、RF環境の遠隔監視・管理もスムーズに行えます。

ANX4本体2025年後半より順次出荷開始予定となり、運用には別途チャンネルライセンスの購入が必要です。

Shure AXT Digital PSMチャンネル拡張機能*&スタンダード送信モード
昨年の登場以来、AXT Digital PSMはShureのAXT Digitalシリーズに加わる革新的な製品として高い評価を受け、数々の賞を受賞しています。2025年後半、ShureCloudまたはShure Update Utility(SUU)を使用したファームウェアアップデートにより、Shureは業界を前進させる革新的かつスケーラブルなソリューションへの取り組みをさらに強化します。今回のアップデートでは、以下の2つの主要機能が追加されます

-チャンネル拡張機能*

WMAS(ワイドバンド・マルチチャンネル・オーディオ・システム)技術を搭載したAXT Digital PSM送信機(ADTQ/ADTD)は、最大16ステレオチャンネルまで拡張可能*な柔軟性を備え、システム設計の自由度を大きく広げます。対応機材の最大チャンネル数は以下の通りです。

ADTQ(4チャンネル送信機):最大16ステレオチャンネル
ADTD(2チャンネル送信機):最大8ステレオチャンネル


このチャンネル拡張機能により、ラックスペースの削減や軽量化が実現し、さまざまな運用ニーズに柔軟に対応できます。チャンネルライセンス**は、1チャンネルまたは4チャンネル単位で購入可能です。
* AXT Digital PSMのチャンネル拡張機能にはWMAS(ワイヤレスマルチチャンネルオーディオシステム)技術を採用しており、一部の国・地域でのみ認可されています。日本国内においては今後新たな技術基準の策定が検討されています。
** AXT Digital PSMの拡張チャンネルライセンスは今後、WMASに関する技術基準が策定され、認可が下り次第、国内での購入および運用が可能になる見込みです。

-AXT Digital スタンダードモード(ポイント・ツー・ポイント送信モード)

ADTQおよびADTD送信機は、AXT DigitalのAD4QおよびAD4Dワイヤレス受信機に対して、直接ワイヤレスオーディオ信号を送信できる「スタンダード送信モード(ポイント・ツー・ポイント)」に対応しています。

このモードでは、従来のAXT Digitalボディーパック送信機と比べて高出力のRF信号を送信できるため、より長距離での高品質なワイヤレスオーディオ伝送が可能になります。


ULX-Dワイドチューニングレンジモデル
ワイドチューニング範囲に対応する新たなULX-Dコンポーネントは、最大166 MHz(地域により異なる)の広帯域に対応する送信機および受信機をラインナップ。これにより、プロフェッショナルユーザーは、より広い地域でULX-Dシステムを使用できるようになり、運用時に管理すべき周波数帯の数も削減されます。

地域別の対応周波数帯域:
・ 米国:最大138 MHz
・ 欧州・中南米:最大166 MHz
・ その他の地域:各国の電波規制に準拠

対応機種:
・ ULXD1ボディーパック型送信機
・ ULXD2ハンドヘルド型送信機
・ ULXD4D 2チャンネル受信機
・ ULXD4Q 4チャンネル受信機

ULX-Dワイドチューニングレンジモデルは、チャンネル数を柔軟に拡張できるANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機と互換性があります。また、ULX-Dワイドチューニングレンジモデルの受信機と従来のULX-D送信機は周波数帯が一致していれば組み合わせて使用できます。同様に、従来の受信機も新しいワイドチューニングレンジモデルの送信機と互換性があります(周波数帯が一致している場合)。これにより、プロフェッショナルユーザーは、より多くの地域でULX-Dシステムを柔軟に運用でき、周波数帯の管理負担も軽減されます。
ULX-Dワイドチューニングモデルは、2025年後半より順次出荷開始予定です。


【Shure (シュア)について】
Shure(www.shure.com)は、およそ1世紀に渡って人々が驚くほど冴えわたるサウンドを世界に送り出してきました。1925年に設立され、その品質、性能、耐久性で知られているオーディオ機器の世界的リーディングカンパニーです。マイクロホン、ワイヤレスマイクシステム、インイヤーモニター、イヤホン/ヘッドホン、会議システムなど様々な音響機器をユーザーに届けています。クリティカルリスニングで、ここ一番の大事なステージで、スタジオで、そしてミーティングルームでも、いつでもShureがあなたを強力にバックアップします。
Shure Incorporatedは、米国イリノイ州ナイルズ(Niles)に本社を置き、米国、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジアに30以上の製造施設と販売拠点を有しています。


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シュア・ジャパン株式会社(Shure Japan Limited/www.shure.com/ja-JP) は、Shure Incorporatedの日本法人です。
※Shureは米国Shure Incorporatedの登録商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標及び登録商標です。
※ その他の商標およびトレードネームは、それぞれの所有者に帰属します。

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