全固体リチウム電池における「固体電解質」「電極活物質」「電池作製プロセス技術」などについて、産学官による学術的知見や開発動向をまとめた1冊が普及版となって発売！

株式会社シーエムシー出版
『全固体リチウム電池の開発動向と応用展望《普及版》』（監修：辰巳砂昌弘、林　晃敏）（定価：税込6,490円）を2025年6月5日に発刊いたします。詳細は以下をご覧ください。

監修：辰巳砂昌弘、林　晃敏
発行日：2025年6月5日
体裁：B5判・298頁
ISBNコード：978-4-7813-1832-5
価格(税込)：6,490円
※普及版とは、初版の発行から時間が経過し、お求めやすい価格にてご提供している書籍です。
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・著者（所属表記は2019年当時のものです)
辰巳砂昌弘　　大阪府立大学
林　晃敏　　　大阪府立大学
鈴木耕太　　　東京工業大学
菅野了次　　　東京工業大学
宇都野太　　　出光興産(株)
稲熊宜之　　　学習院大学
濱本孝一　　　産業技術総合研究所
浜尾尚樹　　　産業技術総合研究所
藤代芳伸　　　産業技術総合研究所
忠永清治　　　北海道大学
ナタリーカロリーナ ロゼロナバロ　北海道大学
印田　靖　　　(株)オハラ
金相侖　　　　東北大学
折茂慎一　　　東北大学
桑原彰秀　　　(一財)ファインセラミックスセンター
他、計50名

・目次
【第I編　固体電解質】
<固体電解質材料>
第1章　結晶性硫化物系固体電解質
第2章　硫化物ガラス系固体電解質
第3章　硫化物系固体電解質の特性向上
第4章　ペロブスカイト型リチウムイオン固体電解質
第5章　NASICON型固体電解質
第6章　ガーネット型固体電解質
第7章　酸化物ガラス系固体電解質
第8章　全固体電池への応用に向けた酸化物系固体電解質の開発
第9章　錯体水素化物固体電解質とそれを用いた全固体電池
<解析・設計>
第10章　第一原理計算を用いたリチウムイオン伝導体界面におけるイオン伝導機構の解析
第11章　全固体電池における電極―電解質界面の計算科学解析
第12章　中性子散乱による固体電解質の構造解析
第13章　放射光X線を用いた硫化物ガラス電解質の解析

【第II編　デバイス技術】
<電極活物質材料>
第1章　硫化物系固体電解質の微細化・均質分散による電極-電解質界面構築(LIB用活物質の適用)
第2章　全固体リチウム硫黄電池について
第3章　高電位正極を用いた硫化物全固体電池の現状と課題
第4章　固体電池へのシリコン負極の適用
第5章　酸化物系無機固体電解質を介したLi金属の析出溶解機構
第6章　全固体電池の評価・解析手法
第7章　全固体電池におけるオペランド構造解析
<プロセス技術>
第8章　硫化物固体電解質の液相合成
第9章　ドライコーティングによる活物質と固体電解質の複合化
第10章　貫通多孔シートを用いた電解質層の薄層化技術
第11章　エアロゾルデポジション法を用いて作製した全固体リチウムイオン二次電池
第12章　通電焼結法を用いた全固体電池の開発
第13章　全結晶型リチウムイオン二次電池の開発
第14章　NASICON型酸化物を用いた単相型全固体電池
第15章　一括焼成により得られる積層型酸化物系全固体電池
第16章　単結晶電解質部材の開発
第17章　全固体電池における低抵抗固体界面の実現
第18章　全固体薄膜リチウム二次電池の量産製造技術