”安心できる友達のような1冊”――益田ミリ描き下ろし最新作『サトウさんの友達』に書店の皆様から共感の声続々!いよいよ5月22日発売

2025.05.22 08:00
株式会社マガジンハウス
2025年5月22日(木)発売

このたび、株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、益田ミリ『サトウさんの友達』を5月22日(木)に全国の書店・インターネット書店にて発売いたします。『ツユクサナツコの一生』で手塚治虫文化賞短編賞受賞後の初の描き下ろしとなる本作は、ゲームに目覚めた主人公の“新しい人間関係”を描き出します。2022年刊行の『ミウラさんの友達』に続く「友達」シリーズの第二弾です。
書店の皆様からお寄せいただいた感想を公開します(順不同)。
紀伊國屋書店 高槻阪急スクエア店/北辻祥子さん
▶あつ森に泣かされるとは思いませんでした、、こんなに素敵な巡り合わせで友達になれるってうらやましい! 親に認知症の診断が出るという状況は40、50代世代にはドンピシャ問題。不安な気持ちを代弁してもらえる事は、悩んでいるのは自分だけじゃないんだと思えて気持ちが楽になりました。『サトウさんの友達』は、安心できる友達のような1冊です。

紀伊國屋書店新宿本店/ご担当者様
▶私にとって友人との距離感を言語化することは難しく、明確に「あつ森の島の住人のような距離感でありたい」と断言できるのは凄い。一方で、出会って1年の友人と4泊6日の海外旅行へ行くことはあつ森の住人の距離感以上のものがあるのではないかと思った。
何事も考えすぎなサトウさんと「おとなしい」というレッテルを貼られ、なかなかそこから自身が抜け出すことのできないサトウさん。
2人のサトウさんが偶然の出会いから「あつ森」を通じて現実世界と向き合おうとする姿勢は、ゲームの世界ほど簡単じゃなくても、彼女たちにとって大切なきっかけになると思う。

有隣堂横浜駅西口店/ご担当者様
▶誰でも感じた事のある、人間社会、家族関係の鬱屈さをまさかの「あつ森」で晴らしてく様は読んでてとても面白かったです。私も「あつ森」をやりたくなりました。(笑)

東京堂書店/吉野江梨子さん
▶記憶としては、消えてしまっても、一緒にすごした思い出は心の中に絶対残っている。そう思えると、別れをのりこえてゆけると確信しました。
それと、友達がいないと思っている人ってけっこう多いと思いますが、(私もです)ひょんなとこから友達ってできちゃうもんなのかも! と中年ですがワクワクしちゃってます!「あつ森」ライクな友人関係すごくいい!! 世界基準になって!(笑) あ~~!! やっぱり大好きだ~益田ミリさん!!

くまざわ書店 調布店/山下真央さん
▶主人公は40代、わたしは今25なので全てがわかる~!と共感できるわけではありません。
しかし気づけば友達も減りつつある、この一点がものすごく共感してしまいました。
学生の頃とは違って、職場の同僚と友達という雰囲気にはなりにくく、学生の頃の友人とは時間が合わず疎遠になっていくばかり…。
そんな中であつ森の中での軽やかな人間(?)関係。何かを断っても後を引かず、また話しかけてくれる。誕生日にはおめでとうといってお祝いしてくれる。わたしもあつ森をしているので、ああ確かにあつ森みたいな人間関係いいよなあ…と終始思いました。
大人になってからできる友人は、学生の頃できた友人とはすこし違う。ほどよい距離感で過ごすことができる人たちばかりだと気づくことができました。

東京旭屋書店 新越谷店/猪股宏美さん
▶日常の中にあるモヤモヤや不安。
それを真正面から突きつけつつも、優しく包んでくれる。
あつ森、やったことないけれどやってみたくなってきたー。
この友達の距離感、羨ましい。

紀伊國屋書店 千歳店/ご担当者様
▶登場人物の皆様、やさしい人ばかりで、言葉たちもやわらかい。
ゲームをきっかけに、現実での行動が自分でも思ってた以上に大胆に変化していたこと、わかる~!と共感しながら読みました。
あつ森のやさしさとは、包容力だったのか!と気付き。確かに、木を切り倒しまくるだとか、地形やらキャラデザやらを弄ってどれだけ変化しようとも、自分の島はただそこにある。久々にあつ森、起動したくなりました。

有隣堂テラスモール湘南店/藤田裕子さん
▶共感しかない一冊。
人との付き合い方、親の老い。
特に親の老いに関して、リアルに進行中の我が身に置き換え、受け入れていくりっちゃんの姿に勇気と希望と展望をもらえました。
きれいごとでは済まされない事ではあるけれど、捉え方の転換がりっちゃんのようにできるといいな、と思いました。
50代の自分に刺さりまくりの内容でしたし、年齢に関係なく親の老いを感じる人たちに、きっとほんわかとした光を届けてくれるなぁと。
そして、あつ森!!
自分はどう森もポケキャンもドはまりしていたので、あつ森はコロナ禍始まりに発売したこともあり、はまり方が更に深く、年内で900時間超え、今もたまに入ってはGを退治してます。
細部にわたりあつ森関連に激しく同意。
「あるある~」と読みました。
すずらん咲きまくりで今の島が理想の完成形かなーと島クリ全然していませんでしたが、アオリンの「完成とかないです」にハッとなり、なんなら1から作り直してもいいか??と思っています。
あつ森に熱くなってしまいましたが……
初めて益田先生の作品を拝読いたしました。
まとめ買いをされるお客様の気持ちが分かる気がいたしました。
さらっと読めるけど共感のできるものなのでしょうね。
本作もそこに加わっていくことが楽しみです。

Fさん
▶年齢を重ねるとどんな環境の人でも、それぞれに先行きや未来に不安をかかえ、感じながら生きているんだなあと思う。そんな中りっちゃんやアオリンが自分なりに楽しみや幸せを探して悩みがんばる姿に共感でした。”大人ってまーまーがんばってるじゃんか”この言葉にすくわれ、共感する人はたくさんいると思う。

紀伊國屋書店 天王寺ミオ店/西澤しおりさん
▶少しずつ寂しさを抱える2人のサトウさん、共通点は「あつまれどうぶつの森」!! ゲームを全くやったことがなくても、一緒に夢中になれました。現実世界ではそれぞれに職場での居心地の悪さを感じ、サトウりっちゃんの方は母親の認知症に不安といらだちを募らせる。誕生日の夜に泣いたりっちゃん、胸が痛かったです「あつ森」の島がサードプレイスになって、りっちゃんとアオリンの安らげる場所になる。ひと息つける場所を作るのって、いろんな方法があるんだなぁ。想像力は無限だ!! 憧れの国フィンランドに行っても、島づくりが頭に浮かぶ。海外旅行の楽しみ方も様々で、読んでいてのんびりウキウキ出来ました!

オリオン書房ルミネ立川店/ご担当者さま
▶私の友達はヤマザキさん。サトウさんのように大人になってできた共通の「好きなもの」を持つ友達。親のこと、仕事のことなど、不思議と共感共有できてしまうのです。これからも一緒に過ごしたいなと、友達のことを想う時間になりました。

ジュンク堂書店 藤沢店/鈴木かがりさん
▶不器用でいじらしい、あつ森にハマりながらもうまくいく、不思議な読後感がありました!


■本書の内容
気づけば友達が減りつつある年頃。職場では居心地の悪さを感じなくもない。
二人暮らしの母の健康状態にも不安を覚える日々。
そんなある日、主人公はNintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」に出会う。
もうひとつの世界が、彼女の現実を少しずつ変えていく。
空気を読みすぎない“新しい人間関係”が動き出す!
(C) miri masuda/マガジンハウス
(C) miri masuda/マガジンハウス
(C) miri masuda/マガジンハウス
(C) miri masuda/マガジンハウス
■著者からのメッセージ
「人はその時その時の支えを見出し、なんとか自分の人生を立て直し、諦めずにやっていこうともがいている。そういう世界を描けたかなと思っています」




■著者プロフィール
益田ミリ
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。 主な著書に漫画『ミウラさんの友達』『僕の姉ちゃん』(小社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『今日の人生』(ミシマ社)、『ヒトミさんの恋』(文藝春秋)、『ランチの時間』(講談社)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)、『こはる日記』(KADOKAWA)等。エッセイに『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)、『小さいわたし』(ポプラ社)他、多数。『ツユクサナツコの一生』(新潮社)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

■書誌情報
書名  :サトウさんの友達
著者  :益田ミリ
発売日 :2025年5月22日
価格  :1,540円(税込)
仕様  :A5並製・160ページ
ISBN:978-4-8387-3325-5
発行  :株式会社マガジンハウス
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