日焼けした肌に本物のラグジュアリーを FRED「フォース10」

2025.05.19 07:00
時代やトレンドに左右されることなく、長年愛用できるアイテムには格別な存在感がある。手にするだけで、これまで以上の満足感を得られ、自分自身もさらに磨かれていく。BRUDER編集部が選んだそんな『大人名品』と呼ぶにふさわしいアイテムを毎月紹介します。大人名品vol.4
FRED「フォース10」
美白がトレンドとされる昨今でも、太陽の下で鍛えられた日焼け肌は、ゴルファーとしての誇りとも言えるだろう。ラウンドを重ねてきた肌だからこそ似合うのが、本物のラグジュアリー。プレー中でも身につけられるジュエリーは、大人ゴルファーとしての品格と余裕をさりげなく演出してくれる。
“サンシャインジュエラー”と称される高級ジュエリーブランド「FRED(フレッド)」。メゾンのアイコンとも言える名品が『フォース10』だ。帆船のシャックル(結合金具)に着想を得たデザインは、自由と冒険を象徴しながら、現代的で、洗練された魅力がある。自分らしさを表現できる豊富なカスタマイズ性もまた、大人の遊び心をくすぐる。色で語るジュエリー FRED創業者の美学
「宝石は、色で語りかけるものだ」──そんな信念を抱いていたのが、創業者のフレッド・サミュエルだ。 南米アルゼンチンで育った彼は、太陽の下で育まれた独自の色彩感覚を武器に、パリの伝統的なジュエリー界に鮮やかな風を吹き込ませた。人工パールの導入や異素材の融合など、斬新な発想を次々とデザインに落とし込み、彼ならではのスタイルを確立していった。
サミュエルは、ただ奇抜なだけではなく、洗練と遊び心の両立という“粋”を知っていた。それを象徴するのが1980年代に誕生した「フレディズ」だ。パールにゴールドやカラーストーンをあしらったゴルファーがモチーフ。スポーツをこよなく愛し、ジュエリーの本質を熟知している彼だからこそ生まれた発想である。
彼の独創性に魅了された人は数多い。グレース・ケリー王妃をはじめ、マーゴ・ヘミングウェイや、ジャン・コクトー、マレーネ・ディートリッヒなど、文化人から映画スターまで、セレブリティとの親交も深かった。風の名を持つジュエリー“フォース10”誕生の物語
『フォース10』とは、風の強さを示す「ビューフォート風力階級」のレベル10を表す言葉。自然の猛威に立ち向かう限界ギリギリの力を意味し、厳しい状況でもブレずに挑む意志の強さ、冒険心、そして絆への願いが込められている。
サミュエルは、マリンスポーツをこよなく愛し、自らも熟練した船乗りだった。海への情熱は家族、とくに息子のアンリとジャンにも引き継がれ、2人は1962年、セーリング競技のヨーロッパチャンピオンの栄冠にも輝いたほどだった。
ある日、長男のアンリは船のマリンケーブルをイメージしたジュエリーを妻に贈ろうと考えた。ステンレススチールでケーブルを編み、船のロープワークに使うシャックルをかたどり、ゴールドのバックルをあしらったブレスレットを考案した。この意匠こそ、1966年に正式なコレクションとして誕生した『フォース10』の原型だ。アイデアはいつも“風通し良く” 挑戦する精神
FREDは創業当初から、ジュエリーの枠にとらわれない自由な発想を大切にしてきた。人工パールの導入、ステンレス×ゴールドの融合といった大胆なアイデアは、常に時代の一歩先を行くものだった。その革新性は、さまざまなコラボレーション展開にも表れている。アートやファッション、さらにはスポーツとも積極的に手を組み、ジャンルを超えて新しい価値を提示し続けている。赤土に映える洗練の輝き ローラン・ギャロスとの共演
ジュエリーとスポーツ、意外に思える組み合わせだが、FREDはその親和性を軽やかに証明してみせた。パリのグランドスラム「ローラン・ギャロス(全仏オープン)」との公式コラボレーションでは、『フォース10』の2025年限定モデルが登場。赤土を思わせるカラーパレットや、コートのラインを模したディテールが、スポーツとジュエリーの新たな可能性を切り拓く。単なるスポンサーシップではない“スタイル”としての融合。フォース10の懐の深さを象徴する好例だ。自分仕様という贅沢 無限のカスタマイズ性
フォース10の真骨頂は、なんといってもそのカスタマイズ性にある。バックルの素材選びに始まり、カラフルなケーブルを自由に組み合わせることで、数百、数千通りのバリエーションが楽しめる。シーンに合わせて印象を変えるのも良し、ひとつのお気に入りを貫くのもまた粋。カスタマイズの過程そのものが、すでに“ラグジュアリーな体験”だ。今こそ手にすべき大人の“証明書”
2026年、フォース10は誕生60周年を迎える。過去の偉業を振り返るだけでなく、これから先の時間をどう刻んでいくのか。その節目に立ち会うことは、ジュエリーを超えた物語の一部になること。気負わず、けれど確かな意思を持って身につけたい “人生の節目にふさわしい一本”がここにある。
時代が変わっても、本物は色褪せない。そんな言葉を体現するフォース10は、今このタイミングで手にするにふさわしい大人の“証明書”とも言えるだろう。そして還暦を迎えるジュエリーというのも、どこかユーモラスで実に粋ではないだろうか。
お問い合わせ先
フレッド カスタマーサービス TEL: 03-5635-7040
https://www.fred.com/
Text : Yumi Takahashi
Edit : Junko Itoi

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