徳間書店
2025年5月9日(金)、全国の書店・ネット書店で発売!
徳間文庫5月新刊
株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、徳間文庫の今月の新刊を5月9日(金)に発売することをお知らせ致します。
■山本巧次『角を曲がれば謎がある 大奥様陽だまり事件帖』
カバーイラスト=立原圭子
タイトル:角を曲がれば謎がある
大奥様陽だまり事件帖
著者:山本巧次
定価:880円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:304P
発売:2025年5月9日(金)
ISBN:978-4-19-895020-0
商品ページ:
【徳間書店】
江戸の「ミス・マープル」登場!
六十三歳、旗本の大奥様の推理が冴える!
人気シリーズ〈八丁堀のおゆう〉の著者
待望の新シリーズ
嬉代(きよ)は四百五十石の旗本・羽鳥家の大奥様。何にでも首を突っ込みたがる孫娘の那美(なみ)をお供に、六十三歳とは思えぬ機転と洞察力で厄介事を収める頼もしい存在だ。俳句仲間の町名主・三左衛門から、大工の耕吉が道具箱を盗まれ、困っていると聞く。耕吉は腕が良く手間賃も安いため、他の大工から妬み嫉みを受けているらしい。耕吉を呼び、話を聞いて、長屋に赴いた嬉代が推察した真相とは……。(書下し)
○POP
カバーイラスト=水谷有里
タイトル:風の港
著者:村山早紀
定価:880円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:304P
発売:2025年5月9日(金)
ISBN:978-4-19-895024ー8
商品ページ:
【徳間書店】
ときには羽を休めよう。
あなたにいい風が
吹くまで。
漫画家の夢破れて故郷へ戻る途中の亮二は、謎めいた似顔絵描きの老紳士と出会う。祖母に「本は魔法でできているのよ」とささやかれ育った書店員・夢芽子(ゆめこ)が、黄昏時に見た夢。十代の日に親友同士だった恵と眞優梨(まゆり)は、新人作家と女優として再会を果たす。世界を駆ける奇術師・幸子は久しぶりの祖国の空港で、東京で暮らした日を思う。旅人たちの人生が交差し奇跡が起こる、空港のある一日の物語。
○あとがきより抜粋
おかげさまで、『風の港』、こうしてめでたく文庫判が刊行されることとなりました。
また、空港を舞台とする物語として、シリーズ化させていただけることに。この文庫に先立ちまして、二巻目にあたります『
』も、本年一月に、徳間書店より、単行本として刊行されました。
【中略】
空港という、いつも新しい風が吹き寄せる場所、たくさんのひとの心が空に飛び立つ地の物語を、そこに束の間集い、また別れて、それぞれの人生の旅を行くひとびとの物語を、これからも書いていければと思います。
――村山早紀
カバーイラスト=丹地陽子
タイトル:巨鳥の影
著者:長岡弘樹
定価:902円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:304P
発売:2025年5月9日(金)
ISBN:978-4-19-895021ー7
商品ページ:
【徳間書店】
犯罪の傍らに、鳥、蟻、コウモリ、犬がいた!
心の不思議にせまる長岡ミステリーの醍醐味! 窮地に陥った時、人は何をするのか?
現金三百万円盗難事件の容疑者として、工場で働いているエルナンドというスペイン人が浮かんだ。ガソリンスタンドで、友人のハビエルという男に会ったとき、鋭い鳥の鳴き声がした。結局、エルナンド逮捕には至ったが、刑事には違和感が残った。だが、事件の真相は意外なところに……(「巨鳥の影」)。犯罪にまつわる生き物を題材に、巧緻なトリックと心理の綾を堪能する長岡ミステリ八篇。
○解説より抜粋
こうした短編集では、ボクシングに喩えるなら、まずはジャブやフックのような作品で軽めのヒットを狙い、中盤から後半で相手をノックダウンする重要作を配していることが多い。
ところが本書では、巻頭を飾る表題作からいきなりストレートかアッパーカットのごとき目を見張る作品で読み手を唸らせにくる。「ミステリ短編の名手」としての評価を揺るぎないものとしてきた手練れが持つ、収録作のどこから読んでいただいてもけっこうという強い自信を垣間見るようだ。
――宇田川拓也(ときわ書房本店)
カバーフォト=BERT.DESIGN/gettyimages
タイトル:生贄(いけにえ)
著者:柴田哲孝
定価:1,012円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:448P
発売:2025年5月9日(金)
ISBN:978-4-19-895022-4
商品ページ:
【徳間書店】
20万部突破!! 『暗殺』
15万部突破!! 『下山事件 最後の証言』
で話題の著者が放つ異色サスペンス!
歌舞伎町で発生した外国人女性連続殺人。
刑事と元FBI捜査官が猟奇者の正体を追う!
昨夜の混沌が残る夜明けの新宿歌舞伎町。大久保公園には何かの肉塊を貪るカラスの群れ。それは──顔を剝ぎ取られた外国人女性のバラバラ死体だった。だが、これは猟奇的連続殺人の始まりにすぎなかった……。繰り返される残忍な犯行。オブジェのように飾られた損壊遺体。西新宿署の城島刑事は、元FBI捜査官エミコに協力を要請する! 狂気の淵で繰り広げられるサイコスリラー警察小説!(『サイコパス』改題)
カバーイラスト=浅野隆広
タイトル:拵屋銀次郎半畳記 俠客五
著者:門田泰明
定価:968円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:416P
発売:2025年5月9日(金)
ISBN:978-4-19-895023-1
商品ページ:
【徳間書店】
シリーズ最高潮! 遂に全五巻で完結!
静と動の激突を活写して見事な剣戟文学の白眉!
伯父和泉長門守の命により、反幕政府創設の陰謀渦巻く大坂に潜入した銀次郎に対し『幕府監察役員会』から、大坂城代、大坂定番ら重役五名の抹殺秘命が発せられた。その夜、大坂城内の火薬庫が大爆発し次次に炎上、市中は混乱の極みに陥った! 恐るべき敵・床滑七四郎との熾烈な死闘に臨む銀次郎。新たなる剣戟文学に挑む「門田泰明時代劇場」大河シリーズの圧倒的展開ここに第一期完結。
○ポスター
■本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
【徳間書店PR窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
pr★c-pub.co.jp(★は@に変換してお送りください)