「体力もメンタルも限界」49歳、体外受精で「双子」を出産。7年の不妊治療の先に待っていた壮絶な産後

不妊治療に保険が適用されるようになり、今年の4月で3年が経つ。この3年、金銭的な支援に後押しされて治療に挑まれた不妊カップルも、さぞかし多かったことだろう。
「生殖医療補助によって出生した赤ちゃんは、年々増えています。かつては経済的ゆとりのある一部の人だけが行っていた不妊治療が一般化してきた証拠ですね」
こう話すのは、今回の取材協力者で、助産師・保健師として長いキャリアを持つ八百原桃子氏。現在はこ…