3つの「動くみどり」を活用した可変みどり空間創出等を全国都市緑化かわさきフェアで実施します

2025.03.18 14:00
川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会
「第41回全国都市緑化かわさきフェア(以下、かわさきフェアと言う。)」春開催が3月22日(土)からスタートします。春開催期間中(3月22日~4月13日)、かわさきフェアのコア会場の一つとなる富士見公園会場において、川崎市及び国立大学法人東京大学が連携し、住友林業株式会社(東京都千代田区)とスズキ株式会社(静岡県浜松市)の協力のもと、「3つの動くみどり」(モバイルグリーン(Mobile Green)、リモコングリーン(Remote Control Green) ロボットグリーン(Robot Green))を活用した将来の環境共生「可変みどり空間」の創出等を実施します。

かわさきフェアにおいては、みどり豊かなウェルビーイングのまちづくりに向けて、市街地内の会場という立地特性を生かして、高密度に都市化された場所でもみどりの空間を創り出す、未来の都市緑化技術を、紹介してまいります。
1. モバイルグリーン(Mobile Green)を活用した空間創出(期間中全日)
会場内にモバイルグリーン(Mobile Green)30台程度と、テーブル・ベンチを配置します。来場者がみどりを自由に動かすことで、緑の効能等を感じていただきます。(期間中に利用者に対して二次元バーコードによるアンケート調査を行う予定です)。
※モバイルグリーン(Mobile Green)とは
・地球レベルでの気候変動対策や、子育て・高齢者対策の一環として、緑の木陰やうるおいある景観など、緑の効用を活(い)かした「都市緑化」の重要性が高まる中、これまで緑化が困難だった駅前広場や空き地、駐車場、地下通路などの空間を暫定的な緑地として活用する新しい緑化手法として、住友林業株式会社により開発された自由に「動かせる緑」のことです。
・この「動かせる緑」を使い、東京大学と住友林業株式会社による産学協創協定において、横張教授や坂本助教による「グレーインフラとグリーンインフラの融合」に関する研究が進められています。
・植栽の部分は、日本の伝統技術である『盆栽』に着想を得て、屋上緑化で使われる軽量・薄層の植栽基盤を用い「通常は重くて動かせない樹木にもかかわらず、手軽に動かしてどこでも木陰をつくることができる」もの。
・構造は、貯水機能のある厚さ約15cmの特殊なトレー(屋上緑化用植栽トレー:住友林業株式会社)の上に、薄層のマット又は軽量土壌に定着させた樹木を載せており、キャスターをつけることで子供でも容易に動かすことができます。
・従来、緑化が困難だった駅前広場や空き地、駐車場、地下通路などの空間に、可動式の樹木を暫定かつ柔軟に配置することで、太陽光の遮蔽(しゃへい)、防風、休息、修景など、人々が滞留する空間に必要な機能に対して、みどりの多面的な効果を十分に発揮することが出来ます。また、設置の効率化、緑化の省スペース化、緑化の自由度の高さや管理の省略化にも寄与します。

2. リモコングリーン(Remote Control Green)の遠隔操作体験(期間中不定期開催)
モバイルグリーン(Mobile Green)の足回りの部分として、この度、スズキ株式会社のご協力のもと、※電動モビリティベースユニットと合体させ、リモコングリーン(Remote Control Green)として初めて製作された実機の遠隔操作を、会場内で実施します。(3台設置)
広場に置かれたテーブルや椅子などにリモコングリーンを移動させ、「木陰を作る」ことにより、緑の効果を知っていくための走行コースを作り、ラジコンカーを操作する感覚で子供たちにも楽しんでいただけます。
※電動モビリティベースユニットとは
スズキ株式会社が培ってきた電動車いすの技術を応用しており、不整地や泥道など農地のような路面状況で高い走破性を発揮し、100kg積載時の登降坂角度も約8度となっています。また、歩行領域を想定した防錆、防水、防塵の機能を確保しており、屋外利用が可能。自動車をけん引できるパワーも有しています。
【外形寸法】:全長920×全幅600×高さ400mm
【車両重量】:89kg
【連続走行距離】:約30km
【駆動方式】:左右独立2モーター

3. ロボットグリーン(Robot Green)の展示・実機パフォーマンス(期間中の水曜日・日曜日)
モバイルグリーン(Mobile Green)に、スズキ株式会社による※自動運転機能を搭載したパーソナルモビリティの技術が組み合わさり、ロボットグリーン(Robot Green)として初めて製作された実機の展示・実機パフォーマンスを、世界最先端の試みとして会場内で実施します。(1台設置)
将来的には、光や温度等のセンサーや、判断機能等を搭載することで、緑が気象条件等に応じて自動的に配置を変え、滞留する人に最適な気象環境を提供するようなことも可能となります。従来、緑化が困難だった駅前広場や空き地、駐車場、地下通路などの空間に、自律・自走式の植栽ユニットを配置することで、自動で太陽光の遮蔽(しゃへい)、防風、休息、修景など、人々が滞留する空間の必要な機能に対して、みどりの多面的な効果を十分に発揮することが出来ます。また、緑化の省スペース化や管理の省略化にも寄与します。
※自動運転機能を搭載したパーソナルモビリティとは
スズキ株式会社では、社会課題の解決およびお客様のニーズに応えるために、「生活を支える小さなモビリティ」に搭載できる自動運転機能の研究開発に取り組んでおります。
全国都市緑化かわさきフェアでは、スズキ株式会社が市販する電動車いすに自動運転機能を付加した開発車両を、動く緑のコンセプトを示せるよう台車風にカスタマイズしたモビリティとして展示いたします。
ロボットグリーンにより、光合成の促進が期待できます。これはスズキが取り組んでいるカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みに沿ったものです。また、「動かせる緑」の特性を生かした様々なアイデアで、土地の有効活用も期待できます。
【ベース車両】: スズキ株式社製 電動車いす ET4D

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