大阪老舗ゴムメーカー、世界へ三度目の挑戦!「割れないグラス」で新たな輸出市場、販売チャネル獲得を目指す

2025.01.28 08:40
錦城護謨株式会社
88年の技術と社員の誇りを支えに、限られたリソースで生まれた新たな挑戦の形
画像の説明:左からKINJO JAPAN E1(クリア)の飲み口をぐにゃりと曲げたビジュアルカットと2024年にドイツ フランクフルトで開催された国際見本市アンビエンテ出展ブースの様子

家電製品のゴム部品製造において業界で高い国内シェアを誇り、大阪・関西万博の夢洲地盤改良にも携わった錦城護謨株式会社(大阪府八尾市、代表取締役:太田泰造)。同社は、これまでの開発力と技術力を結集し、2020年からオリジナルブランド「KINJO JAPAN」を立ち上げ、割れないシリコーングラスシリーズを展開している。そして、2025年2月7日から5日間、ドイツ・フランクフルトで開催される国際消費財見本市「アンビエンテ」に出展する。

世界市場への飛躍をかけた出展
画像の説明:2024年出展ブースより小ぶりなサイズが特徴のKINJO JAPAN F0(別名:SAKEグラス)がシャンパンタワーのようにピラミッド型に積み上げられた様子。輝きはまるでガラス

今回の出展は錦城護謨にとって重要な節目であり、欧州市場を中心に実績を拡大し、本業であるゴム部品製造や開発の新たな手がかりを得ることが目的だ。「アンビエンテ」は、世界中のバイヤーが集まる商談の場であり、日本発の高品質な製品を提案する絶好の機会である。
ドイツ国外からの来場者は全体の71%を占め、イタリア、中国、オランダ、アメリカが上位に並ぶ。このことから、アンビエンテが消費財業界で最も国際的な見本市であることが証明されている(アンビエンテ公式サイトより 2024 最終報告書)。
錦城護謨は、耐久性とデザイン性を兼ね備えたこの製品を足掛かりに、欧州市場、さらには世界市場での飛躍を目指す。

割れない安心と美しい透明感「シリコーングラス」の特徴
画像の説明:グラスの飲み口部分をぐにゃりと曲げた様子

「KINJO JAPAN」のシリコーングラスシリーズは、高い透明度を保ちながら、ゴム特有の弾力性を損なわない希少なシリコーンゴム素材で作られている。この素材は通常のゴムに比べて非常に高価で、透明度が高いため、製造には高度な技術が必要である。
画像の説明:左から万華鏡のような輝きを放つグラスの底面と輝きの秘密を支える金型の一部

また、シャープで際立つカッティングデザインを実現するため、金型設計や温度管理を徹底した成形技術が活用されており、鏡面のように磨き上げられた金型が、この輝きとクオリティーを支えている。
本製品は電子レンジでの使用が可能で、耐寒・耐熱性にも優れているため、日常使いはもちろん、アウトドアシーンでも幅広く利用されている。
画像の説明:ビールの入ったKINJO JAPAN E1(クリア)が岩場に置かれた様子


中小企業が抱える課題
画像の説明:ゴム部品製造ラインにてKINJO JAPAN製造責任者が作業をしている様子とその周りで説明を行う開発メンバー

中小企業の多くは、限られたリソースとイノベーションへの投資に踏み切りづらいという課題に直面している。錦城護謨も例に漏れない状況にある。しかし、錦城護謨は社員一人一人の熱意と技術力で新たな挑戦を続けている。
企業の成長にはこの挑戦を避けることはできない。
KINJO JAPANの「割れないシリコーングラス」はその象徴であり、少人数の有志社員によってこの新しい挑戦を具現化している。
KINJO JAPANに触れることで、錦城護謨の技術力、社員の熱意、確かなブランド力をきっと感じていただけることだろう。

アンビエンテ 2025 概要
画像の説明:ドイツのフランクフルト・アム・マインにある国際展示場メッセ・フランクフルト外観と会場へ向かう出展者

・会期:2025年2月7日(水)~ 2月11日(日)
・開催都市:ドイツ・フランクフルト
・KINJO JAPAN 出展ブース:Hall 3.1 A81

アンビエンテ 2024 開催実績
・来場者数:97,319人
・出展社数:3,988社
・出展国:170カ国
※引用元:アンビエンテ公式サイト(https://www.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/events/consumer-goods-outgoing/Ambiente.html)2024 最終報告書より
画像の説明:2024年出展時話題になった、子供がほっぺたを両手でむぎゅっと抑えたブランドビジュアルボードと出展ブース

関連リンク
・KINJO JAPAN 詳細情報:
・アンビエンテ 2025 詳細情報:
ブランドについて
大手家電メーカーや大手スポーツ用品メーカーなどに向けてゴム部品を製造・販売する錦城護謨が2020年に立ち上げた初のオリジナルブランド。創業88年の歴史を誇る技術力を用いて、ゴムの可能性を最大限に引き出した製品開発を行う。ブランドメッセージは『 "使う"に自由を.- Use It Your Way - 』。
Webサイト:
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会社概要
画像の説明:本社工場、大阪支店外観

創業88年を迎えた錦城護謨は、家電製品のゴム部品製造で国内トップシェアを誇り、土木事業では2025年の大阪・関西万博の会場地 夢洲の地盤改良工事にも携わる。
創業以来培った「技術力」を基に、自動車、スポーツ用品、食品関係、医療機器など多様な分野で活躍し、大手メーカーのパートナーとして人々の暮らしを支えている。近年では、屋内専用のゴム製視覚障害者用歩行誘導マット「歩導くんガイドウェイ」を主力製品とする福祉関連事業や、割れないゴムのグラスで話題の自社ブランド「KINJO JAPAN」での新製品開発を通じて、世界展開にも挑戦している。
企業名 :錦城護謨株式会社(読み:きんじょうごむ)
代表者 :代表取締役社長 太田泰造
創業 :昭和11年5月
事業内容:工業用ゴム部品の生産・販売、軟弱地盤改良工事(設計・施工・管理)、視覚障害者歩行誘導マットの製造販売・施工、自社ブランド「KINJO JAPAN」での新製品開発事業など
Webサイト:

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