辰巳出版株式会社
新日本プロレスと全日本プロレスの1980年代ジュニアヘビー級戦線を詳細に検証!
・内容紹介
2024年9月9日、小林邦昭が逝去――。そのニュースに接し、多くのプロレスファンが悲しみに暮れたはずである。
そして、残念ながら校了直前になって本誌前号に登場していただいたマイティ井上の訃報も飛び込んできた。同年11月27日、逝去――。今回の80年代ジュニアヘビー級特集は追悼の意を込めて、その最前線にいた御二方に捧げたい。
80年代前半、タイガーマスクの登場と藤波辰巳のヘビー級転向により新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線は大きな転換期を迎えた。対する全日本プロレスは、チャボ・ゲレロの引き抜きと共にもたらされたNWAインターナショナル同級王座を中心にジュニア戦線が活性化していく。”虎ハンター“と”和製マットの魔術師“よ…永遠なれ!
初代タイガーマスクが戦友の“虎ハンター”小林邦昭と過ごした日々を振り返る
元和製ルチャドールのGOKUが初代タイガーマスクの技術をプレイヤー視点で検証
ウルトラセブンこと高杉正彦の昭和ジュニアヘビー級交友録は秘話満載!
全日本プロレス一筋50年の渕正信が同じ時代を生きた戦友たちとの思い出を語る
初代IWGPジュニアヘビー級王者の越中詩郎が苦難に満ちた80年代を回想
カズ・ハヤシが獅龍だった時代を振り返るインタビューは貴重な写真もお蔵出し
元『週刊プロレス』次長・宍倉清則氏が国際プロレスを振り返る好評連載は遂に最終回
書籍『1954 史論―日出ずる国のプロレス』との連動企画は元横綱・東富士の一代記
ドリー・ファンク・ジュニアがNWA世界ヘビー級王者だった時代を詳細に述懐
連載『アリーバ・メヒコ』はフエルサ・ゲレーラの知られざるキャリアを深掘り
女子プロレスの生き証人・ロッシー小川氏の半生記は、いよいよ最終話に突入!
・目次
[特集]
80年代の新日本×全日本
~ジュニアヘビー級編~
[追想-小林邦昭]
初代タイガーマスク
“虎ハンター”と過ごした日々
[技術検証]
「ストロングスタイル」と「ルチャ・リブレ」
猛虎伝説を築いた“四次元ファイト”の根幹を探る
[証言]
高杉正彦
渕正信
越中詩郎
[スペシャルインタビュー]
ドリー・ファンク・ジュニア
NWA世界王座に君臨した4年3ヵ月
[短期集中連載‐最終回]
シッシー、国際プロレスLOVEを語る
宍倉清則(元『MAT FAN』会長)
[書籍刊行連動企画]
東富士
元祖・横綱レスラー奮戦記
【前編】なぜ力道山は「神」に恥をかかせたのか?
[カズ・ハヤシ引退記念インタビュー]
林和広が「獅龍」だった時代【後編】
[マリーゴールド旗揚げ記念インタビュー]
ロッシー小川
昭和がイチバーン!【後編】
[ドクトル・ルチャの現地リポート]
エル・イホ・デル・サント引退ツアー第1弾
客席から現れた3代目聖者が…父親を救出!
[アリーバ・メヒコ]
フエルサ・ゲレーラ
善を知らない“暴力戦士”は世渡り上手の謀略家
【前編】潰された「フエルサ・ウォー」のデビュー計画
[原悦生の格闘写真美術館]
第74回「39歳の天龍源一郎」
・商品概要
書名:G SPIRITS vol.74(タツミムック)
刊行日:2024年12月23日
判型/頁数:A4/112ページ
定価:1,540円(本体1,400円+税)
刊行:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4777831883
公式HP:
1954年(昭和29年)、日本で男子プロレスと女子プロレスが本格的に始動し、熱狂的に迎え入れられた。
力道山、木村政彦、山口利夫、猪狩定子といった我が国のプロレス創成期を彩ったレスラーたちは、どういう経緯で四角いリングに上がったのか? そもそも、なぜプロレスはアメリカから輸入され、日本に定着したのか?
70年におよぶ歴史を持つ日本マット界のルーツを詳細に掘り返し、大日本帝国の敗戦からプロレスブームを巻き起こしたシャープ兄弟の来日、そして伝説化されている力道山vs木村政彦の喧嘩マッチまでを濃密に考察した渾身の快作。全世代のプロレスファンがこの物語を知る必要がある――。
・目次
プロローグ 日本で最初の女子プロレスラー・猪狩定子の回想
第1章 「日本の敗戦」と「世界のプロレス」
第2章 なぜプロ柔道は失敗に終わったのか?
第3章 パン猪狩がパリで見た「レッスルする世界」
第4章 関脇・力道山の「大相撲廃業」と「プロレス転向」
第5章 1952年、それぞれのアメリカ武者修行
第6章 1953年7月30日、日本プロレス協会が発足
第7章 プロ柔道出身たちと猪狩一座のプロレス
第8章 力道山の第二次アメリカ武者修行
第9章 日本プロレスの旗揚げシリーズが成功した理由とは?
第10章 日本のプロレス創成期を支えた顔役
第11章 ミルドレッド・バーク一行の日本ツアー
第12章 力道山vs木村政彦戦は八百長か、真剣勝負か?
第13章 “昭和巌流島の決闘”を「プロレス」として読み解く
エピローグ
・著者プロフィール
小泉悦次(こいずみ・えつじ)
1960年5月14日、東京都北区生まれ。サラリーマンの傍ら、1996年よりメールマガジンにてプロレス記事を配信。プロレス史研究を深化させるにつれて、ボクシング史、相撲史、サーカス史、見世物史など隣接領域の研究も進める。プロレス文壇デビューは、2002年春の『現代思想・総特集プロレス』(青土社)。2009年より『Gスピリッツ』にプロレス史記事をレギュラーで寄稿、現在に至る。2018年、『プロ格闘技年表事典−プロレス・ボクシング・大相撲・総合格闘技』(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店)を編集。著書に『史論―力道山道場三羽烏』(辰巳出版)がある。
・商品概要
書名:『1954 史論―日出ずる国のプロレス』(G SPIRITS BOOK vol.20)
著者:小泉悦次
発売日:2024年9月20日
版元:辰巳出版株式会社
判型:四六判
頁数:344ページ(1C)
定価:本体価格2,100円+消費税
ISBN:978-4777829620
公式HP:
Gスピリッツ(タツミムック)に掲載された貴重な証言をテーマ別に再編集した待望のアンソロジー!
第一巻は「昭和・新日本篇」と題して、大きなムーブメントを巻き起こした『格闘技世界一決定戦』はもちろんのこと、ハプニングの連続だった海外遠征、全日本プロレスとの企業戦争、そして絶対的なエースだった“燃える闘魂”アントニオ猪木の思い出などをレスラー、フロント、マスコミが濃密に回顧。貴重な写真も満載なので、あの熱かった時代を今一度、本書でご堪能あれ!
[鼎談―闘魂実況コンビ×過激な仕掛け人]
金曜夜8時の『ワールドプロレスリング』
■櫻井康雄×舟橋慶一×新間寿
[昭和・新日本プロレスの格闘ロマン]
『格闘技世界一決定戦』の表と裏
極私的『今世紀最大のスーパーファイト』
■大塚直樹(元新日本プロレス営業部長)
法界坊の危険な海外ツアー同行記
■永源遙
追想―シュツットガルトの惨劇
激録―ペールワン一族との攻防
■新間寿(元新日本プロレス営業本部長)
[旗揚げメンバーの回想]
魁勝司のストロングスタイル深イイ話
■北沢幹之
眠狂四郎がメキシコで“狂犬”だった時代
■柴田勝久
追悼―柴田勝久1943~2010
“炎の飛龍”が外国人レスラーを本音査定
■藤波辰爾
[副社長兼ブッカーの回想]
1973~1989年の「昭和・新日本」
■坂口征二
[元東京スポーツ編集局長の回想]
“激動の昭和”と“燃える闘魂”を語る
■櫻井康雄 元『ワールドプロレスリング』解説者
書名:G SPIRITS BOOK vol.19『Gスピリッツ選集 第一巻 昭和・新日本篇』(Gスピリッツ編)
判型/頁数:A5/272ページ
定価:2,520円(本体2,300円+税10%)
刊行:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4777831128
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