是枝裕和監督のメガホンで蘇る、名作ドラマ「阿修羅のごとく」（向田邦子原作）。カメラを回した瀧本幹也がとらえた、四姉妹と家族の揺れ動く心。『写真 阿修羅のごとく』刊行。

株式会社　青幻舎

『写真 阿修羅のごとく』書影

2025年1月9日にNetflixより世界独占配信されるドラマ「阿修羅のごとく」。脚本家・向田邦子の代表作と言える名作ドラマが、長女に宮沢りえ、次女に尾野真千子、三女に蒼井優、四女に広瀬すずの豪華キャストを迎え、是枝裕和監督の手で令和に蘇ります。本書は、『空気人形』『三度目の殺人』『海街diary』など是枝監督作品の撮影を任されてきた写真家・瀧本幹也がドラマ撮影と並行してとらえた数々のカットを1冊に収めました。刻々と移ろう四姉妹の表情や、舞台である1979年に一瞬にして引き込まれるような場面写真など、ドラマを観た方にもそうでない方にも楽しめる写真集です。葛西薫による上品かつ凛々しいデザインが作品を一層際立たせます。

■ プロフィール
瀧本幹也（たきもと・みきや）
写真家。1974年生まれ。藤井保氏に師事したのち98年に独立。以後、広告写真やCM映像をはじめ国内外での作品発表や出版など、幅広く活動を続ける。代表作に『BAUHAUS DESSAU』（2005) 、『SIGHTSEEING』（2007）、『LAND SPACE』（2013）、『Le Corbusier』（2017）、『CHAOS』（2018）などがある。

■ 書誌情報
発売：2025年1月下旬頃
書名：写真 阿修羅のごとく
著者：瀧本幹也
デザイナー：葛西薫（サン・アド）
判型：B5変型
製本：仮フランス装
総頁：136頁
定価：3,300円（本体：3,000円）
ISBN：978-4-86152-979-5 C0072


■Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」
2025年1月9日（木）よりNetflixにて世界独占配信（全7話（一挙配信））
[STORY]ある冬の日。竹沢家の四姉妹が久しぶりに集まった。活け花を教える長女・綱子（宮沢りえ）、専業主婦の次女・巻子（尾野真千子）、図書館で司書として働く三女・滝子（蒼井優）、そしてウエイトレスの四女・咲子（広瀬すず）。滝子の話では、母・ふじと暮らす老齢の父・恒太郎には愛人と子どもがいるという。信じられないとは思いつつ、母の耳には入れないことを誓い合う4人。しかしこの騒ぎをきっかけに、女性たちの日常に潜む、さまざまな葛藤や秘密が明るみに出る。

Netflix作品ページ：

原作・脚本：向田邦子
監督・脚色・編集：是枝裕和
企画・プロデュース：八木康夫
プロデューサー：福間美由紀　北原栄治　田口聖
音楽：fox capture plan
撮影：瀧本幹也
製作：Netflix
出演：宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず

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