東京建物株式会社
「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物｜Brillia」
東京建物株式会社は、株式会社ヘラルボニー(以下「ヘラルボニー」)が主催する、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える場としての国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物｜Brillia（以下「本アワード」）」にプラチナスポンサーとして協賛することをお知らせします。東京建物としての本アワードへの協賛は、2024年に続き2回目です。
本アワードは、世界28の国と地域から1,973点の応募があった初開催の「HERALBONY Art Prize 2024」の感動を胸に、「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て！」をテーマに掲げ、さらなる高みを目指す公募展となります。本アワードのグランプリ作品をはじめとする受賞作品は、昨年展示を行った東京に加え、ヘラルボニーが本社を構える岩手・盛岡、さらにはフランス・パリで展示されることが決定しています。
ヘラルボニーは本アワードを通じて、応募者が障害者ではなく、ひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いていけることを強く望んでいます。東京建物はその思いに強く共感し、ヘラルボニーとの協業を通じて、アートが持つ「空間を洗練させる力」を生かした豊かな住まいを提供してまいります。
本アワードおよび受賞作品の展示の詳細については特設サイトをご参照ください。
特設サイト：
東京建物による協賛の背景
「Brillia」は、東京建物が展開するマンションブランドです。その時代にふさわしい「洗練」と「安心」を追い求め、住まいと暮らしを通じて、お客様一人ひとりに「自分らしい豊かさ」＝「NEW LUXURY」を提供しています。建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であり、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。そうしたことから、東京建物ではマンションにおける本格的なアート作品の設置や、公募により新たなアーティストを発掘し活動を支援する「Brillia Art Award Wall / Brillia Art Award Cube」の主催のほか、アートギャラリー「BAG-Brillia Art Gallery-」（東京都中央区京橋、以下「BAG」）の運営など、アートに関連したさまざまな活動を行っています。
Brilla Art公式サイト：
これまでの東京建物とヘラルボニーのコラボレーションについて
2021年10月にオープンしたBAGにおいて、オープニングとして開催された展覧会が、「ヘラルボニー / ゼロからはじまる」です。それに続く展覧会「ヘラルボニー / 異彩のみらい」のほか、2022年6月に長野県長野市のショッピングモール「アゲイン」（2022年閉館）で開催された展覧会「BAG-Brillia Art Gallery- in Nagano」においてもヘラルボニー作品を中心に展示するなど、複数の展覧会でコラボレーションを重ねてまいりました。
そのほか、「Brillia Art」のコンセプトである「人と街とアートをつなぐ」のもと、ヘラルボニーのアートをマンション建設現場の仮囲いにプリント展示し、展示作品をトートバッグに転化して販売してきたほか、東京建物とヘラルボニーとのコラボレーションによるインテリアアイテムの制作なども行ってまいりました。
ヘラルボニーによる障害のある方々の才能や個性を新たな可能性として発掘する活動は、東京建物が主催するアートアワード「Brillia Art Award Wall / Brillia Art Award Cube」において目指す、未来を担うアーティストの支援という趣旨に沿ったものでもあります。そのようなつながりが、今回東京建物が2024年に引き続き本アワードに協賛する背景となっています。
仮囲いアートをトートバッグにアップサイクル
※ BAG-Brillia Art Gallery-におけるコラボレーション事例詳細
「ヘラルボニー / ゼロからはじまる」展：
「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物｜Brillia」概要
「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て！」をテーマに掲げ、本日2024年11月13日（水）から2024年12月30日（月）の期間、特設サイトにて応募作品を募集します。
グランプリ作品をはじめとする受賞作品は、2025年5月31日（土）から2025年6月14日（土）の15日間にわたり、東京・丸の内のSMBCアースガーデンに展示されるほか、2025年秋・冬には東京を超え、ヘラルボニー本社のある岩手・盛岡、そしてフランス・パリでの展示も予定しています。初開催となった「HERALBONY Art Prize 2024」では、世界28の国と地域から1,973点の応募がありました。浅野春香氏「ヒョウカ」がグランプリを受賞し、浅野春香氏には、創作活動を奨励する資金として賞金300万円が贈られたほか、ヘラルボニーと作家契約を締結し、今後さまざまなライセンス起用により国内外にその異彩を発信していきます。また、グランプリのほか、企業賞として7名、審査員特別賞として4名の作家が受賞しております。東京建物による「東京建物｜Brillia賞」は、内山.K氏「赤と青の世界の地図」が受賞し、今後、東京建物が展開するマンションブランド「Brillia」とのコラボレーションなどが予定されています。他にも、企業とのコラボレーションなどで受賞された作家のアートが社会を彩ります。
内山.K「赤と青の世界の地図」
本年も、グランプリのほか、企業賞、審査員特別賞が賞として設けられ、障害のある方々の創造性が社会に与える影響力を持続的に高めていくと共に、唯一無二の表現を多くの観客に届け、アーティストたちの長期的な成長と活躍を後押しする場を開拓してまいります。
主催者コメント
へラルボニー 共同代表 松田 崇弥、松田 文登
「HERALBONY Art Prize 2024」では、世界28の国と地域から約2,000点もの多彩な作品が寄せられ、その中から浅野春香氏が栄えある初代グランプリに輝きました。受賞作品『ヒョウカ』には、浅野氏の「社会で正当に評価されたい」という熱い想いが込められています。障害のある方々は時に「純粋」として捉えられる一方で、評価を受け、自立を果たしたいと願うことは、全ての人が等しく持つ当然の権利であると、深く再認識させられます。
この賞は、様々な企業や公的機関の支援を受けつつも、これまでの健常者中心の資本主義経済に一石を投じ、新たな「ふつう」を提案する試みです。世界各地から集う異彩に満ちたアーティストたちの創造力は、私たちの心と世界の風景を華麗かつ愉快に彩り、新たな可能性を感じさせます。誰もが正当に『評価』される社会へ向けて――異彩が放つ輝きが未来を照らす、その第一歩を共に歩みましょう。
パートナー企業
・ PLATINA SPONSOR
東京建物株式会社
・ GOLD SPONSOR
株式会社サンゲツ、株式会社ジンズ
・ SILVER SPONSOR
株式会社パイロットコーポレーション、株式会社乃村工藝社
※ 2024年11月13日時点
ヘラルボニーについて
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくる企業です。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。
会社名：株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地：岩手県盛岡市開運橋通2-38（本社）
東京都千代田区大手町2-7-1 TOKIWAブリッジ13F（東京拠点）
代表者：松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト：
Brilliaについて
Brilliaは、東京建物が展開するマンションブランドです。その時代にふさわしい「洗練」と「安心」を追い求め、住まいと暮らしを通じて、お客様一人ひとりに「自分らしい豊かさ」＝「NEW LUXURY」を提供しています。建物の企画・製造・販売だけでなく、管理・仲介（売買・賃貸）など、東京建物グループの多彩なサービスにより、みなさまの価値あるライフスタイルの実現をお手伝いします。
公式サイト：
