ジャヌ東京
2024年11月15日 (金) -2025年1月13日 (月・祝)
今年3月、麻布台ヒルズにオープンした『アマン』の世界初姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」(東京・港区、総支配人 田中紀子)では、2人のスペシャリストによる「東京の街」をテーマにしたコラボレーションを、2024年11月15日 (金) から2025年1月13日 (月・祝) の期間限定で、ジャヌ東京5階の「ジャヌ バー」にて開催いたします。
「つながり」「インスピレーション」「探究心」をコンセプトに掲げるジャヌ東京にて、日本のミクソロジーとフレンチの最高峰に立ち、互いをリスペクトをするスペシャリスト2人が考案する、シグネチャーカクテルとバーフードのペアリングで、唯一無二のバーエクスペリエンスをお楽しみください。
左からmemento mori 南雲主于三氏、Florilege 川手寛康氏
ジャヌ東京オープン当初より、ジャヌ バーのカクテルメニュー監修者であり、日本を代表するミクソロジストのひとり、南雲主于三氏がこのたび新たに考案する、東京の街をテーマにした新作シグネチャーカクテル8 品と、ジャヌ東京同様、麻布台ヒルズにフラッグシップを構える、ミシュラン二つ星フレンチレストラン、「フロリレージュ」のオーナーシェフ 川手寛康氏が、南雲氏のカクテルにペアリングしたバーフード5品は、今までにない、エキセントリックな食のコラボレーションです。
1つ目の街、「Beyond 常夜」と題されたノンアルコールのカクテルは、日本三大神社のひとつ、「明治神宮」から着想を得ています。発酵パイナップルジュースを、ヒノキ、ベルガモット、グレープフルーツとブレンド、森と発酵の複雑さを併せ持った味わいに仕上げています。ヒノキの清浄な香りとベルガモットのフレッシュな酸味が、パイナップルの発酵成分と混ざり合い、昼間の緊張を和らげ、リラクゼーションのひとときへと導きます。しめ縄は、常夜と現世を隔てる境界線を意味し、グラスの外側は現世、内側は神が宿る常夜を表現しています。
明治神宮「Beyond 常夜」
「Beyond 常夜」にペアリングする川手氏のバーフードは、「米のババロア」です。あきたこまちを使った極薄のチュイルは、食感を感じていただけるよう、ミリ単位まで厚さに拘りました。チュイルでサンドしたフローズンババロアは、口に運んだ瞬間はひんやりシャリっと、それが広がるにつれ、バニラビーンズの香り豊かな、ソフトな舌触りへと変化します。
2つ目の街は、「恵比寿」です。恵比寿は言わずと知れた、エビスビール発祥の地、そしてビールのお供として愛されてきたのが海苔巻き。その発想から生まれたのが、「Norimaki & Beer 海苔巻きとビール」とシンプルに命名されたカクテル。海苔、生姜、梅、大葉といった海苔巻きの要素に、エビスビールをプラスします。海苔ウォッカにチルドジンジャーシロップ、大葉や梅などを合わせ、そこにエビスビールを注いで混ぜます。信じられない、と言う前に、ぜひお試しください。驚くほどさっぱりとした、口当たりの良いこのカクテルは、1杯目におすすめです。
3つ目は、東京のカレーの聖地、「神田」。中でもインドカレーに欠かせないのが、カクテル名に採用された、インドのピクルス「Achar アチャール」です。使用する食材によって、スパイスの配合を変えてつくられるアチャールを、ジャヌ バーではオリーブ、フェネグリーク、マスタードシード、コリアンダー、カルダモンを絶妙なバランスで配合しました。爽やかなスパイシーさに酸味や甘味も感じられる、異国情緒溢れるカクテルは、ジャヌ東京自家製のアチャールを添えてご提供いたします。
恵比寿「Norimaki & Beer 海苔巻きとビール」
神田「Achar アチャール」
4つ目は、「根津」。根津は古い銭湯をモダンに改装したり、おしゃれなカフェが立ち並ぶ、外国人にも人気の東京の下町のひとつです。根津は、日本三大蕎麦のひとつ、藪蕎麦発祥の地でもあります。蕎麦と言えば、七味。その七味を主役にしたカクテルが、「Shichimi 七味」です。名と異なり美しくエレガントなこのカクテルは、メスカル、五香粉ウォッカや山椒ジン、黒七味シロップなどをシェイクし、黒葡萄を添えました。蕎麦との相性も抜群、というところで登場するのが、川手シェフの「マグロタルタルのそば粉タコス」です。生地にそば粉を使い、パリっとした食感に焼き上げました。具材は樋長のマグロを贅沢に使い、サルサソースには玉ねぎ、トマトに練りごまなどを混ぜ合わせ、オリジナルスパイスを加えた至福の夜のスナックに。「マグロの脂身は肌にも髪にも良いんだよね」なんて言いながら、タコスなので、ナイフとフォークではなく、お気軽に手でお召しあがりください。
根津「Shichimi 七味」
5つ目は、東京23区のほぼ真ん中、本の街として知られる「神保町」です。通りには何軒もの本屋が立ち並び、その規模は世界一とも言われています。そしてこの街が持つもうひとつの特徴は、その本を読むための喫茶店にあります。「New Kissa ニュー喫茶」は、昔ながら続く喫茶店の看板メニュー、コーヒーフロートをジャヌ バーらしく、コンテンポラリーにアップデートしたカクテルです。カカオ、エスプレッソ、黒糖に、ジャスミンとココナッツクリームの風味をプラスすることで、スペシャルコールドブリューのような味わいに仕上げました。
6つ目は、「阿佐ヶ谷」です。阿佐ヶ谷の伝説的な喫茶Gionの名物、クリームソーダ。このクリームソーダをヒントに誕生したのが「Velvet Melon ベルベットメロン」です。ヨーグルト、コニャック、メロン、貴腐ワイン、ディルなどをブレンド、ろ過したのち、シャンパンで割って仕上げます。クリーミーでフルーティーな大人のクリームソーダは、バニラアイスまたは、川手氏考案の「落花生のジェラート」とセットでご提供いたします。見た目にも楽しいメタリックグリーンのカクテルと、落花生と生クリームの濃厚な味わいで、心躍るムーディーなナイトタイムを。
阿佐ヶ谷「Velvet Melon ベルベットメロン」
7つ目は、「月島」をイメージした、「Spicy Fish Egg Margarita スパイシー フィッシュエッグ マルガリータ」です。もんじゃの中でも人気No.1は、明太子もんじゃ。南雲氏のシグネチャーカクテルでは、その明太子が、マルガリータとして登場いたします。生臭さを一切感じさせない明太子ウォッカとスモーキーなメスカルに、塩昆布を煮出したシロップで旨味を加え、アクセントに柚子を少量プラスしたセイボリー感豊かなマルガリータは、明太子せんべいとご一緒にどうぞ。
最後にご紹介する8つ目の街は、「広尾」です。江戸時代、人々の生活に江戸味噌はなくてはならない食材でした。その江戸味噌を復活させた店が広尾にあることから、カクテルには当時の江戸味噌の呼称、「Beni Aka 紅赤」という名がつけられました。味噌、酒粕、カカオといった発酵食材やジン、ラム、カンパリなどを絶妙なバランスで配合、カンパリゼリーを内側に飾り、ガーニッシュに味噌とカカオのチュイルを添えたロックグラスでご提供いたします。カカオのほろ苦さや味噌の塩味、酒粕のほど良い甘味と酸味のレイヤーが、ミクソロジーの奥深さを感じさせる1杯です。
月島「Spicy Fish Egg Margarita スパイシー フィッシュエッグ マルガリータ」
広尾「Beni Aka 紅赤」
本コラボレーションでは、フロリレージュのシグネチャーデザート、「アマゾンカカオ*1のオムレツ」も登場いたします。アマゾンカカオ、キビ砂糖、グアナラなどを使ったオムレツは、デザートメニューとしてもおすすめですが、ぜひ「Beni Aka 紅赤」や、ウイスキーなどのハードリカーとのペアリングでお楽しみください。
そしてフロリレージュのもうひとつのバーフードは、川手氏拘りの「幸せ焦がしバターサンド」です。温度にもフォーカスした焦がしバター、食感を極めたガレットブルトンヌと、稀少な伊江島産のラム酒など、川手氏が子どもの頃から大好きだったバターサンドに、フレンチのツイストを加えた一品です。現在フロリレージュのオンラインショップでのみ、ご購入が可能なバターサンドを、このたび特別にジャヌ バーでご提供いたします。
ご友人との集いや、ロマンチックなデートナイトに、ぜひジャヌ バーにお立ち寄りください。知っているようで知らなかった、「今の東京」に出逢えるかも?
*1 サステナブルの代名詞でもあるアマゾンカカオは、LA CASA DI Tetsuo Otaの太田哲雄氏が、直接ペルーで仕入れたクリオロ種カカオからつくられたテンパリング前*2のチョコレート(カカオマス)のことで、現地のカカオ農家の生活をより良くするために、ペルーでチョコレートまで加工したのち、日本に輸入されています。
*2 チョコレートを溶かして温度調整をする工程。チョコレートの主成分であるカカオバターを分解し、結晶を安定した状態に変えることができます。
「東京の街」をテーマにしたシグネチャーカクテルと、バーフードのコラボレーション
期間:2024年11月15日 (金) - 2025年1月13日 (月・祝)
場所:ジャヌ東京5階「ジャヌ バー」
*20歳未満のお客さまにはご入店いただけません。
<メニュー>
シグネチャーカクテル
明治神宮「Beyond 常夜」3,200円
恵比寿「Norimaki & Beer 海苔巻きとビール」 3,200円
神田「Achar アチャール」 3,400円
根津「Shichimi 七味」 3,400円
神保町「New Kissa ニュー喫茶」3,400円
阿佐ヶ谷「Velvet Melon ベルベットメロン」バニラアイス 3,500円、落花生のジェラート +600円
月島「Spicy Fish Egg Margarita スパイシー フィッシュエッグ マルガリータ」3,400円
広尾「Beni Aka 紅赤」 3,500円
バーフード
「米のババロア」1,200円
「マグロタルタルのそば粉タコス」1,500円
「アマゾンカカオのオムレツ」1,800円
「幸せ焦がしバターサンド」1,000円
すべての料金には、サービス料15%と消費税10%が含まれます。
ジャヌ バー
ジャヌ バー
ジャヌ東京5階
昼間の喧騒が過ぎ去り、日暮れとともにジャヌ バーには静かな時間が訪れます。
ジャヌ東京独自のアレンジを加えたコンテンポラリーなミクソロジーや、東京の街をコンセプトにデザインされたカクテルなど、ジャヌ バ-ならではのバーメニューをぜひお楽しみください。
ジャヌ東京 レストラン&バーのご予約・お問い合わせ
ダイニングエクスペリエンス (レストラン予約)
TEL:050-1809-5550 (9am - 9pm)
<スペシャルコラボレーション パートナー>
南雲主于三 (なぐも・しゅうぞう)
2024年3月、ジャヌ東京のオープニングより、ジャヌ バーのシグネチャーカクテルを始め、クラッシックカクテルなどのメニューの監修を担うのが、日本のミクソロジー界の第一人者であり、トップバーテンダーのひとりとして名高い、南雲氏。
1998年にバー業界に足を踏み入れたのち、多くのバーで修業を積み、2006年に単身渡英、メトロポリタンホテル内にある「Nobu London」にて勤務。帰国前にはヨーロッパ各地を巡り、現地の食文化に触れる。帰国後は、有名店のオープニングヘッドバーテンダーに就任。2009年に、自身が運営するスピリッツ&シェアリング株式会社を設立。現在Asia‘s Best 50Bar 2022 に選出された「memento mori」など、6店舗を運営。各種大会の審査員やコンサルティングなど多岐に渡り活動。
川手寛康 (かわて・ひろやす)
幼い頃から料理人になること以外は考えられなかったほど料理が身近な環境で育ち、国内外の有名店にて研鑽を積んだ川手氏。
2009年、南青山にて「フロリレージュ」をオープン。2015年、神宮前に移転。2016年、Asia's 50 Best RestaurantsでOne to Watchに選ばれ、翌年よりランクイン。 2018年ミシュラン二つ星を獲得。サステナブルな活動にも積極的に参加し、日本のみならず、世界でも活躍する日本人シェフのひとり。
2023年7月に神宮前の店舗営業を終え、9月に麻布台ヒルズに移転オープン。
The MICHELIN Guide Tokyo 2024
The World's 50 Best Restaurants 2024 21位
Asia's 50 Best Restaurants 2024 2位
「ジャヌ東京」概要
名称:ジャヌ東京
所在地:〒106-0041 東京都港区麻布台1-2-2
TEL: 03-6731-2333 (代表)
公式サイト:
公式インスタグラム:@janutokyo
「ジャヌ東京について」
ホスピタリティ業界に新たな風を吹き込む「ジャヌ東京」は、都市や秘境、ビーチデスティネーションなど将来的に世界12カ所で展開するジャヌプロジェクトの第一弾となります。麻布台ヒルズにある、先見的なビジョンで定評のあるペリ・クラーク・アンド・パートナーズが設計を手掛けた「レジデンスA」タワーに位置し、自然光がふんだんに差し込む122室の客室と8つのレストラン&バー、都内最大級の面積を誇る約4,000平方メートル のウェルネス&スパ施設を有しており、ジャン=ミシェル・ギャシー率いるデニストン設計事務所のデザインが、活気と遊び心に溢れた空間を提供します。
『ジャヌ』について
サンスクリット語で「魂」を意味する『ジャヌ』は、人と人とのつながりを育み、調和を取り戻して、歓びを分かち合うことをコンセプトとしたホテルとレジデンスであり、これまでにないビジョンを掲げるラグジュアリーライフスタイルブランドです。旅で心や身体と思考を回復させる、という新しい旅の時代を見据えて誕生したジャヌは、人生を変えるような体験を通じて人生を豊かにするという、アマングループの真摯な姿勢に基づいており、人と人との真のつながりや遊び心の表現、ソーシャルウェルネスにフォーカスした、ラグジュアリーホスピタリティの再定義を目指します。
現在進行中の12のプロジェクトでは、ジャヌのミッションを継続し、目的を持ったつながりを育み、有意義な体験と出会いが、いつまでもゲストの記憶に残るような場を創造し、空間、デザイン、サービス、体験の指標となるウェルネス、フィットネス、スパのエキスパート、世界的に賞賛されたシェフ、そしてローカルのアーティストとのコラボレーションによって実現されます。
【メディアからのお問い合わせ(PR事務局)】
キャンドルウィック株式会社
担当:鈴木・大石
E-mail:janu_tokyo@candlewick.co.jp
TEL:03-6261-6050