ピアジェ、150周年を締めくくる新作ウォッチ「ピアジェ アンディ・ウォーホル」発表

2024.10.31 16:30
ピアジェ
アンディ・ウォーホル美術財団とのコラボレーション
ピアジェ アンディ・ウォーホル ウォッチは、ケースに施された見事なクル・ド・パリ仕上げと力強いブルーのメテオライト文字盤を特徴とする、新たなデザインを発表します。カルト的人気を誇るこのコレクターウォッチが、新しい姿で次のステージへと進みます。
1972年に誕生し、10年を待たずに生産終了となった後、2014年に再び登場したこのエレガントなマスターピースは、今日、アーティストであり文化的アイコンであるアンディ・ウォーホルの代名詞となっています。メゾンの友人であり、ピアジェ ソサエティの主要メンバーであったアンディ・ウォーホルは、ピアジェのウォッチを7本以上所有していました。しかし、この多彩なコレクションの中で、彼にとって最も思い入れがあったウォッチは、時代を象徴するBeta21ムーブメントを搭載した、かつてブラックタイウォッチと呼ばれたモデルでした。大胆で力強い45mm径のクッション型ケースに、シグネチャーのゴドロン装飾が優雅にあしらわれたデザインで、世界中の時計愛好家にとって憧れのウォッチとなりました。

今日、アンディ・ウォーホル美術財団との正式なライセンス契約に基づく新たなコラボレーションにより、ピアジェと財団はこの時計の正式な名称を「アンディ・ウォーホル ウォッチ」に変更しました。この期待に満ちたパートナーシップを祝う最初のウォッチは、現代的なデザインで再解釈された「アンディ・ウォーホル クル・ド・パリ ウォッチ」です。ケースに施された輝くクル・ド・パリ仕上げが特徴的です。

「アンディ・ウォーホル美術財団は、ウォーホルの名を持つウォッチを通して、ウォーホルとピアジェの絆を称えることができ、大変嬉しく思います。このウォッチは、その名前が示すように、時代を超えた、アイコニックで独自の精神を体現しています。」とアンディ・ウォーホル美術財団
ライセンス、およびマーケティング、セールス担当ディレクター、マイケル・デイトン・ハーマンは言います。
「アンディ・ウォーホル美術財団のピアジェへの信頼は、メゾンとアンディ・ウォーホルとの深く誠実な関係を明確に示すものであり、大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。誰からも愛される、この極めてユニークなタイムピースの新たな時代が始まります。」とピアジェCEO、バンジャマン・コマーは言います。
アイコンの再構築
ウォッチ製造における最も洗練されたエレガントな装飾技法のひとつであるクル・ド・パリ(別名ホブネイル)は、小さなピラミッド型の四角形が並ぶジュエリーのようなパターンを特徴とするギョーシェ模様です。この装飾はピアジェのDNAにしっかりと組み込まれており、1970年代には丸型のウォッチからさまざまな形状のデザインに至るまで、最もスタイリッシュなモデルに施されていました。しかし、アイコンを扱うことは決して容易なことではありません。ピアジェの「最高を生み出すアトリエ」は、アンディ・ウォーホル ウォッチのホワイトゴールド製ケースに施すクル・ド・パリ仕上げの開発と完成に10ヶ月を費やしました。元々の特徴的なゴドロン装飾を思い起こさせるこのデザインの課題は、クッション型のケースにありました。クル・ド・パリモチーフは、平面ではなくカーブを描く丸みのある面に、手作業で丹念に仕上げなければならないだけでなく、本来のゴドロン装飾と同じように、繊細な層の重なり、幻想的な光の効果、そして魅惑的な芸術性を実現しなければなりませんでした。
この仕上げを引き立てているのが、他に類を見ないブルーのメテオライト文字盤です。鮮やかな色合いと独特の輝きを持つメテオライトは、ピアジェのシグネチャーであるオーナメンタルストーンを使用したデザインを反映しており、メゾンが特別なクリエイションのために厳選した素材です。ブルーのメテオライトが、アンディ・ウォーホルの新作ウォッチに、希少性と際立った個性を添えています。デザインの独特な個性を引き立てるヴィンテージ風の最後の仕上げは、ドーフィン針と洗練されたインデックスです。
新たなクル・ド・パリ装飾と大胆なヴィンテージスタイル、そして501P1自社製自動巻ムーブメントを搭載した、新しい「アンディ・ウォーホル クル・ド・パリ ウォッチ」は、コレクションの中で自然な存在感を放ちます。それは、バゲットカットのエメラルドが珪化木の文字盤を彩る2023年のハイジュエリー「メタフォリア」、マラカイトとブラックの文字盤を持つピンクゴールドモデル、そしてWatches and Wonders 2023のピアジェブースのソサエティ バーに展示された、アンディ・ウォーホルのユニークな 10本のプライベート・コレクションなど、極めて限られた作品しか存在しないコレクションに新たに加わった、フレッシュで現代的な作品です。
(C)Leonardo Cendamo

アンディ・ウォーホルとピアジェ
1973年、アンディ・ウォーホルはピアジェのブラックタイを手に入れ、彼が所有していた他の6本のピアジェウォッチに加えました(そのうち4本は現在ピアジェプライベート コレクションに保存されています)。アンディ・ウォーホルは、1979年にニューヨークでイヴ・ピアジェと出会い、メゾンにとって大切な友人となりました。
アンディ・ウォーホルはピアジェ ソサエティの常連メンバーであり、イヴ・ピアジェとともにニューヨークやパームビーチで開催される華やかなイベントに足を運びました。
二人はまた、スタジオ54やシェ・レジーヌに集う「beau monde(美しい人々)」たちと過ごす姿がよく目撃されていました。1983年、イヴ・ピアジェは、ウォーホルが1969年に創刊した「Interview」誌で紹介され、若きアーティストでギャラリーオーナーであるロバート・リー・モリスとの対談が掲載されました。
アンディ・ウォーホルは、まさにピアジェとピアジェ ソサエティの精神を体現する存在です。イヴ・ピアジェとの特別で歴史的な友情は、今日、アンディ・ウォーホル美術財団により認められた関係となりました。
ピアジェについて
ピアジェの独特の魅力はその大胆なスタイルにあります。1874年の創業以来受け継がれるクリエイティビティー溢れるスタイルは、華やかな時計やジュエリーに体現されています。大胆な創造性に対する情熱は、スイスのジュラ山脈にあるラ・コート・オ・フェで生まれました。メゾンの創立者であるジョルジュ=エドワール・ピアジェが、その村にある家族の農場の中に最初の工房を設け、高性能ムーブメントの制作をはじめたのは1874年のことでした。このときから時計職人としてのピアジェの名は広く知られるようになります。パイオニア精神を大切にするピアジェは、1950年代後半に薄型ムーブメントの設計・製造に乗り出しました。メゾンを代表する「アルティプラノ」の礎石となるそのムーブメントはピアジェの代名詞のひとつになり、時計製造の世界に確かな足跡を残しました。同時に、ピアジェは常に創造性と芸術的な価値に重きをおき、ゴールドと色とりどりのカラーの融合、新しいシェイプ、高価な宝石、オーナメンタルストーンの文字盤といったスタイルを受け継いできました。卓越したクラフツマンシップのもと、メゾンは「アルティプラノ」、「ピアジェ ポロ」、「ライムライト ガラ」、「ポセション」、「ピアジェ サンライト」「ピアジェ ローズ」、「エクストリームリー ピアジェ」などの素晴らしいクリエイションを創り続けています。

アンディ・ウォーホル美術財団について
アンディ・ウォーホルは、20世紀を代表するアメリカのアーティストであり、アートを別の観点から見るという挑戦をしました。アンディ・ウォーホル美術財団は、ウォーホルの遺志により1987年に設立されて以来、米国におけるコンテンポラリーアートを支える団体として最前線で活動を続けています。同財団はこれまでに、実験的な作品、認知度の低い作品、挑戦的な作品などを中心に、コンテンポラリーアートの創作、展示、記録を支援するために、約3億ドルの助成金を提供しました。創設者のレガシーを守り、そして強化していくための財団のたゆまぬ努力により、ウォーホルの独創的で開放的な精神は、今後何世代にもわたり視覚芸術に多大な影響を与えることになるでしょう。今回のようなプロジェクトから財団が受け取る収益は、助成金に充てられています。
<製品詳細>
モデル名:Piaget Andy Warhol / ピアジェ アンディ・ウォーホル
9,944,000円(予価)

-素材:クル・ド・パリ仕上げ18Kホワイトゴールド
-ケース径:45mm
-ムーブメント:501P1 自社製自動巻ムーブメント
-文字盤:ブルーのメテオライト文字盤
-防水性:3気圧防水
-ストラップ:ダークブルーのアリゲーターストラップ、18Kホワイトゴールドのアルディロンバックル
問い合わせ先:ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874

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