坂本龍馬の浮世絵に新作登場!“東海道五十三次で蘇る龍馬浮世絵”は2作品が加わり「日本橋」「品川」「川崎」の三部作が勢揃い

2024.10.25 10:30
株式会社版三
令和の版元・株式会社版三が坂本龍馬の子孫とコラボする『浮世絵・龍馬が見た景色』プロジェクトの第二弾・第三弾として龍馬浮世絵「品川」と「川崎」を制作しました。

オンラインショップ・版三 浮世絵工房にて「龍馬が見た景色・品川」「龍馬が見た景色・川崎」を10月25日より予約受付開始いたします
【『浮世絵・龍馬が見た景色』プロジェクトとは】
維新の立役者であった坂本龍馬は江戸時代末期、江戸と故郷・土佐藩や活躍の中心地・京都を往復する際、幾度となく東海道を使っていたことでしょう。江戸日本橋を出発し最初の宿場町品川を超え暴れ川で有名な多摩川を渡り、富士山を超え、沼津、桑名と下っていく旅路・・・。当時、龍馬が見た景色とはどのようなものだったのでしょうか。

まだ写真の無かった江戸時代、それを教えてくれるのは葛飾北斎の「富岳三十六景」や歌川広重の「東海道五十三次」など全国各地が描かれた浮世絵です。特に広重の「東海道五十三次」は風景だけでなく人物も描かれており、当時の風情や人々の様子を伝える資料として大変貴重な存在です。

坂本龍馬の子孫で坂本家10代坂本匡弘氏と、浮世絵の伝統工芸技術を継承するために伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品を企画・制作する株式会社版三(代表取締役 坂井英治)がタッグを組み、浮世絵に幕末の英雄坂本龍馬を再現する取り組みが『浮世絵・龍馬が見た景色』プロジェクトです。坂本家プロデュースのもと浮世絵版元・版三の浮世絵師が江戸伝承の古法で作画し、東海道を駆け抜ける龍馬、そして龍馬が見た景色が令和の時代に蘇ります。

【モチーフは歌川広重の東海道五十三次】
広重の「東海道五十三次」は江戸と京都を結ぶ東海道の53宿に、出発点となる日本橋と京都三条大橋を加えた55図からなる浮世絵で、街道に沿って置かれた宿場の景観や習俗などを描き、四季を織り交ぜた風景の美しさはもちろん、ユーモアあふれる人々の描写やベロ藍を用いた鮮やかな色使いで人々を魅了しました。
『浮世絵・龍馬が見た景色』プロジェクトでは、広重が描いた「東海道五十三次」をモチーフに、東海道の53宿に出発点となる日本橋と京都三条大橋を加えた55図すべての宿場に龍馬を再現した浮世絵をジークレー版画で制作、限定100枚で順次リリースしていく予定です。現在決まっているのは日本橋、品川、川崎、そして53宿以外のスピンオフシリーズとして、龍馬が活躍した高知桂浜、長崎の制作も予定しております。

【使用する版画の和紙を龍馬ゆかりの神社で祈念】
高知県に坂本家の守護神として代々祀られている和霊神社があります。文久2年(1862年)3月23日、龍馬は故郷である土佐藩からの脱藩を決意した際、武運長久を祈願した神社として伝えられています。
神社には坂本家の宝刀が奉納されており、龍馬はここで先祖と朝まで酒を酌み交わし、当時重罪であった脱藩への覚悟を報告したと言われています。
「浮世絵・龍馬が見た景色」に使用する越前和紙は、ここ和霊神社にて坂本家10代目匡弘氏の手により厚くご祈念され、脱藩後縦横無尽に躍動した龍馬のパワーが宿った特別な和紙となっております。
【「浮世絵・龍馬が見た景色」新作の予約受付開始】
現在予約受付中の第一弾「日本橋」は、お江戸日本橋の有名な一枚、歌川広重の東海道五十三次内「日本橋朝之景」をモチーフとして、当時そこに居たであろう坂本龍馬と龍馬の師であり維新の立役者でもある勝海舟の姿を描いています。
そしてこのたび、第二弾「品川」と第三弾「川崎」が新たに登場。オンラインショップ・版三 浮世絵工房にて10月25日より予約受付開始いたします。

第二弾「龍馬が見た景色・品川」のモチーフは歌川広重の東海道五十三次之内「品川 日之出」です。日本橋を出発してから最初の宿場である品川は、旅人にとって活気あふれる場所。吉原に次ぐ遊里としても人気があり、南の遊里とも呼ばれていました。この浮世絵には大名行列のしんがりが描かれており、街道沿いには茶屋や遊里、庶民が大名行列を見渡す姿も見えます。右には八ッ山、左には品川湾が広がり、海には白い帆が広がる爽やかな朝の光景。そんな朝焼けの中、遠くに見える黒船についてペリー提督と談義する坂本龍馬の姿を再現、海外の技術に胸を躍らせている姿を描きました。

第三弾「龍馬が見た景色・川崎」のモチーフは歌川広重の東海道五十三次内「川崎 六郷渡舟」。五十三次の最初の大きな川である六郷川(現在の多摩川)が描かれています。対岸に見えるのが川崎宿で、江戸から離れる哀愁が漂う風景が特徴的です。画面右端には紅色の空に浮かぶように描かれている雪化粧をした富士がひときわ美しく映えます。船を操る船頭や、対岸で船を見つめる裸の男など、人物描写にも独特の魅力がある作品です。
暴れ川として知られた六郷川を渡り、川崎に渡る坂本龍馬と高杉晋作を再現。当時2人が川崎名物であったなら茶飯を食べながら明日の日本を語っていたという伝説があり、「六郷の渡し」に揺られ、大きな志を胸に遠くを見つめている2人の姿を描きました。
浮世絵で蘇る坂本龍馬の姿と龍馬が見たであろう景色を浮世絵らしい遊び心で描いた作品の数々をぜひお楽しみください。
【商品概要】
商品名:龍馬が見た景色・品川【特別額装】
商品名:龍馬が見た景色・川崎【特別額装】
予約開始:2024年10月25日(2024年11月下旬から順次発送予定)
販売価格: 50,000円 (税別・送料別)
販売数:限定100枚
発売元:株式会社 版三
額装サイズ: H約448mm × W約563mm  
素材(額装部分):木材、樹脂、アクリル
和紙(絵):純手漉和紙(越前和紙漉元 岩野平三郎製紙所)
技法:ジークレー版画
装幀:江幡喜之
URL:
オンラインショップ:浮世絵工房 
【株式会社版三について】
来年の大河ドラマで主人公のモデルとなるのが江戸時代の版画のプロデューサー蔦屋重三郎です。重三郎は、江戸時代の版元(出版社)の社長であり、いわばメディア王。当時、遊郭の案内書を作り、次に書店を作り、そして新人作家や浮世絵師を発掘していきます。その後洒落本や版画を出版して大当たりしました。最終的には版元として一流の実績と富を築きましたが、この重三郎の現代版ともいえるのが株式会社版三の代表取締役坂井英治です。
版三には浮世絵を描く絵師や版画を彫る彫師、仕上げの摺師が多く在籍し、今も数多くの版画の製作を手掛けています。

【坂本家十代 坂本匡弘について】
坂本龍馬には子供がいませんでした。坂本家の家督は龍馬の兄である権平が継ぎましたが、龍馬の曾祖父である坂本八平直海から数えて10代目に当たるのが坂本匡弘氏です。
龍馬の子孫として一般社団法人全国龍馬社中(龍馬会)の常任相談役や高知県観光特使、長崎市観光大使などを務め、まさに毎週末日本中を駆け回り、坂本龍馬の志の伝承活動を行っています。またこの春、龍馬の遺志を受け継いだ会社組織、土佐商会株式会社を設立し新たに坂本家公認制度を開始しました。土佐商会株式会社では収益の一部を、上記一般社団法人全国龍馬社中をはじめ坂本龍馬に関する公益的な活動や事業に対して寄付をして参ります。
【坂本家公認制度】
坂本家公認制度とは坂本龍馬に関する商品やサービスのうち、坂本家に伝わる坂本龍馬の遺志、遺徳に相応しいものについて、坂本家十代目当主が責任をもって公認とする制度です。
龍馬の「自忘他利の精神(利他の精神)」を拡げ、皆が笑って暮らせる社会とより良い未来を創るために2024年より開始しました。

【浮世絵・龍馬が見た景色 公認第2号】
坂本家公認制度第1号は、株式会社ヤクルト本社様の「リアル龍馬 CG」となっています。これは、2024年1月から放送されたヤクルト1000の CM で放映された「リアル龍馬」の CGであり坂本家十代目当主である坂本匡弘が監修を行い公認とさせていただきました。

「浮世絵・龍馬が見た景色シリーズ」は東海道五十三次という江戸を代表する浮世絵と坂本龍馬のコラボ作品であることから、第2号公認(製品としては初)とさせていただきました。浮世絵は一枚一枚ナンバリングされており、坂本家公認の証として公認証明書も付いてきます。坂本家として龍馬を守っていくという精神から今後ともこうした形で公認するものが増えていくよう努めて参る所存です。

【浮世絵・龍馬を町興しに使用可能】
完成した浮世絵は、モデルとなった各地域の町興しなどで坂本龍馬の遺志、遺徳に相応しい製品やサービスのみラベルや包装紙、ポスターなどで二次使用が可能です。地域活性のためにご希望の方は下記の方までお問い合わせください。

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