東京沖縄県人会
人間国宝の登場、宮沢和史氏ほか沖縄ポップスの共演、沖縄県うるま市の中高生による感動ステージ「現代版組踊」…、数百年の歴史が織りなす沖縄芸能を一挙に体験!文京シビックホールにて
一般社団法人東京沖縄県人会(東京都中央区, 会長 仲松健雄)は、沖縄の伝統と現代文化が協演する『沖縄芸能フェスティバル2024』を開催いたします。
本フェスティバルは、琉球舞踊や音楽といった伝統芸能ならびに沖縄ポップスの魅力を幅広く発信することを目的とし、毎年開催しています。
今年は人間国宝の大湾清之氏を沖縄から招へいし、同氏には格式高い本場の伝統芸能をご披露いただきます。
また、宮沢和史氏をはじめとする沖縄ポップスや現代版組踊『肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)』のステージも加わり、従来の公演より規模・内容ともにグレードアップした3部構成でお届けします。
日程・場所・チケット情報
ステージ構成(昼・夜ともに3部構成)
1部:【昼の部】琉球舞踊・琉球民謡 /【夜の部】琉球舞踊・八重山古典音楽・八重山民謡
2部:人間国宝 大湾清之氏
3部:現代版組踊・沖縄ポップス
見どころ1.(昼・夜共通)
- 沖縄より招へいする人間国宝・大湾清之氏による歌三線披露
- 東京琉球舞踊協会をはじめとする沖縄伝統芸能継承者が大集結首都圏の沖縄芸能の粋を集めた、数々の舞踊と音楽
- 沖縄県うるま市から中高生50人が上京!現代版組踊『肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)』の迫力あるステージ
- 宮沢和史氏・平川美香氏らによる沖縄ポップス
(第3部は沖縄が誇る演出家、平田大一氏によるプロデュース)
現代版組踊(イメージ)
見どころ2.(昼の部)
- 40人超で舞う琉球舞踊『四つ竹』による華やかで壮大な幕開け
『四つ竹』(沖縄芸能フェスティバル2022より)
見どころ3.(夜の部)
- 沖縄県指定無形文化財 八重山古典民謡技能保持者伊良皆高吉氏率いる「八重山古典音楽協会」による『舞踊斉唱・鷲の鳥節(踊)・鶴亀節』
- 世界中で演奏活動を繰り広げる八重山民謡の第一人者大工哲弘氏率いる「八重山うた大哲会」による『八重山民謡』
大工哲弘氏
その他の催し物
文京シビックホール 大ホール内のホワイエに、沖縄県うるま市の物産販売・観光プロモーションブースをご用意いたします。
ご入場やお帰りの際にお立ち寄りください。
スペシャルニュース
うるま市と文京区が2024年10月13日(日)に、友好都市協定を締結しました。
両自治体のますますの発展を願いお祝い申し上げるとともに、沖縄芸能フェスティバル2024で現代版組踊『肝高の阿麻和利』が上演されることが、友好都市協定を広く周知する機会となるよう東京沖縄県人会としても尽力してまいります。
現代版組踊『肝高の阿麻和利』(イメージ)
主催
一般社団法人東京沖縄県人会
特別後援
沖縄県, うるま市, 東京都文京区, 東京琉球舞踊協会
後援
沖縄タイムス社, 琉球新報社, 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー, 琉球放送, 沖縄テレビ, 琉球朝日放送, 東京久米島郷友会, 板橋区沖縄県人会, 練馬沖縄県人会, 江東沖縄県人会, 関東沖縄関係団体協議会, 東京八重山郷友連合会, 関東宮古郷友連合会, 関東沖縄経営者協会, 関東伊江島城会, 関東伊是名郷友会, 那覇商関東同窓会, 川崎沖縄県人会, 横浜鶴見沖縄県人会, 東京多良間郷友会, 関東伊平屋会, 他
《出演者紹介(抜粋)》
● 大湾清之
1946年読谷村生まれ。歌三線や笛の奏者として長年活動を続け、後進の育成にも尽力。
2023年、高度な演奏力のみならず琉球古典音楽安冨祖流の理論に関する研究成果が評価され「琉球古典音楽」の重要無形文化財保持者(人間国宝)として認定される。
2024年に第60回琉球新報賞を受賞。
● 宮沢和史
1986年にTHE BOOMのボーカリストとしてデビュー。沖縄に対する深い愛情を持ち、地元アーティストとのコラボレーションや地域イベントへの参加を通じて、沖縄の音楽シーンに多大な影響を与え続けている。三線の棹(さお)に使われる黒木(くるち)を育てる「くるちの杜100年プロジェクト」の名誉会長も務めている。
● 平川美香
1984年うるま市生まれ。釣具を抱えた青ひげのキャラクター「平川のおじさん」を生み出したユニークな一面と高い歌唱力で注目を浴びる。高校野球の応援歌としても人気の『ダイナミック琉球』のリリースにより、その実力を更に知らしめた。本フェスティバルでは現代版組踊『肝高の阿麻和利』とのコラボレーションで『ダイナミック琉球』を披露する。
《組踊(くみおどり)・現代版組踊について》
● 組踊
「台詞」「音楽」「舞踊」によって構成される沖縄独自の歌舞劇。
琉球王国時代に首里王府が中国からの皇帝の使者である冊封使を歓待するため、1719年に冊封の儀で初めて上演される。
1972年の日本復帰と同時に国の重要無形文化財に指定され、2022年にユネスコの無形文化遺産に登録。
● 現代版組踊
沖縄の伝統芸能「組踊」の様式をベースに、現代的な「音楽」「舞踊」「台詞」の3つの要素で構成された舞台様式。
1999年、沖縄県うるま市(旧勝連町)での現代版組踊「肝高の阿麻和利」の初演をきっかけに誕生した。
中高生を中心とした地域の若者達が演じ、地域の大人達が出演者を支える「子どもと大人が参画する活動」であることが大きな特徴。(現代版組踊推進協議会ホームページより一部抜粋)
一般社団法人東京沖縄県人会について1956年に結成。当時、沖縄現地はもとより本土においても沖縄の復帰、土地の強制収用反対運動が高まるなか、東京沖縄県人会は沖縄現地の活動と連携して米政府および日本政府、国会に陳情する運動を繰り返しました。
復帰後も膨大な軍事基地の縮小撤去を活動方針の一つに掲げつつ、次第に会員同士の親睦・交流にもウェイトが置かれるようになりました。
長年にわたり芸能フェスティバルなどのイベント開催を続けており、東京で沖縄文化を広める役割も担っています。
2024年4月に法人化し、一般社団法人東京沖縄県人会となりました。
- 所在地:東京都中央区八重洲2-11-2 城辺橋ビル2F
- 電話:03-3281-4320
- 公式ウェブサイト: