「千葉国際芸術祭2025」ティザーサイト、ロゴ、プレ会期企画を発表! ~アーティスト公募「ソーシャルダイブ」ほか、各プロジェクトが始動~

2024.10.21 11:00
合同会社コマンドA
人口98万人の政令指定都市「千葉市」を舞台に、トリエンナーレ形式の芸術祭が始動。総合ディレクター・中村政人(アーティスト/東京藝術大学副学長)のもと、市民参加企画を展開。(千葉国際芸術祭実行委員会)
2024年10月21日、2025年4月に開幕する「千葉国際芸術祭2025」(主催:千葉国際芸術祭実行委員会(※1)、運営委託:合同会社コマンドA)は、公式ティザーサイトを開設し、ロゴマーク及びコンセプト、プレ会期プログラム、公募情報等を発表しました。

千葉国際芸術祭は、千葉県の県庁所在地であり、98万人の市民が暮らす政令指定都市でもある「千葉市」を舞台に展開する、トリエンナーレ形式(※2)の市民参加型芸術祭です。
総合ディレクター・中村政人(アーティスト/東京藝術大学副学長)のもと、「新たな文化の創造と魅力の発信」「地域への関心や関わりの醸成」「多様な主体の尊重と繋がりの創出」を目的に掲げ、市民参加型の芸術祭として開催。2023年12月より始動したプレプログラムも含め、市内各地で体験型の「アートプロジェクト」を展開することで、人々が地域に関わりながら創造性を発揮する機会を提供します。

※1: 千葉国際芸術祭実行委員会は、千葉市、公益法人、大学、商工会議所、地域の企業等からなる組織
※2:「トリエンナーレ形式」とは3年に1回開催される国際芸術祭の開催様式のこと
「千葉国際芸術祭2025」プレ会期プログラムの様子


■千葉国際芸術祭2025概要
- 名称: 千葉国際芸術祭2025

- 会期:
[プレ会期1]2023年12月~2024年3月
[プレ会期2]2024年10月~2025年3月
[本会期]2025年4月~12月([コア期間]2025年9月下旬~11月下旬 )

- 総合ディレクター:中村政人(アーティスト/東京藝術大学副学長・教授)

- 主催:千葉国際芸術祭 実行委員会
※令和6年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業


■千葉国際芸術祭2025 ティザーサイト及び SNS
- ティザーサイトURL:
- X(旧Twitter):
- Instagram:
- Facebook:
■ロゴマーク及びコンセプト
ロゴマークはひらがなの「ち」をモチーフに、しなやかでありながら力強く、なおかつ親しみが抱ける姿を目指しました。コンセプトの「ちから、ひらく。」は、「“ち”から、ひらく」と「ちから(力)、ひらく」のマルチミーニング(複数の意味を持つ言葉)になっています。芸術祭を通じ、千葉の「地」からもの・こと・ひとをひらくこと。多様な「ち」(千葉、地、力、知、宙、超、智…etc.)から創造活動をはじめること。千葉のひとびとの「ちから」が開花すること。ロゴおよびコンセプトには、千葉市国際芸術祭で実現したい複数の夢を込めました。
ロゴの展開イメージ

■アーティスト公募「ソーシャルダイブ」(2025年1月5日〆切)
千葉国際芸術祭2025では、出展アーティストの一部を公募により選考します。本日2024年10月21日より、アーティスト公募企画「ソーシャルダイブ」において、海外在住・外国籍のアーティストや、千葉市にゆかりある若手アーティストの募集を開始しました。「ソーシャルダイブ」とは、千葉県千葉市のまちなかにアーティストが滞在し、作品制作を通して、地域の魅力や新しい価値を発見する公募プロジェクトです。選出されたアーティストには、作品展示はもちろんのこと、様々な形でのサポートを提供します。

1. 部門・入選数
[部門1] 海外在住の外国籍のアーティスト 9名(組) ※年齢制限なし
[部門2] 千葉市在住、在勤、在学、出身等市にゆかりのある若手アーティスト 5名(組)※2025年3月末時点で40歳以下 ※国籍問わず
※両部門とも個人またはチームでの参加可
2. 公募スケジュール
- 募集期間:2024年10月21日(月)~2025年1月5日(日)

- 審査発表:
[部門1]2025年1月31日(予定) 
[部門2]一次審査発表 2025年1月31日(予定)/最終発表 2025年2月末


3. 最終選考を通過したアーティストに提供されること
- 「千葉国際芸術祭2025」の出展作家として、会期中にアートプロジェクトを実施・発表できる機会

- 作品制作/アートプロジェクト実施に関わる制作費 ※上限あり
[部門1]アーティストの往復渡航費(居住国・日本間)の支給と宿泊施設の提供 ※上限あり(アーティストユニットの場合の増額なし)
[部門2]交通費は制作費に含む。滞在費の支給は事務局との相談の上で必要額を提供 ※上限あり(アーティストユニットの場合の増額なし)
■教員作品を展示する「先生たちのアートアンデパンダン展」(2024年12月23日〆切)
また、現在、千葉市内の全学校教員を対象とした「先生たちのアートアンデパンダン展」でも出品作品を募集しています。「アンデパンダン展」とは、ジャンルを問わず、どなたでも作品を発表できる展覧会です。2025年の本会期では子どもから大人まで、千葉市に在住・在勤・在学されている方、千葉市出身の方々などを対象にしたアンデパンダン展の開催を予定しており、プレ企画として、まずは千葉市の全教員のみなさんを対象にした「先生たちのアートアンデパンダン展」を開催します。

1. 募集期間
2024年9月2日(月)~12月23日(月)

2. 募集対象
千葉市内の小・中・高・特別支援学校の教員(教科、国籍、常勤・非常勤問わず、退職教員も大歓迎)による作品
※絵画・彫刻・写真・デザイン・メディアアート・インスタレーション・工芸・文芸・書・音楽・ダンス・演劇等の舞台芸術まで、旧作・新作問わず幅広いジャンルで出品いただけます。応募いただいた全作品を展示いただけます。
3. 展示・発表
2025年2月17日(月)~3月4日(火)予定、会場 :きぼーるアトリウム ほか

■2024年度のプレ会期プログラム
千葉国際芸術祭2025では、本会期前のプレ会期からさまざまなアートプロジェクトを始動します。詳細は公式サイトでも随時公開・報告していきますのでぜひご覧ください。
事業実施スケジュール:プレ期間からアートプロジェクトを実施することで、本会期を盛り上げる


*プレ会期プログラム ラインナップ(※プレ会期第2弾)
- 「ラウンドテーブル02」(日時:2024年10月26日(土)、会場:アーツうなぎ)
- 「かえっこバザール in 花見川団地」(アーティスト:藤浩志、日時:2024年11月9日(土) 会場:花見川団地商店街「団地テーブル」)
- 「わたしの千葉市!テーマパークの模型を作ろう!」(アーティスト:栗原良彰、日時・会場:調整中)
- 「まちばのまちばり」(アーティスト:西尾美也、日時:2025年2月予定、会場:西千葉工作室)
- 「天馬船プロジェクト テスト航行」(日時:2024年11月20日(水)※荒天の場合は12月7日(土)に順延、会場:花見川)
プレ会期の様子
プレ会期の様子
プレ会期の様子
■今後について:「市民参加型の芸術祭」として地域の創造性を高める契機に
千葉国際芸術祭では「市民参加型の芸術祭」という新しいスタイルの芸術祭を提案します。アート作品を回遊する「鑑賞型」の芸術祭とは異なり、表現活動や作品制作などのプロセスを含む「アートプロジェクト」に人々が主体的に参加する「体験重視型」の芸術祭です。重視しているのは、一時的な観光集客ではなく、千葉市内外に暮らす人々の創造性を刺激し、中長期的に日常を豊かにすること。千葉国際芸術祭が持続的な文化創造の礎となり、千葉市の「人づくり」「まちづくり」「未来づくり」に寄与することを目指します。本会期のアーティストやプロジェクトラインナップなどは今後随時発表してまいります。ぜひ楽しみにお待ちください。
■千葉国際芸術祭 総合ディレクター・中村 政人(なかむらまさと)]
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授、副学長。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画修了。大韓民国弘益大学大学院西洋画科修士課程。「アート×コミュニティ×産業」の新たな繋がりを生み出すアートプロジェクトを進める社会派アーティスト。2001年第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ、日本館に出品。マクドナルド社のCIを使ったインスタレーション作品は世界的注目を集める。「ヒミング」(富山県氷見市)、「ゼロダテ」(秋田県大館市)など、地域再生型のサスティナブルアートプロジェクトを多数展開。2010~2023年、公設民営のアートセンター「アーツ千代田3331」(東京都千代田区)を運営。2021年から国際芸術祭「東京ビエンナーレ」を立ち上げ、千葉国際芸術祭2025の総合ディレクター、スローアートセンター名古屋の建築監修、ディレクターとして地域の文化芸術活動を推進している。平成22年度芸術選奨受賞。2018年日本建築学会文化賞受賞。




■お問い合わせ先
【本発表に関するお問い合わせ先】
千葉国際芸術祭 広報ディレクター 中田/広報担当 大貫
[MAIL]pr@chiba-triennale.com

【千葉国際芸術祭全体に関するお問い合わせ先】
千葉国際芸術祭実行委員会事務局(千葉市市民局生活文化スポーツ部文化振興課内)
〒260-8722 千葉県千葉市中央区千葉港1-1
[MAIL] chiba-city-triennale@city.chiba.lg.jp
[TEL]043-245-5261

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