”2025年カレンダー”をメインリターンにして私自身の活動を支援していただくプロジェクトです。自己紹介
ニューヨークでフォトグラファーをしておりますTriangle NYの植山 慎太郎と申します。
クラウドファンディングプロジェクトは今年で5年目になります。プロジェクトを始めようと思ったきっかけは、2020年3月22日(日)からコロナ禍でニューヨークがロックダウンし何も出来なかった時期でした。この時、撮影の仕事も一気に失った私ですが、今まで撮影したこの街の写真で「ニューヨークに来たくても来れない人々を元気に出来るのでは?」と知人からアドバイスをいただきクラウドファンディングを立ち上げるきっかけとなりました。特に私が2011年から撮り続けている”月とニューヨーク”をテーマにした写真を日本の皆さまに見ていただきたいとカレンダーや、デジタルフォト、フォトキャンバス、など色々なリターンを考えプロジェクトに入れました。今回もニューヨークのカレンダーがメインのリターンですが、普段見れないようなニューヨークをご覧いただき”旅をしている”ような雰囲気を味わっていただければ幸いです。
参考までに、2020年3月~2021年3月までのニューヨークの1年を【コロナ禍 ニューヨークの1年】と題して撮影した写真などで記録した動画がございますのでよろしければご覧ください。
⇒
普段の活動
普段はニューヨークをベースにポートレート・ウェディングフォト・ファミリーフォト・イベント・講演会・料理撮影など幅広く活動しております。
Youtube動画リンク
ウェディングフォト・ファミリーフォトなど
⇒
また、アーティスト活動としては「月とニューヨーク」をテーマに2011年からニューヨークに昇る”スーパームーン”を追い続けている”スーパームーンフォトグラファー”です。
”月とニューヨーク" をテーマにしたYoutube動画
⇒
他、私のウェブサイトなどはこちらからご覧ください。
ニューヨークという街と写真
ニューヨークという街は私にとって初めての海外生活の場でした。それまで海外にはそう多く行く経験がなかったこともあり、慣れないことが多く、異文化を受け入れることに戸惑う場面がありました。しかし、そんな時でも街を見渡してみるとフォトジェニックな場所が多く、この街に住むようになってから「写真を撮りたい!」という気持ちが強く沸き上がるようになりました。そして、写真を撮ることを始めたのが2010年。見るもの見るものを撮り続けていく内に、この街に住む戸惑いなどとは違った美しい風景の街が好きになり、この街にしかないものが数多くあることを写真を通して学びました。また、たまにしか帰れない日本も大変恋しく感じます。写真を通して季節を感じるという想いで活動しておりますと、日本人として四季折々の瞬間をニューヨークでも敏感に感じるようになります。元々写真を始めたきっかけはニューヨークの風景写真を撮り始めること。徐々にそこへ季節を感じるものをフレームに入れてゆくという”サブテーマ”を足し、より魅力的な1枚を創れないか?とフォーカスするようになっていきました。今は季節が移りゆくこの街を撮り続けることも一つのテーマとなっています。
そういう活動の成果で地元ニューヨークの新聞でもよく取り上げていただいております。
この1枚は2024年、ニューヨークで観測された部分日食のカットになります。
ブログリンク ⇒
こちらの1枚は独立記念日で撮影した花火の1カットになります。
ブログリンク ⇒
また、国際写真コンテストでも4年連続で賞をいただくようになりました。
PX3 Prix de la Photographie, Paris"(Paris Photo Prize) 2024
ブログリンク
⇒
PX3 Prix de la Photographie, Paris"(Paris Photo Prize) 2023
ブログリンク
⇒
TIFA Tokyo International Foto Awards 2022
ブログリンク
⇒
IPA International Photography Awards 2022
ブログリンク
⇒
IPA International Photography Awards 2021
ブログ記事
⇒
”ニューヨークのカレンダー”として
ニューヨークにお越しになった方で「お土産にカレンダーでも買って帰ろうかな?」と考えた方もいらっしゃると思います。私もこの街に住んでいて、やはりカレンダーが欲しくなり書店やインターネットで探したりします。色々探している内にひとつ気づくことがあります。それは、「ニューヨークのランドマークが写されているだけのカレンダー」です。ランドマークは違えど、見ている内にもう少し魅力的のあるカレンダーはないのか?と感じることがあります。
そこで、私はランドマークだけをメインに大きく取り上げるという方法でなく、ランドマークを取り上げつつもカレンダーをご自宅などで飾り、毎日見てもらう魅力的な1冊になるよう”3つのテーマ”を入れるようにしました。
1.ニューヨークの季節感を入れる
これは先程も冒頭でお話したように「日本人として四季を感じる1冊に出来ないか?」と、季節を何枚か入れるようにしています。2025年のカレンダーでは1月、3月、6月、7月、10月、12月になります。
1月 White Field Hudson River
この1枚は2015年2月の朝です。10年前、ニューヨークで寒い時期が続くと、名物のようにHudson川を下ってくる流氷が見受けられました。ここ最近大雪が降る日もありますが、流氷も見かけませんし、長く寒い日々が続くという状況は少なくなってきている気がします。
3月 Arrival
“春の訪れは色から始まる“というイメージを1枚で表現してみました。誰もいないニューヨークの朝、赤い蕾が美しく一面に広がる枝、まだ肌寒い空気感などから”これから始まる春“を感じていただければ幸いです。
6月 I CHI RI N
セントラルパークの有名なスポットベセスダテラス前の噴水。そこに咲き始める1輪の水連。小さくとも、この一輪が凛と咲いているだけで池が美しく見えた瞬間でした。
7月 Independence Day
アメリカの独立記念日に打ち上げられる花火はニューヨークの周りでも多く見られます。今年はOne World Trade Centerと合わせてみました。大きな音と共に打ち上がる花火、それを盛り上げる周りの人々。独立記念日にしか味わえない夏の夜を感じてください。
10月 Autumn Haze
ダウンタウン、旧市庁舎の周りに染める秋色、靄がかかる冷たく白い空気、まだ明かりが灯っていないクラッシックな街灯。少しセンチメンタルな気分にさせる黄昏近くの時間です。
12月 “Vintage train is coming to town”
このタイトルは“Santa Claus is Coming to Town”の曲タイトルとオーバーラップさせて名づけました。クリスマスの時期にVintage Trainが走るハーレム。雨の質感、クリスマスリースを飾った古い列車、この列車が緑で1Trainの赤という文字が写真内の色をクリスマスイメージにしてくれました。
2.その時代に起こった出来事などを入れる
ニューヨークという舞台で日々起こる偶然や奇跡、中々普段見ることができない一瞬を入れるようにしています。カレンダー作りは少々時間がかかる為、直近に起こった出来事をすぐに印刷することは出来ないのですが、ここ数年で起こったこと、中々見れない光景などを入れるようにしています。今回製作するカレンダーでは表紙、4月、5月になります。
表紙 Rainy Blue
雨が降る何気ない夕暮れのWest Village。この1枚には“失われた時代”が映っています。かつてそこに存在した店はもうそこには無く、またニューヨーク市内から路上公衆電話は撤去されました。“何気ない日常“が”もう戻れない過去“に変わった1枚です。
4月 Solar Eclipse 2024
2024年4月、ニューヨークで起こった約90%の皆既日食現象。この時は太陽が月に隠れてくるとひんやり寒く感じ、中々経験できないひとときを過ごしました。次にニューヨークで皆既日食が観測できるのは55年後の2079年、人生で2度見れたらラッキーですね。
5月 A News Stand
ニューヨークの街角のあちらこちらにキオスクは普通にありますが、このキオスクは何か変わっていませんか?そうです、手作り感満載の可愛い木造キオスクです。ニューヨークを歩いていると実に様々なものを見かけます。
3.「月とニューヨーク」をテーマにした写真を入れる
こちらは私が2011年から撮り続けているテーマです。スーパームーンを入れる時もありますし、私がこだわって撮影した月の作品の時もあります。今回制作するカレンダーでは、2月、8月、9月、11月になります。
2月 Snow Moon Dusk
2020年2月のSnow Moon。夕暮れ染まる京藤のような空、昇りゆく月、それをエンパイアステートビルの屋上から楽しむ観光客。COVID19外出禁止令が出る前のニューヨークになります。
8月 Supermoon 2023
このSupermoonはSeasonal Blue Moon 2021を除けば3年ぶりのBlue Moon。前回のBlue Moon はコロナ禍の2020年10月31日でした。この夜はエンパイアステートビルと重ねたくその日の為に下見にも行き、万全で挑んだのですが、雲だけは何ともしようがなかったです。あと少しでエンパイアステートビルと重ねられたのに...と。それでもこの雲をかき分けて出てきた3年ぶりのSuper Blue Moonは淡い色で美しくそこにいる人達を魅了してくれました。
9月 Never Yield
2021年9月11日、マンハッタンの夜空に作られたインスタレーションは、20年間に渡って9.11の国際的に強力なシンボルと三日月のコラボレーションになっています。"Tribute in Lights"を見た人は皆、そこに異なる意味を見ているようでしたが、三日月がちょうど2つの光の間に入った瞬間、私は一人一人と個人的な繋がりを感じました。この瞬間は、テロに決して屈しない新しい時代の始まりのイメージとして私の心に刻まれてました。尚、この1枚はパリの国際写真コンテストに入賞した作品です。
パリの国際写真コンテストに入賞ページリンク
⇒
11月 White Thread in Magic Hour
さそり座の新月が過ぎ、月齢1の繊月を自由の女神と合わせた作品になります。日没後から37分間だけ見える月、探すのに非常に苦労しましたが、何とか捕えることが出来ました。
資金の使い道
プロジェクトで集まった資金は制作携わる資金とさせていただきます。カレンダーやキャンバスのデザイン費+製作費(約19万円)、輸送資金(約5万円)、人件費(約2万円)、及び、CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料(17%+税金)にする予定です。今回のプロジェクトで「ニューヨークにこういった活動をしている日本人フォトグラファーがいるのだ」と気づいていただき、私の活動が皆さまの励みになれば大変嬉しい限りです。
リターンについて
2024年12月からデジタルリターン発送予定、及び1現物リターンの製作及び発送予定です。
実施スケジュール
2024年10月:クラウドファンディング実施
⇓
2024年11月:クラウドファンディング終了
⇓
2024年12月:デジタルリターン発送開始、
現物リターン商品製作及び発送開始、及び配送などの手続き開始
最後に
冒頭でも申し上げたように、2020年のCOVID19パンデミックから始めたこのプロジェクトが今年で5年目になりました。私自身もコロナ禍前と比べての数々の体調の変化、また手術での体力の衰えなど、この街で生きてゆくタフさを日々感じ活動しておりますが、カレンダーの1ページを開いて”普段見ることが出来ないようなニューヨーク”をご覧いただき元気になってもらえるきっかけの一つになれば大変嬉しく思います。そういったサポーターの方々の気持ちを大切にし「もう1歩先へ…」進む気持ちを持ち続け、またそれが新たな生活の潤いの一つになるというスパイラルが出来上がっていくことを願っております。
是非ともご支援よろしくお願い致します。
今はまだ中々落ち着かないのですが、将来日本で写真展開催を考えております。ご興味ある方はリターン選択時に「備考欄」に「展示化のお知らせください」と一言入れていただき、お名前・ご連絡先(Eメールアドレスなど)をお書きください。私のウェブサイトからでもご連絡できますので、ご覧くださいませ。