国内初!カラダの老化を知り、若返りにつなげる検査「エピクロック(R)テスト」本日10/15(火)から提供開始

2024.10.15 18:30
株式会社Rhelixa
株式会社Rhelixa(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:仲木 竜、以下「当社」)は、世界的に高まる老化抑制への関心を受けて、生物学的な老化を知り、若返りに向けた具体的なアクションプランを提案する新しい検査「エピクロック(R)テスト」を、本日2024年10月15日より、日本国内で初めて全国の提携医療機関を通じて提供開始いたしました。

エピクロック(R)テストの概要
エピクロック(R)テストは、グローバルでスタンダードとなりつつある、エピジェネティクスの情報からカラダの老化具合や老化の進行速度を「見える化」する次世代の生物学的年齢検査です。生物学的年齢は「暦年齢(誕生からの経過年数)」と異なり、見た目の若々しさや健康寿命、加齢に伴う疾患リスクを反映した年齢として捉えられています。
本検査サービスでは、少量の血液から、生物学的年齢や老化スピード、その他の20項目以上の健康指標を提供します。さらに、最新の長寿科学のエビデンスや、検査を受けた方の生活習慣に基づき、効率的に老化を遅らせ、生物学的な若返りを実現するための具体的なアクションプランを提案します。
エピクロック(R)テストの検査メカニズム


【従来の遺伝子検査との違い】
従来の遺伝子検査はゲノム・遺伝子の構成(DNAの塩基対の順序)を解析して、先天的な体質や特定の病気の発症リスクを解析する検査です。ゲノム・遺伝子の構成は生まれながらにして決まっているため、何度受けても検査結果が変わることはなく、一生に一度の検査が一般的です。一方で、エピクロック(R)テストは、後天的な要因で変化するエピゲノムのパターンを解析する検査であるため、検査を受ける方の生活習慣やストレスなど、老化への影響を評価します。そのため、行動改善による老化抑制の効果を確かめながら、半年に1回程度の受検を推奨しています。

エピクロック(R)テスト 製品紹介
▮老化の進行状況がわかる
現在の老化進行度(エイジギャップ)や老化スピード(1年の間に何歳分の歳をとっているか)を把握できます。
検査結果イメージ(エイジギャップと老化スピード)

▮老化の原因となる20項目以上の健康指標の結果がわかる
生物学的な老化の原因となる、生活習慣に関する指標や血液中のタンパク質の指標について、エピジェネティクスに基づく評価結果を把握できます。
検査結果イメージ(生活習慣関連指標と血中タンパク指標)

▮抗老化のための具体的なアドバイス
最新の長寿科学に基づく、老化抑制のための具体的な行動を提供します。
抗老化アクションプランのカテゴリ

【検査医療機関】
当社の提携医療機関で検査を受けられます。(

【販売価格】
価格は取り扱い医療機関により異なるため、詳細は各医療機関へお問い合わせください。
【販売計画】
2025年10月末までに全国200の医療機関と提携し、1年間で2,000件の検査販売を計画しています。

エピクロック(R)テスト特設ページ:
エピクロック(R)事業について
 世界保健機関(WHO)が30年ぶりに国際疾病分類(ICD)を改定し「老化関連の(aging-related)」という新たな分類コードが追加されたように、近年、老化の捉え方に大きな変化が生じています。「老化は加齢とともに避けられない現象である」という従来の通念から「老化は予防や治療が可能なもの」との認識が広がり、長寿科学の発展とともに、老化の根本的な予防や治療に向けた試みが世界中で加速しています。

このような背景から、当社は2023年11月より「老いを恐れない社会の実現」を目指すエピクロック(R)事業を開始いたしました。本事業は、独自の生物学的年齢評価技術を起点として、1.生活習慣の改善や特定の介入がもたらす抗老化効果を評価する研究支援サービス、2.企業・研究機関との連携を通じた新規抗老化ソリューションの開発、3.カラダの老化具合と抗老化に向けたアクションプランを提供する一般向け検査サービス、などを行う事業です。
科学的根拠について
エピゲノムは、加齢や環境に応じて変化するほか、細胞の老化と密接に関係していることがわかっています。また、代表的なエピゲノムである「DNAのメチル化」は、遺伝子のはたらきをスイッチのオン・オフのように制御する役割を果たすことから、別名「DNAスイッチ」とも呼ばれています。本サービスは、複数の学術論文で確認された手法に基づいており、DNAメチル化解析の分野で最先端の技術を使用しています。さらに、当社では日本人に適した年齢評価モデルを開発し、高い生物学的年齢評価精度を実現しました。詳細は下記のプレスリリースを参照ください。
国内初…日本人に最適化された第2世代エピジェネティック・クロックを用いた検査として(※特許出願済み)。第1世代エピジェネティック・クロックは暦年齢を予測するように訓練されたアルゴリズムです。一方で、第2世代エピジェネティック・クロックは、同じ暦年齢の生体が持つ健康リスクや生理的状態の違いを説明するメチル化パターンも計算に含まれるという点において優位性があり、生物学的な老化の進行度をより正確にとらえることができます。
株式会社Rhelixaについて
当社は、「生命科学に寄り添い、未来を豊かに」をミッションに掲げ、エピゲノム解析のリーディングカンパニーとして、オミクス情報を独自の技術とノウハウで解析し、お客様の研究を支援してまいりました。これまでに支援してきた研究プロジェクトは10,000件を超え、多くの研究・開発の効率化と精度向上に貢献しています。今後は、エピクロック(R)事業を通じて、「老いを恐れない社会」の実現を目指し、健康寿命の延伸を通じた豊かな社会の実現に貢献してまいります。

【企業概要】
会社名 株式会社Rhelixa(レリクサ)
所在地 東京都中央区入船三丁目7番2号 KDX銀座イーストビル5F
代表者 代表取締役CEO  仲木 竜
事業内容 
1.オミクス解析の受託およびコンサルティングサービス
2.医学生物学研究支援クラウドサービスの開発・運営
3.抗老化に関する研究開発およびサービスの提供
資本金 5億8900万円(資本準備金を含む)
設 立 2015年2月
株式会社Rhelixa  公式HP 
株式会社Rhelixa  採用HP 
エピクロック(R)  公式HP 
【用語解説】
生物学的年齢:
生物学的年齢は、身体の細胞や組織の状態に基づく年齢であり、暦年齢(誕生からの経過年数)とは異なる概念です。生物学的年齢は、ヒトの見た目や健康寿命、さまざまな加齢性疾患のリスクなどを反映する年齢として捉えられています。

抗老化:
身体の老化に抗うことを指します。英語圏では「アンチエイジング(Anti-Aging)」という表現だけでなく、長寿を表す「ロンジェビティ(Longevity)」や、老化が可逆性を持つことが科学的に実証されているため「若返り」を表す「リジュビネーション(Rejuvenation)」や「リバースエイジング(Reverse Aging)」といった表現も近年多く用いられています。老化の予防や治療は、特定の一つの疾患ではなく、多くの慢性疾患を一度に予防することに繋がるため、抗老化を目的とした研究開発投資や事業投資は世界中で急拡大しつつあります。

国際疾病分類(ICD):
国際疾病分類(ICD)は、世界保健機関(WHO)が発行する、疾患や健康に関する問題を系統的に分類したものです。全世界の医療機関や研究者が共通の言語で疾病を認識・報告するための基準として使用されており、医療政策の策定や研究の方向性を決定するための重要なシステムです。近年、老化を病気の一種と結論付ける研究成果が多数発表されています。加齢関連疾患が死因に大きく関与している事実があるにも関わらず、従来のICD-10には老化を示すコードが存在しなかったため、2019年に30年ぶりに見直されたICD-11では「加齢関連の(aging-related)」というエクステンションコードが新設されました。

エピゲノム:
ゲノムは、DNAに含まれる塩基という物質の並び順(「塩基配列」と呼ばれる)で規定されており、塩基配列は先天的に決まっています。一方、塩基配列そのものは変化しなくても、遺伝子の使われ方は細胞や組織の機能や環境に応じて後天的に変化します。このように、塩基配列を変化させずに、遺伝子の使われ方を調節する仕組みを「エピジェネティクス」と呼び、エピジェネティクスを規定する情報の集まりを総称して「エピゲノム」と呼びます。

加齢性疾患:
加齢にともない罹患率や有病率が増加しつづける疾患の総称です。がん、認知症、糖尿病など、ほとんどの慢性疾患や症状の危険因子は加齢と、加齢に伴う細胞・組織の老化であるため、老化の予防や治療により、多くの疾患のリスク低減に繋がることが期待されています。

DNAメチル化:
DNA中のCpGサイトと呼ばれる特定の領域にメチル基という小さな分子が結合する生体内の現象です。DNAメチル化は、遺伝子発現のオン/オフを制御する役割を果たすことから、「DNAスイッチ」とも呼ばれます。DNAにみられる様々なメチル化パターンは、老化や健康上のリスクと密接に関係していることがわかっています。

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