オフィス向け体験型コミュニケーションパッケージ「City Farming（シティファーミング）with Okamura」のサービス提供を開始

株式会社オカムラ
オフィス空間でのいちご栽培を通じてコミュニケーションの活性化を実現

株式会社オカムラ（本社：神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員：中村 雅行）は、日販グループホールディングス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役会長：吉川 英作、代表取締役社長：富樫 建）のグループ会社である日本出版販売株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：奥村 景二、略称：日販）と共同開発したオフィス向け体験型コミュニケーションパッケージ「City Farming（シティファーミング）with Okamura」のサービス提供を2024年9月より開始します。


「City Farming with Okamura」は、日販が運営する年間を通して毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供するサービス「City Farming」とオフィスにおいてさまざまな働く場の提案を行ってきたオカムラの共同パッケージです。オフィス空間でのいちご栽培という共同体験による新たなコミュニケーションを醸成します。オフィスへの「City Farming」の導入を起点に、オカムラがその空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングを行います。導入後の効果の最大化に向けた運用のフォローやアップデート、メンテナンスまでトータルでサポートします。ショーケースの筐体はオカムラの商環境事業の製品である冷凍冷蔵ショーケースの製造技術を生かして製造しています。企業間・企業内共創の取り組みによりパッケージの開発が実現しました。
オフィス空間でのいちごのお世話という共同体験を通じて従業員同士・部門を越えたコミュニケーションを活性化し、誰もが活き活きと働くことのできるオフィスの実現に貢献します。

近年、企業における人的資本経営や健康経営が広まる動きの中で、従業員のウェルビーイング（身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること）が注目されています。
オカムラは、心と体の調和が取れ、活力が向上している状態を「WELL at Work（ウェルアットワーク）」とし、その実現をサポートするために、従業員がパフォーマンスを最大限に発揮しそれぞれの働きがい向上を目指すための空間づくりや働き方の提案をしています。
また、オフィス出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークの浸透により、コミュニケーション不足を課題とする企業が増えており、オフィスにはコミュニケーションを促す環境が求められています。

日販とオカムラがコラボレーションすることで、日常で多くの時間を過ごすオフィス空間に、毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供する日販のサービス「City Farming」を展開し、オフィスで「City Farming」に関わることを通じて従業員同士のコミュニケーションの活性化を促します。
パッケージの開発に向け、2023年8月5日（土）から9月8日（金）までオカムラのラボオフィス※1「CO-EN LABO」（東京都渋谷区）にて「City Farming」の試験導入を行いました。試験導入後のアンケート調査※2の結果、他部門の人との会話の増加やオフィス環境に対する総合的な満足度の向上、癒しや気分転換になるなどの心理的な効果が確認できました。

日販とオカムラが連携して、農業を身近に感じづらい都市部の企業やオフィスでのコミュニケーション活性化に課題を感じる企業、健康的なオフィス空間づくりに取り組む企業を中心に導入を目指します。
いちごのお世話という共同体験を通じて従業員同士・部門を越えたコミュニケーションを活性化し、誰もが活き活きと働くことのできるオフィスの実現に貢献します。

※1 オカムラでは、新しい働き方や環境を提案・実証する働き方改革の実践の場として、複数拠点でそれぞれ異なるコンセプトを設けた「ラボオフィス」を展開しています。
※2 City Farming『渋谷イチゴプロジェクト』に関する調査/オカムラ調べ（2023年8月・9月 導入前後で実施）


―「City Farming（シティファーミング）with Okamura」の特徴―
「City Farming with Okamura」は、オフィス空間でのいちご栽培という共同体験による新たなコミュニケーションを醸成するオフィス向けの体験型コミュニケーションパッケージです。
日販の運営する年間を通して毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供するサービス「City Farming」のオフィスへの導入を起点に、オカムラがその空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングを行います。導入後の効果の最大化に向けた運用やアップデートまでトータルでサポートします。ショーケースの筐体はオカムラの商環境事業の製品である冷凍冷蔵ショーケースの製造技術を生かして製造しています。

■「City Farming with Okamura」のサービス内容
1．「City Farming」設備の提供
レンタル・購入のどちらも対応可能です。設置後の保守サポート付きです。
コンパクトサイズ（W1880ｘD700ｘH1825 mm）で、100Vのコンセントがあれば導入可能です。
継続的な栽培を可能にするため光源・温度管理・液肥循環などを自動で制御します。

2．栽培メンテナンスサポート
いちごの苗の提供と合わせ、専門スタッフが日々の栽培をサポートします。

3．オフィス運用フォロー
いちごのお世話とコミュニケーションの活性化が効果的にできるようにサポートします。

4．アンケート調査
サービス導入前後でアンケート調査を実施し、効果検証を行います。

5．設置空間の提案
「City Farming」の価値を最大化する空間を提案します。

6．ワークショップ・イベント企画（※オプションメニュー）
より「City Farming」を通じたコミュニケーション醸成を実感できるイベント・ワークショップを企画します。

■オフィスへの「City Farming」の導入により期待される効果
オフィスへの「City Farming」の導入により、コミュニケーション活性化、従業員のオフィス環境に対する総合的な満足度の向上、健康経営の実現といった効果が期待できます。
パッケージの開発に向け、2023年8月5日（土）から9月8日（金）までオカムラのラボオフィス「CO-EN LABO」（東京都渋谷区）にて「City Farming」の試験導入を行いました。試験導入後のアンケート調査の結果、他部門の人との会話の増加、癒しや気分転換になるなどの心理的な効果、オフィス環境に対する総合的な満足度の向上が確認できました。

〈試験導入後のアンケート結果〉
・他部門の人との会話の増加

・癒しや気分転換になるなどの心理的な効果

・オフィス環境に対する総合的な満足度の向上

□City Farming公式サイト　オープンイノベーション

参考
□オカムラ 2023年8月21日 ニュースリリース
都心のオフィスでいちごを栽培　日販City Farming事業×オカムラ　オフィス向け植物工場パッケージの開発をスタート